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もし僕がいまコロナ後遺症になったら、取り組みたい 113 のこと

今回は、重症化・長期化している方に向けて、また自身の振り返りの意も含めて、コロナ後遺症の改善に真に効果があったことをまとめてみます。

毎度のことで恐縮ですが、特にサポートしたいと考えているのは重症化・長期化している患者さん方です。
なぜか。ここの層が今最も苦しんでいることを原体験から強く認識しているからです。ライトな層であれば、比較的時間薬で治っていきます。そしてライトな情報発信をされている医療関係者や経験者もいますので、そちらを参考にするのも良いでしょう。(効果があるかはわかりませんが・・・)

そんな中、発症から1年半以上経過した方々はとても苦しい日々を送っております。ここは医師が最も「美味しくない」と感じる患者さん方であり、現在はペーシングという名の時間稼ぎに終始し、多くの患者さん方はただ毎日をやり過ごすだけの日々を送っていらっしゃいます。中には仕事を失い、家庭も失い、友人や家族も失ったという方もいらっしゃるでしょう。

なぜ今なのか。
私自身は、お陰様で半年ほど前から社会復帰をすることができました。その後、数名の患者さん、そして東洋医学の先生方からもご相談頂き、自分自身が試してきたことを主軸に治療法のブラッシュアップを続ける中で、長期化/重症化している患者さんに本当に効果があるものがかなり明確に見えてきました。そして、自身も社会復帰から半年ほど経ち、これらの治療法が改めて多くの方に推薦できるものであったと今ようやく確信しつつあります。

そうした中で、自分自身としてもセルフケアを中心に特に有用だったものを体系的にまとめておきたいという思いもあり、今回執筆に至った次第です。少しでも苦しんでおられる方の参考になれば幸いです。
(本記事の内容の転載、口外は一切禁止します。)

早速ですが、今回扱うのは下記 19のテーマです。


苦しかったこと

・ブレインフォグ (脳全体に薄い膜が張っている感覚、簡単な計算もままならない、日常会話すら30秒ぐらい遅れて体に入ってくる感覚)
・刺激/感覚過敏(音や文字、色、化学品の匂いなど)
・脳に何か異物が詰まった感覚
・脳に針を刺されるような痛み
・左脳(血管)が冷凍されたような感覚
・失業(社会・経済両面での孤立 ※特に一人暮らし療養だったので)
・お金が減っていく焦燥感(毎月の高額な医療費の支出、治療費も含めて計3000万近くの資産喪失)
・将来への漠然とした不安(この苦しみがいつ終わるのか、というストレス)
・鬱状態(何にも意欲が湧かない、感情の欠落、目の前が白黒の世界に)
・不眠/入眠困難/中途覚醒/睡眠時無呼吸 (眠剤を飲んでも一睡もできない日もザラ、気絶できて1~2時間程度)
・呼吸苦(鼻が詰まっている感覚、ただし鼻詰まりのようなライトなものではない、鼻からボンドや接着剤を流し込まれたような感覚)
・心臓部周辺の詰まり、息苦しさ、チクチク刺される感覚
・起立不耐(ベッドから起き上がる際の強烈な眩暈)
・髪の毛が大量に抜ける(特に左側だけ)
・ドライアイ(目が24時間パキっている)
・背面(特に肩甲骨から首筋まで)の強烈で慢性的なコリ
・腹部の膨満感
・腹部に手を当てると脈が波打つ感覚(異常なコリや硬さ)
・特定の筋肉の筋のピクつき
・鼻〜眉間の詰まり(鼻が詰まっているわけではない)
・ネガティブな思考のループ
・普通の生活ができないストレス
・この異常さが誰にも理解されないストレス(家族から、甘えという言葉を何度も浴びせられる)
・食事後の脳内に毒素が回る感覚

個人的には効果を感じられなかったこと

・rTMS
・硬膜外気体注入療法
・全身マッサージ
・レイキ療法
・ディメンションプロ(カイロ)
・プロのカウンセリング(心療内科でなく外部のカウンセラー)
・オーダメイド枕 (3万)、寝具の見直し
・Bスポット(EAT)、慢性上咽頭炎のケア
・鼻うがい
・アイマスク、耳栓、アロマ
・各種漢方、精神安定剤、抗うつ剤
・各種サプリ
・後遺症外来という名のつく医療機関の受診
・不眠外来の受診
・高濃度ビタミンCの点滴
・グルタチオン点滴
・大腸検査
・心臓検査(24H 心電図)
・youtube、X上の(体験者、医療関係者)のライトな情報
・ペーシングという名の(医師側、研究者側)の時間稼ぎ、人体実験に付き合う日々
・細かすぎる食事制限
・リーキーガット、リーキーブレイン、副腎疲労の対策

大事なこと

・重力をどう受けるか
・炎症の範囲の限定/縮小化、そして鎮火
・老廃物の循環、排泄
・生命力の喚起 (細胞レベルで心が動く体験、人に求められること)
・安心すること、過緊張のリリース
・酸素を脳と体の隅々にまで届けること
・体の歪み(舌、首、背骨、腰、足裏)をとる
・自然の中に帰ること(緑、山、海、土、風に触れる)
・体のほとんどは水分で出来ている(つまり水の流れが活性化すると体調が良くなる)
・身なりを清潔な状態に保つ(常にフレッシュな状態である)

回復期の1日のスケジュール

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