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【仕事】色々試して自分のやり方を見つけいけば…

私が20年前の新入社員の時から数年くらい間、仕事において、周りのスピードややり方について行けず悩みました

当日勤めていた小売業に生き残る人は綿密な売場計画を立てなくても臨機応変に対応できて且つ、動作も手早くさっさと仕事をこなす、謂わば要領の良い人が多く、それを見習い真似をして仕事を覚えるのが「定石」でした

私は要領が悪く、どちらかというと売場計画をある程度きちんと立てて望みたい性分でしたので…

それに悩みつつも入社して4年ほど経ち、3人目の上司が周りを俯瞰して物事を見る人で、私の悩みを察したのか、とある時

「人は人だから、計画を立てて準備をして仕事をやることは問題ない。逆にそれがお前の良いところだよ」

と言われ、救われたとまではいきませんが、霧がかっていたのが晴れてきて、薄らですが、これまで辛抱としか思ってこなかった小売りの仕事が少しずつですが楽しさも見えてきたかなと思った出来事でした

色々なやり方があって、自分に合うやり方でいいんだと


それを裏付ける話と言いますか、介護現場で働きながらアマチュアとして将棋を続け、41歳という棋士としては高齢でプロ編入試験の資格を得てプロ棋士になられた今泉健司さんという方がおられ

ネット記事の抜粋になりますが、印象に残っている言葉があり

「僕には介護現場というもう一つの帰れる場所があった。帰れる場所があるから、うまく回ることができた。大切なのは心の余裕だと思います。それまでは、ただ勝ちたい、勝ちたい、勝ちたい。間違っていないけれど、足りない部分があったんじゃないか。怨念にも似た『勝ちたい』という思い。それだけではない気持ちが介護現場で働く中で芽吹いた。すると将棋の成績も上向いてきた」

私の中で棋士を目指す人の固定観念は、朝から晩まで将棋を指して、家に帰ってからも師匠について研究を惜しまず、退路を断って全身全霊で将棋に取組むものだと思っていたのですが、

そうではない、自分に合うやり方今泉さんの場合は帰れる場所がある)もあり、それで成功した方もおられるんだと思った次第です


また、少し話がそれますが、「やらないよりもやった方が良い」という言葉もありますが、私のこれまでの経験で振り返ると「やらなくてよかったな」と思うことが多々ではないですが、それなりにあります💦

「やらないよりもやった方が良い」と思ったとき一呼吸&少し考えて、本当にやった方が良いかを決断された方が良いかなと思います

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