見出し画像

加納敏彦さん「ゼロから稼げるChat GPT入門」の感想。

文芸書、自己啓発書の読書記事が多い私ですが、AIについて学んでみたい気持ちもあって、今回加納敏彦さんの「ゼロから稼げるChat GTP入門」を手にしました。非常に分かりやすかったし、人工知能の「じ」もわからない私にも、活用によって、その先にどんな世界、未来が広がっているのか、ワクワクさせてくれた本でした。

AIが仕事を奪う…そんな漠然とした不安、怖さを私もまた感じていた私にとって、決してそうではなくて、自分の弱みを取り除き、自分の強みや興味ある分野に集中していくために、AIとうまく付き合っていく、その入り口を指し示してくれる一冊でした。一読しただけでは、正直完全に理解したとは言い難いですが、AIが人の仕事を奪うのではなく、AIによって新しい人の仕事を生み出すということが、観念的ではなく、一体どういうことなのか、以前よりも具体的にイメージするできました。

ですので、AIに対して怖いイメージを持っている方ほど、表題の入門書はおすすめかなと思います。書店には沢山の「Chat GPT」関連の書籍が並んでいたけれど、良質な入門書と出会えて良かったです。

まず、末吉宏臣さんの「発信する勇気」を読み、次に、櫻井秀勲先生の「心をつかむ文章の書き方」を読んで、この「ゼロから稼げるChat GPT入門」という順番で、何かに導かれるように読み進んできたような感じがします。

今の仕事の領域を広げたり深めたりする可能性に考えをめぐらせたり、好きな文芸作品をモチーフにした画像とかを作ってみたいなと思ったり、自分の中にも創造性があるのだと気付かされました。確かに顔出しが絶対無理って人でも「心をつかむ」「発信」ができる未来が、すぐそこまで来ているのかもしれませんね。Chat GPTをはじめとするAIを使うことで、自分を探す旅が始まるという一節があって、私は以前観たジェームズ・キャメロン監督の「アバター」(Avatar)の世界を想像してしまいました。戦闘で負傷して不自由な生活をしていても、全く別の世界では自由に飛び回れる…みたいな。
私の話も飛躍しすぎましたが、できることから少しずつですが、Chat GPTを使いこなしていこうと思いました。

今回はいつもより長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?