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【音楽】追悼 笠浩二さん「CCB」の魅力

2022年の年末頃、80年代に人気を博したバンド「CCB」(Coconut Boysの略らしいです)のボーカル兼ドラマー笠浩二さん(60歳)が14日、脳梗塞のため熊本県内の病院で死去されていた報道がありました📺

「80年代音楽大好き男」の私にとって
早すぎる死に大きな衝撃
もう素敵な音楽を届けてもらえない悲しみが駆け巡りました😞

ご冥福をお祈りいたします

80年代を特集する懐メロのTV番組には代表曲の「Romanticが止まらない」が必ずしも取り上げられ

カラフルな前髪とメガネをかけてドラムを叩きながら歌うハイトーンボイスのボーカルはとても印象に残り🎵

イントロのシンセサイザー
「テテテ テッテテテー テッテテー♫~」がとてもキャッチー
もちろん、楽曲も良曲であり、当時は多くの人を惹きつけたと思います🎹

「CCB」は世代ではないですが、先程言及しました「80年代音楽大好き男」の私によって外せないバンドです🎸

ここで私なりにCCBを紹介したいと思います!

〇「CCB」のメンバーは以下の5人で構成

🟣リーダーでベース兼ボーカル 渡辺英樹さん
<とても魅力的な方でベースを弾きながらボーカルが出来る実力者英樹さんも2015年に大動脈解離による多機能不全で55歳という若さで死去されました>

🔴ドラム兼ボーカル 笠浩二さん
世間的なCCBの印象といえば、笠さんのドラムを叩きながらのハイトーンボイス!そして、シモンズ社の電子ドラムが一躍有名になりました🥁

🟢サイドギター兼ボーカル 関口誠人さん
CCBのイメージや楽曲にスパイス的なアクセントを与えた人でキーボードやサックスも出来るオールラウンドプレイヤー。
1987年に脱退しましたが再結成には参加されています…
当時のイケメンから変貌し近年はすっかり酔いどれキャラへ🍶

🔵リードギター兼ボーカル 米川英之さん
ギターの実力は折紙付!CCBサウンドを支えていた立役者。後期はボーカルも担っていました

🟤キーボード兼ボーカル 田口智治さん
マッチ(近藤真彦氏)の専属バンドメンバーを脱退してCCBに加入されました。田口さんもCCBサウンドを支えていた立役者ですが、以前薬物で逮捕された報道もあり、個人的にはとても残念>

バンドも笠さん含め演奏の実力もあるメンバーだけに「世間的には色物バンドに見られがち」なのはとても残念です😢

なので、私なりに「CCB」の魅力を伝えて、若い人に知ってもらいたいので

〇アピールポイントをご紹介

①演奏の実力が半端ない
笠さん
しかり、ドラムを叩きながらボーカル出来るというのはとても難しいこと

また英樹さんもベースを弾きながらボーカル出来るというとても難しいこと「いとも簡単に(見せながら)」する、とてつもない技量をもっています

ギターの米川さん、キーボードの田口さんは元々スキルが卓越した方であり、関口さんもオールラウンドプレイヤーとしてコンサートではサックスを吹かれています🎷


②全員がボーカル出来る
代表曲「Romanticが止まらない」で笠さんのイメージが強すぎるので、笠さんボーカルのバンドと見られがちですが

その他シングル楽曲「空想kiss」やLucky Chanceをもう一度等、英樹さんと笠さんで交互でボーカルをとっており

また「不自然な君が好き」では関口さんもボーカルをとっており

関口さんが脱退した後期ではギターの米川さん、キーボードの田口さんがボーカルを引き継ぐなど、歌唱力においても皆がプロレベルの技量をもっています🎤


③メンバーそれぞれの個性が際立っている

・CCBの顔であり天真爛漫な笠さん
・リーダーでフロントマンである英樹さん
・キャラクターや楽曲・ボーカルでもスパイスとなった関口さん
・永遠のギター少年の米川さん
・CCB全体をあたたかく見守っていた田口さん

バラバラのようではありますが、まとまりがありました

なので、
1人でも欠けると楽曲やチームワークのバランスが崩れる危うさもあった訳で、関口さんが脱退したことで、バンドの勢いも低下した感がありました…


前期、後期とも楽曲のクオリティは高い
関口さんが脱退までを前期とすると
「Romanticが止まらない」等シングルは、作詞:松本隆 先生・作曲:筒美京平 先生というヒット曲請負人の布陣によりPOPかつキャッチーなJ-POPバンドの楽曲が目立ちますが

関口さんが脱退後の後期では
英樹さん・米川さんの作曲の作品がシングルとなり、特に米川さんのアメリカンロック的な曲とボーカルがCCBの新境地となっていました🗽

米川さんの音楽的成長が後期のCCBを引っ張っていたと思います🎸

関口さんが脱退後、メンバーの実力は上がったのですが、バンドの勢いは低下してしまします⬇️

CCB後期の87年・88年
「BOΦWY」や「TMNETWORK」最も勢いがあった時期89年頃からは「ジュンスカ」や「FLYING KIDS」といったホコ天・イカ天出身のニューウェイブバンドの台頭で、CCBに陰りが見えてきたのと

TMNETWORKも木根さんがいなければ何か物足りないように
アクセントになっていた関口さんの脱退で、バンドとしての全体の魅力は下がったと感じました

(木根さん、例に出してごめんない🙇🏻)

人気と実力は比例ではないですね😢

唯一無二で二度とこのようなバンドは出てこないと思います💥

中心であるリーダー英樹さんが亡くなり、バンドの顔であった笠さんも亡くなり

関口さん・米川さん・田口さん3人揃うことは「BOΦWY」の再結成以上に難しいと思っています💦
(まとめ役の英樹さんが本当に早世でした)

5人でCCBですから仕方ないと言えばその通りなのですが…

ただ、残った3人が英樹さん、笠さんの思いを背負い、これからも音楽を届け活躍してくれることを期待しています

英樹さん、笠さんありがとう🌹

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