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【ライフ】経験談:転職の決断について(私のチャレンジ)

私は転職経験者です

昭和生まれ(1981年)で、就職活動期(2003年)頃までは、一度入った会社は定年まで勤め上げるのが命題と思っていました

就職氷河期世代というよりは、本気になって就活をしていなかったり、大学のゼミやサークル活動も入っていたのですが、幽霊部員で積極性もなく自己PRポイントもない…
必然的に就職氷河期でも大量募集していたスーパーへ2004年に就職しました

不本意でしたが、これまでの生活や行動からこうなったのは当然の結果であり、そこで甘えたことは言わず、本気でやるだけやってみると一念発起しました

案の定、これまで甘えて生活をしていたツケで、電話応対は出来ないわ、言われたことも適当に返事をしてやってないわで、お客様や会社に迷惑をかけました

それでも私を信じてくれた上司や先輩からの指導で少しずつ改善をし、仕事も多少こなせるようになっていきます

入社して5年が経ち、少しずつ周りが見えるようになりました

スーパーは転勤者が多く、正社員は2~3年スパンで変わっていき、上司も何人か替わりました

上司の中には、自分を育てようとする人、使いコマにする人、放任の人etc…

最終的には会社(企業)が私をどう思っているか・どうなってもらいたいかを肌感覚や直感ですが、これまでの人事評価を踏まえて、会社は私を「使い勝っての良いコマ=商品出し・発注・売場作りのソルジャー」にしか思っていないと感じました

そこからは、自分なりにどう転職活動をするかにシフトをしますが、私もプライドがあったので、今背負っている仕事は一所懸命やることを科しました

何も武器がなかったので、「宅建」を取得すれば、転職活動に役立つ可能性もあるし、小売業の朝~晩までの仕事の中、休みも家で仕事している状況でこの資格を取れば、自信に繋がり、この先困難があったとしても耐えられると思い、一発での合格はできませんでしたが、何とか取得でき、このタイミングだと思い退職しました

経験から転職活動についてのポイントは下記を挙げます

・自分にしか分からない転職の時宜はあり、そこを感じ取れるか
・今より一段階上がるための転職するなら今の仕事をやりきった感があるか
・仕事以上のプラスα(スキルやスキルがない人は資格等)を身につけたか

転職はパワーが要ります
一旦リセットして新しいことを始めるので、新しい仕事を覚えることは勿論、雰囲気や人間関係にも慣れないといけません
(どちらかというと仕事以外のことに慣れることが大変かもしれない)

若ければ勢いで転職することも大事な部分だとは思いますが、それは自信があって学生時代全力で駆けぬた人だから出来るのだと思います

私の場合は、次を決めずに取りあえず飛び出しました

次を決めてからの方がよいですが、小売業は休みが自由に取れず、企業面接などままならない業界ですので、そこは仕方なく、ゆっくり落ち着いて転職活動することを決めました

今思えば、31歳の年で年齢的にも今しかチャンスがない、私の中での大きなチャレンジでした

転職活動は時間が掛かりましたが、幸いにもよい会社(給与ではなく人間関係や仕事内容、有休の取りやすさ)に巡り会い、約10年勤務できています

もう1つ転職で感じたことは、周りが自分のことを本当はどう思っているかを、身にしみて分かります

・今まで、社内で挨拶くらいしか言葉を交わさなかった他部門の責任者から、ご飯を誘われて激励をもらい、「影から自分を見てくれている人がいたんだ」と、とても感謝を感じました

・逆に、仲がよい先輩と思っていた人からは、小バカにする発言を受けたり…

転職活動では自分の価値をアピールをしますが、既存の自分の価値を知る上でも転職活動は色々と考えさせられました

参考:スーパー店員時代のnote記事です


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