【ガーデニング】さようなら、ギョリュウバイ.....
3年ほど前になるのだが、種苗店でオーストラリアン(またはニュージーランド)・プランツであるギョリュウバイを購入した。
とっても可愛い花をたくさんつけるし、色もいいし、かつ花の咲いている期間が長いので、長らく楽しませてくれたのだが……..
めちゃくちゃ育つ(汗)。
手入れ不要で元気いっぱいに成長する。っていうか、成長しすぎる。
剪定しても伸びる。上にも伸びるし、横にも広がる。土からも枝を出してくる。
剪定した枝も、尖った葉も、意外と危ない。手袋を容易に貫通してチクっとさせる。
カナメ「屋上テラスの目隠しとして機能するかと思ったけれど、誰が見るんや状態やし、もうこの場所には別の何か、クレマチスとかそういうのを植えたい。」
と言い出したのが昨秋のことであった。
オリーブも、ユーカリも、瀬戸内レモンもライムも、どんどんと大きく太くなってきて、バラの鉢も多く、屋上テラスが手狭になってきてしまっている。
カナメ「もう、木はいいかなと思うねん。クレマチスは、毎年、花が終わったら存在感なくなるし、その方がいいかなと思って。」
さよか。
気の毒だが、ギョリュウバイさんには後人に場所を譲っていただくことにした。
ということで、一冬かけて人為的に水切れを起こし(水やりをしない)、狙い通りにバッキバキに乾燥して、彼らの人生が終わった(汗)。
電動ノコギリを駆使して、幹や太い枝をカットした後、剪定バサミで小枝を落としていく。そうしないとゴミ袋に入らないからだ。
手袋をしていても、突き刺さる小枝と葉。処分するのも大変!
カラッカラに乾燥しているので、葉がこんなに落ちちゃう。
このカラッカラに乾いた枝を見ながら、何度、焚き火に突っ込もうかと思ったことか。
が、風が吹いたら一瞬にして火のついた軽い枝が飛び散りそうで怖すぎる。ニュージーランド・ティーツリーオイル入りで、さぞかし燃えそうだったけれど、ここは自粛しないと。
二人がかりでプランターから本体を取り出してみると、こんな状態。
これをほぐして、ゴミ部分と土とを分ける。土は肥料や資材を混ぜ込んで再生させる。
狭い屋上テラスの中でのガーデニングには、いろいろと制約がある。
で、いつもの様に思ったわけよ。
この作業を子供たちにやらせるのは無理だな、と。
庭に植えた木なら、庭師さんがなんとかしてくれそうだけど、自力でやるのは至難の技。まじ無理(汗)。
我が家は屋上テラス(ベランダみたいなもん)にプランターを置いているだけなので、自分たちでなんとかするしかない。
最終的には、解体業者さんにお願いすれば、お金で解決できるだろうけれど、今後、大きく育つ可能性のある木を育てるのは辞めようと思ったよん。ギョリュウバイの処分が大変すぎたのだ。
今ならギリギリなんとかできるけれど、数年後に自分たちがどうなっているか分からないからね。しかも二人がかりだったから、どちらかが動けなくなったら、そこで即刻アウトやん(汗)。
草花程度なら、枯れた本体をゴミ袋に入れて、プランターを処分することは容易。土の処分だけは困るけれど(業者さんに依頼するしかない)。
シニアになってからのガーデニングは、それなりの知恵が必要だなと思ったわ。欲求に任せてトライしまくる(私だけ?)のが良いとも限らない。知性をフル回転させねば。
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