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澁谷ゼミの冒険: デジタルマーケティングと消費者行動の探究

教授:澁谷覚
早稲田大学 大学院経営管理研究科(WBS)において、マーケティング・消費者行動を専門とする研究ゼミです。学術知識と実践的スキルの両方に重点を置いた活動を行っています。

noteでは、澁谷ゼミの活動を記録しながら、学生の視点から、デジタルマーケティングの魅力を伝えていきます。マーケティング専門の話題だけでなく、MBA取得の学びについて、リアルな情報をお届けします。

第1回目


1. WBSてどんなところ?

早稲田大学大学院経営管理研究科、通称WBS。厳しい国際基準の認証を得た、国内トップクラスのビジネススクールです。

実践的MBA教育を行っており、日本のみならず世界の最前線で活躍する、数多くのビジネスリーダーが、ここWBSで学びました。マーケティングからファイナンス、イノベーションまで、実践に根差したカリキュラムが充実しています。学びと実践を通じて、経営学や戦略的思考を磨くとともに、グローバルな視野でビジネスに変革をもたらす人材が集まっています。

2. 澁谷ゼミの活動は?

澁谷ゼミは、マーケティング・消費者行動研究を専門とする澁谷覚教授が率いるゼミナールです。澁谷教授の豊富な産業界と学術界の経験を基に、デジタルマーケティング戦略や顧客分析などを深く学びます。ゼミ活動を通じて、理論と実務の架け橋となる知識と技能を習得し、グループディスカッションや助言を得ながら自身の研究課題の深掘りをしていきます。ゼミ活動を通じて書き上げる卒業論文は、WBSでの学びの集大成でもあります。

年間スケジュール(夜間主総合コースの場合)

澁谷ゼミは、2年制の「夜間主総合コース」と、日中「全日制グローバルコース」の学生を対象としたゼミナールを開講。「夜間主総合コース」の学生は、1年目の冬からゼミの入室希望提出や手続きが始まります。

1月:入室試験(前期ゼミ生は、論文審査会!)
2月:入室合否決定
3月:前期ゼミ生の卒業旅行・卒業式
4月~6月:ゼミ活動開始(課題文献の輪読、先行研究のディスカッション、外部講師による講演, etc.)
7月~8月:卒業論文の準備(卒論テーマ選定、調査設計、リサーチクエスチョンの中間発表, etc.)、通常のゼミ活動(スタディツアー、企業との共同研究, etc.)
9月~10月:卒業論文の準備(リサーチクエスチョン確定、調査データの配布と回収、調査結果のデータ分析, etc.)、通常のゼミ活動(他ゼミとの合同ゼミ, etc.)
11月~12月:論文執筆と提出!

ゼミ生の卒論テーマ

卒業論文テーマは、学生それぞれが携わる業界や職種の専門性に根差した研究、または、社会的意義を起点とした探索的なテーマなど、多様性に富んでいます。
2024年3月に卒業予定の、二期生の卒業論文では、顧客分析に基づくマーケティング視点でのセールス提案や、ソーシャルグッドな起業と成長モデルの明確化、消費者心理と消費行動の関係性に基づく購買喚起など、既存の枠組みにとらわれない力作が並びました。
卒論の執筆では、定量、定性とそれぞれのテーマに合わせた調査設計を使い分け、分析的思考で仮設検証と考察を行うための実践的スキルが身に付きます。また、抽象と具体化を往来しながら、思考を研ぎ澄ませ理論を構築する工程は決して楽な作業ではありませんが、必ず乗り越えた先で忘れられない貴重な経験となるはずです。

ゼミ生のバックグラウンド

業界:医療、製薬、不動産、金融、メディア、広告、消費財、旅行, etc.
職種:医師、マーケター、広報、リサーチャー、設計士、アナウンサー, etc.
年齢:20代~40代とする幅広い年代
国籍:日本を含むアジア諸国、欧米諸国など多様な文化背景

3. どんな書籍を輪読(推薦)した?

2023年~2024年3月のゼミ活動の一例として。毎年ゼミ生の志向、社会的な関心、澁谷教授の推薦を取り入れながら話し合いによって柔軟に選定されます。また、ゼミ生の自由闊達な意見や発想は、ディスカッションの質を上げるとても重要なドライバーとして歓迎されます。

▽マーケティングをつかむ〔第3版〕
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▽国民の底意地の悪さが、日本経済低迷の元凶
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▽資本主義だけ残った――世界を制するシステムの未来
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さて、note第1回目は、ここまでが澁谷ゼミ二期生(3月卒業!)による執筆です。
次回第2回目は、三期生の皆さんの思いによって、noteのバトンが続いていく予定なので、是非お楽しみに!

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