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成長するのってかっこ悪いことなんだね。

成長するのってかっこ悪いことなんだね。

はじめに

ご覧いただきありがとうございます。
あなたと、わたしの貴重な時間のはじまりですね♪
私の伝えたいことを伝えていきたい♪
そんな小さな一歩としてnoteを利用しています。
そして、その夢をかなえてくれるのがこれをお読みのあなたです。
ありがとうございます。
読みにくいところがあると思いますが、よろしくお願いします。

ところで、大人になるといかにも、特別なことをしなければいけない前提で語られる変化を『成長』なんて言葉で表現しますが、成長すると聞くとなんか「自分なんか…何も…」と臆病になりがちですね。
でも、知らず知らずに私たちが、誰しも経験してきたこと。
それは、自然と成長することだったりしますね。

私たちがまだ、赤ちゃんだったころは「大人になってやるぜぃーー!!」なんてことも思わずに
食べたいモノを食べて、寝たいだけ寝て。
泣きたいだけ泣き叫んで…
気付いたら歩けるようになって大人になっていた。

そして、ある程度の大人、中高生くらいになってきたら『早く大人になりたい!』って強く思い始める。
大人になったら色んなことが出来る!今に見てろ~なんて大人びた考えを持つ子供たちはたくさんいる気がする。

でも、ある程度今度は大人になってしまうと、立場が逆転して
『子供はいいな~無責任で』なんてことを言い出す始末(笑)

ほんと、人間って勝手ですよね♪
勝手だからこそ、日常を楽しめるってところもあると思いますが(笑)
あなたはどんなタイプでしょうか?



私の初体験は〇〇

あなたは何かを育てたことはありますか?
桜の時期になると、家の近くの公園で並ぶ、出店が大好きでした。
少ないお小遣いを片手にワクワクしていつも出向いていました。
金魚すくいやったことありますか?
ポイに穴が開いて難しいんですよね。
ですが、不器用なこの私も勝者の証である「金魚」を大事に誇らしく家に持って帰って育てたことがあります。

一生懸命一生懸命ゲットしても、たいてい短命な出店金魚ちゃん。
ですが、時々長生きな子がいたりするんですよね。
本来の生命力なのか、たまたまなのか…
子供にはわかりませんでした。

ポイに穴をあけることなく、無事手に入れることができ、誇らしさと楽しかった思い出を胸に家について「みて~!とれたの♪」なんて報告すると、親からは「どうやって飼うの?!育てるのは私たちんんだからー」って小言を言われたり言われなかったり…。
あはははっ。



スーパーでも買った「もじゃもじゃ」

『豆苗』買ったことありますか?

なんとなーく買って。
なんとなーく食べ方がわからなくて。
でも、こりずに
安いのを見てまたなんとなーく買って。

どうやったらおいしく食べれるのかって考えている間に、パッケージの裏側を見て「おや?!育てれるの?」なんてことに気付いて。

美味しく調理できないものだから、育ててみるかーって方向に意識を持っていかれて。
気付いたらなんとなく育ててました。

増えるのなんの(笑)
あらびっくり。水だけしかあげていないのに、ぐんぐん育つ育つ。
人も豆苗みたいに素直にシンプルに育ったらいいのにね。

んでもって、1,2回育てて食べられるってことを忘れて、とりあえずどこまで育つのかに挑戦し始める(笑)
本来の目的をすっかり見失う私。

家に観葉植物なんてものはなかったので、家のどこかに緑があるのってこんなに癒されるんだって、無駄にもじゃもじゃに育った豆苗をみてぼーっと思っていました。

邪魔だなって思うとともに。(笑)

観葉植物の人のメンタルに与える影響がものすごいってことを知っているので、何か置きたいなーと思いつつも、土ってなんだか虫が出てきそうで怖くて育ててなくて。
ちょうどよかった豆苗。うん。だいぶ育った。

