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2.家族はママがTL小説家だとは知らない

TL小説を書く理由

【程良い弾力と瑞々しさを湛たえた、まだうら若き肌の感触がこの手を伝う。
いくら歳を重ねていようが、さすがに異性の身体への欲求には抗えない。
手を重ねたまま彼女がその手を上へ上へと這わせると、彼女の履いていたスカートが徐々にこの手によって託し上げられていく。
その先にある細い紐状のものに指先が触れた瞬間、彼女が「あっ」と声を漏らした。】

私が上記のような記述をするTL作家だということを家族は知らない。
ちなみに夫は下ネタを話す女が嫌いらしい。

下ネタどころか、妻がエロ小説を出版しているなんて知ったら卒倒するかもしれない。

まあ、そんな夫に内緒でエロ小説を執筆しながら、出版している、そんなスリルも嫌いではないw
(何の話だ)

私は下ネタも話すし、性について語ることに何の違和感も罪悪感もない。
独身の頃もだったが、発達障がいのある我が子たちの子育てをしていてつくづく思うのは、性に関して正しい知識を得ることの大切さ。

・命に関わるから
・自身や周りの大切な人を守ることに直結するから
・男女に限らず人と人とがコミュニケーションをとる手段の一つでもあり、本来なら幸福感を得られるものだから
・たしなみや奥ゆかしさは確かに大事だが、女性だって性的欲求を満たしたい日もあるから

私が書き続けるのは、その密やかな楽しみの一端を担う一助になりたいと思ったからである。
(半分以上は自己満ですw⚠大体イケメンでドSな男しか出てこないww)

なので、性に関しては話していいならどこでだって話すし、男女だって問わない。
エロや下ネタ、性教育をタブー視する世は、徐々に終わりを告げつつあるのだから。
ただTPOは弁えます、ちゃんとw

そんな私には三人の娘たちがいる。(夫は3つ年下)
夫もだが、愛する娘たちも母である私の裏の職業を知らない。
我が母がエロ小説家などと知ったら、これまたどう影響するか分からないので、それは伏せつつ
性については年齢、特性に合わせて話をしている。
性教育については夫も重要性を理解しているようで、(そこだけは)協力的である。

長女(18):自閉症スペクトラム症&軽度知的障がい
次女(12):定型発達(障がいや特性はない)
三女(10):ADHD&LD(学習障がい)
            ※年齢は2024年4月現在

彼女たちとの現在の日常やこれまでのなんやかんやを赤裸々にこれから綴っていくわけだが

今や成人してしまった長女がまだ幼い頃は、生々しい情景をPCに打込みながら、母になった私が果たしてこんなことを書いていていいのだろうか?と自問自答をずっとしていた時期もある。


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