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【音楽】大澤 誉志幸🟰1980年代➕J-POP➕ファンク&ソウル

1980年代の音楽を度々取り上げておりますが、その中でも特にTMNETWORK(TMN)が好きで、そこから派生をして、当時彼らが所属していたレコード会社「Epicソニー」のレーベルメイトであるアーティストの音楽も聴くようになりました💿

80年代の「Epicソニー」はレーベルのアーティスト同士の仲が良かったです

特に大江千里さん、渡辺美里さん、岡村靖幸さん等が挙げられますが、彼らより比較的早い1982年頃から既に沢田研二さんや中森明菜さんに楽曲提供されていた「大澤誉志幸」さんにスポットを当てたいと思います

彼自身の楽曲はファンクでソウルなんですがJ-POPが混じっている分聞きやすく、彼なりの捻くれた部分もありで、提供曲もアーティストのイメージや求められているものに沿った楽曲ですが、どことなく大澤さんらしさが残り、個人的には1980年代を代表するアーティストだと思っています

世間的には「そして僕は途方に暮れる」が認知されており、大澤さん個人だけでなく作家の銀色夏生さんも有名にしましたが、今回は別の作曲された「おすすめ楽曲を5選」してみましたので、ぜひ聞いていただければ幸いです

「ゴーゴーヘブン」大沢誉志幸 作詞:銀色夏生/作曲:大沢誉志幸
大澤さん自身が歌唱した楽曲として「そして僕は途方に暮れる」が有名ですが、私はどちらかというと「ゴーゴーヘブン」が好きです。こちらもTMNETWORKの「Get Wild」同様、アニメ『シティーハンター』の主題歌で、ファンクで荒々しい感じが、オープニングを飾るのに相応しい楽曲だと思います
因みに「Get Wild」はエンディング曲で「Get Wild」の方が有名になりすぎて、若干損してしまったかな…

❷「1⁄2の神話」(にぶんのいちのしんわ)中森明菜
作詞:売野 雅勇/作曲:大沢誉志幸
明菜さんの当時のツッパリ路線を踏襲しつつ大澤さんらしさのある楽曲
プロデューサーの小田洋雄さんや編曲の萩田 光雄さんが上手くまとめたのかなと思います
「いい加減にして~」からのスローになる部分、画期的ですよね

❸「ラ・ヴィアンローズ」吉川晃司 作詞:売野 雅勇/作曲:大沢誉志幸
広島の英雄「吉川晃司」氏に提供した楽曲
発表当時はシンセサイザーをメインとした編曲で、吉川さんの切長の目からフリーズ光線が出てるようなアレンジです
「ビートロック」ですが少し捻くれた感じの終わらせ方が大澤さんらしいなと感じる楽曲ですかね
近年ではシンセサイザー主体よりもギター主体のロックサウンドで歌われることが多いです

❹「晴れのちBLUE BOY」沢田研二 作詞:銀色夏生/作曲:大沢誉志幸
沢田研二さんの提供曲では「おまえにチェックイン」と悩みましたが、この時代では革新的な「晴れのちBLUE BOY」としました
ファンクとjungle的な音(H Jungle with tよりも10年以上前)をJ-POPに仕上げており、当時のJ-POPの最先端を行っていたのではないかと思っています
当時の沢田研二さんも意欲的だったので、大澤さんのセンスに期待したのかも知れません

❺「Kiss...いきなり天国」UP-BEAT 作詞:柴山 俊之/作曲:大沢誉志幸
UP-BEATのファーストシングル曲
UP-BEATは1980年代後半にデビューした福岡・北九州出身のロックバンドでKATZE(カッツェ)と並ぶ、私が勝手に言っている「関門ロック」の雄で、西日本の若者らしさ感のある尖った感じとビジュアル先行に見えるけど楽曲には骨があり、今でもコアなファンの方が根付いています
当時の流行っていたBOΦWY的な「ビートロック」で、こちらも聞けば聞くほど味があります
作詞が柴山 俊之(菊)さんという、九州では鮎川誠さんと並ぶ偉大なミュージシャンが作詞をされ、デビュー曲としては豪華な楽曲だと思われます

他にも、山下久美子さんへの提供曲など良い楽曲が多数あります

1980年代のJ-POPに新たな風を入れて1990年代に繋げたミュージシャンは多々いますが、間違いなく大沢誉志幸さんもその1人です

現在も精力的に地方を周りツアーをされておられます

今年2023年1月には、大澤さんの楽曲を題名とした映画『そして僕は途方に暮れる』(主演 藤ヶ谷太輔さん)が公開され、大澤さんが新アレンジで歌唱された楽曲がエンディングを飾っています

2023年、まだまだ、大沢誉志幸さんは熱いです🌞

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