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旅のノート1 「特急ひたちで仙台〜酒田で白崎映美還暦大感謝祭〜仙台から新幹線やまびこ 2022.11.18-20 その1」

細かい字を見るのが嫌で、ガラケーと呼ばれる2つ折り携帯電話とiPad を使い始めて10年は経っただろうか。電話嫌いで滅多にかけないし、かかってもこない私は、ガラケーで十分。もっぱらネットを使うので、ガラケーは忘れてもiPad は忘れない。そんな風に、頑固にガラケーを使い続けられるのもあと数年らしい。iPadとスマホを同時に持つのはどうしても避けたい、と願う私のような利用者が喜ぶアイディアを誰か考えてくれないだろうか。とりあえず、素敵なサービスが出現することを期待しつつ、ここ何年かは待つことにしよう。

数年前から、ライブハウス通いが趣味の1つとなった。今回は、同じく趣味の旅と兼ねて、ひとり旅&ライブツアーを計画。仙台に1泊、山形の酒田へバス移動してライブ参戦、酒田に1泊して仙台へバス移動、新幹線で帰る、ついでに数年間ご無沙汰していた墓参りもやってしまおう、でも実家には帰らない、というわけがわからないプランを実行。まずは第1日目スタート!

<第1日目 2022年11月18日(金) お墓参りして仙台へ>
特急ひたちの始発、1号いわき行きに品川駅より乗車。一度は乗ってみたかった列車に乗れてワクワク。「新幹線はやぶさ」などで一気に仙台に到着するのもいいけれど、敢えてスローな移動方法を選ぶのも旅の醍醐味。コンビニに寄って準備したおにぎりをいただきながら、車窓を楽しんだ。

スカスカでもなく、6割ぐらいの乗車率だったかな。

終点・いわき駅から常磐線・原ノ町行きに乗り換え、原ノ町駅より仙台行きに乗り、実家の最寄駅で下車。ネットで調べたお花屋さんが本当に駅前にあり、ホッとした。お寺の名前がうろ覚えだったが、行けばなんとかなるだろうと変な自信を持っていた。お墓参り用のお花を見繕ってもらっている間、店主と思われる女性との会話で、目的地のお寺の名前を突き止めた。駅前のタクシーでお寺まで送ってもらい、タクシー会社の名刺をもらった。
なぜに実家の菩提寺の名前を覚えてないのか。
話せば長くなるので、要約しよう。20年以上前、実家がお墓ごと引っ越してしまい、すでに結婚して横浜在住だった私は、ほとんどお寺の名前など覚える気すらなく、現在に至っている。
お墓参りを済ませ、名刺の電話番号に連絡すると、往路と同じ女性ドライバーさんだった。とても感じがいい方で、電車が1時間来ないからランチできるお店を紹介してほしいと伝えると、駅近くの食堂で下ろしてくれた。

まずは大好きな黒ラベル瓶ビール。
女性ドライバーさんのおすすめはハラコめしだったが、うんと迷って特鮮丼定食にした。
とても新鮮でおいしかったよ〜
元々は魚屋さんだったみたいね。

新鮮なお魚とビールをいただき、大満足で7〜8分ぐらい歩いて駅に着いた。
各駅停車の常磐線に乗り、仙台駅までのんびり向かった。
来るたびに都会化している仙台。まるで、会うたびにどんどん変わってしまう元彼に「次に会うときは、君のことを見つけられないかも・・・」と心で呟いてしまう彼女、というドラマのワンシーンみたいな気分になる。ちなみに、元彼が仙台で、私が彼女ね。

仙台駅の何が好きって、ペデストリアンデッキがいい!
チェックインしたホテルの近所のイチョウが綺麗。
楽しみにしていた銭湯・駒の湯。リニューアルのため、工事中。うーん、残念!

散策がてら、夕食のお店を探し回ったけれど、勘が働かず、小雨に急き立てられるように、ホテル近くのアイリッシュ・バーへ。

ギネスはうまいわ〜最高だわ〜
シンプルなマルゲリータはお酒に合うのよ〜

この日は移動が長かったので、おとなしくホテルへ帰って休むことにした。
それにしても、速さを競わない旅って、心がほっこりするものね。

++++++++++ つづく ++++++++++

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