あまりに育ってもじゃもじゃくんすぎるので手放そうと思っていたけれども、燃えるゴミのタイミングをミスってそのままになっています…。
さてさてお次は…



味を占めた人が次にとる行動とは…

今度もスーパーで仕入れることにした。いや、なった。
オレンジ色で、太くて、長くて…。
元気の源。

人参。ニンジン。にんじん。(いや、書きかた変えても一緒です(笑))

ふと、そろそろ無駄に育ててしまった豆苗君を手放そうと思っていたので、何気なく、ニンジンの塩麹漬けを作ろうとしていた時に…
そういえば、このこも育つんだったような…。


ふと、急に好奇心がわいてきました。
よっしゃ!!
どうせ捨てるだけなので、また水につけて育つかどうか観察してみよう!

こうしてまた私の水耕栽培が始まったのであります。
いや、かっこつけて言っても、単にぶつ切りにしたニンジンのヘタ?を二つ台所に並べただけなんですけどね。



その二つの頭を見て思ったこと。

人参さんを育て始めて数日。
ちゃんと調べたわけじゃなくて、自分の記憶でたしか育ったはず…程度だったので、水を交換して、切り口を軽く洗って…それを繰り返していただけなので特に期待もせずにいました。

時々思い出したかのように「育ってる?」と見るくらい。
豆苗を育てた時は再び食糧として有効活用するつもりだったので、日の当たるところに置いたり水腐れしてないかって目をかけていました。

人参さんから苦情が来そうな待遇差(笑)

何気なく目をやると、何か突起物がではじめていました。

『およよよっ?!』これはもしかして♪


期待していなかっただけあって、わくわく感が急に押し寄せてきました。
それと同時に、自然の生命力ってすごいな。
私たちが水しか与えられず、誰からも期待されずに放置されたら。

頑張ってやろうなんて気持ちになれる人はドMでしかないでしょう(笑)
そして、その出始めた芽のような何かをジッと眺めた時。
人参さんの頭というか、ヘタの部分が不格好でなんとも言えない気持ちになりました。


商品としてお店に並ぶ頃になると『わたし人参です♪』とこれまで少しずつ成長してきた証をお披露目できるし、それを求められる。
別に語り掛けてきたりしないけれど、使命を全うしていると言ったらいいのかな。


私たちに似てるな~と思いました。
ふとした時に、日常の出来事と人生ってすごく似ているなって思うことが多いです。
共通するものがあるし、それってシンプル。

成長している時ってうっかりすると目に見えない変化しかなかったりするけれど、決して成長していないわけでもないし。すごく地味。
そして、ほとんどの場合周りから見向きもされない。
ごくごく当たり前のことを小さく小さく積み重ねていくだけ。

人も、植物もごく近くにいる存在が声や目をかけてくれる場合もあるけれど、自分の欲しいタイミングじゃない場合も多いわけで…。

そんな心の折れそうな時間にもじっと耐えて、やるべきことをやり続ける。
不器用なまでに。

そして、自分がしている行動が正解かどうかなんて
わからないまま。
ただ、ひたすらにかっこ悪さを晒してく。
馬鹿にされようとも
誰かに求められなくても
孤独に身を寄せて
ただ、ひたむきに、ひたすらに。

人の成長は時に私が、台所でうっかり育ててしまったニンジンのように
うわっ…上から見ると不格好だなー。ところどころいびつだし。
なんて不服にもそんなことを思われてしまう。

そっか…。
だからニンジンって人が参るって書くのかな?

まゐる 【参る】
《五自》
1.
到着(帰着)点を尊い所と認めた場合の移動を言う語。
2.
劣位(と認める状態)に立つ。
《終止形だけの用法》 《五他》女の手紙で、あて名に添えて使う語。差し上げそちらに移す意。
 「…様―」

Oxford Languagesの定義 · 詳細


そんなわけないだろうけど(笑)
成長するのってかっこ悪く見えることの積み重ね。
成長しないのは変化をカッコ悪く思うことの積み重ね。



僕だって育つんだい!


さっ。今日もかっこ悪く生きていこう。
私らしく。かわいらしく。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また、次の更新でお会いできることを楽しみにしています。
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