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意外な盲点!スマートロックもビルトインしてはいけない

   家を新築したり、リフォームやリノベーションしたりする際に、思わず色々な電気電子システムをビルトインしてしまいそうになる。

でもそれは、故障した際の修理交換コストが大きくなりがちなので、できることならばシステムに組み込む形ではなく、後付けして、交換コストを下げておく必要があると以前ここに書いた。

修理交換コストが高いだけではなく、修理の人がいつまでも来ない近未来は容易に予想できる。その間、それは使えないが、後付けのものならば、新品を購入して配送してもらえば、すぐに使える状態になるからだ。

つまり、住居においては、メンテナンスが容易な状態にしておく方がいいよね。

ところで、先日、知人が、購入から数十年経っている玄関ドアを交換する際に、スマートロック付きのものを希望したそうな。

ところが、担当者さんに、「それをつけたら7年ほどで交換になっちゃうし、電気を新たに引きこんだりするのも意外と大工事なので、おすすめしない」と言われたらしい。結果的に、スマートロックの付いていない普通のドアとの交換になった。

そこで、我が家につけているスマートロックをご紹介しておいた。後付けでなんとでもなる。

我が家では、居宅のドアは昔の回転式ドアノブ(握り玉)のままなので、こちらを使っている。

アタッチメントは、本家サイトでカスタムオーダーやで。

指紋認証も、番号認証もできる。手持ちのICカード(Suicaカードなど)を登録することもできる優れものである。しかも安い。

別フロアではドアごと交換したので、握り玉からレバーハンドルに変わったので、Switchbotのスマートロックをつけることができた。

ドアノブの形状によっては、設置できないスマートロックもあるので、それだけは注意する必要があるけれど、設置するのも設定するのもとっても簡単。

で、思ったのよね。電子錠ビルトインの玄関ドアをつけている方って、意外とたくさんいらっしゃるんじゃないかと。

マンションならば、自分でドアを交換するようなことはないので無問題だけど、新築一戸建ての場合、おそらく指紋認証あり、番号認証ありのビルトインのスマートロックをつけてらっしゃる方は、要注意でっせ!

電気電子式のシステムは、秒進分歩なので、あっという間に「今の最新システム」は過去のものになってしまう。そして修理になると、システムを全交換する必要があるらしいけれど、素人が自分でできるような代物ではない。状況によってはドアごと交換するようなことになるとも限らない。

そして、その修理の方は、すぐに来られるとは限らないわけで。

自分でできることは自分でやる、できるだけ自分でできることを増やしておく、壊れたら修理ではなくサクッと交換できるような製品を選んでおく、というのは肝に銘じておいた方がいいのかもよ。

新築を建てる際には、いろいろと後悔がないようにとオプションをガンガンとつけがちだけれども、プロに依頼しないといけない部分をミニマムに設計して、場所と電源だけは確保して(最重要)おいて、後から自分で電気製品を設置する、というのが最も賢いやり方だと思うな。

スマートロックはビルトインせずに、自分で後付けすることで全く問題ないし、むしろおすすめやで。

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