警察の聴取を受けた


 皆さん、こんにちは。だから警察はキライやねん。木賃ふくよし(芸名)です。
 いきなりですが、昨日、


 警察の聴取を


 受けましてね。ええ。

 いや、焦りましたよ。風呂から上がって、さあ、本日も配信だー、とか思ってたらスマホに、知人から連絡が来てまして。ええ。電話着信とメールの両方。

 (´・Д・)」 ?


 と思いつつメールを見てみると、

 警察から連絡があって、
 ワタクシを探してる、と。


 (´°Д°)」 えええええ!?


 んで、慌てて折り返し連絡すると、なんか警察から連絡があってワタクシを探してるから折り返し連絡しろ、とのこと。
 え? 何の話? って聞いても、警察側も何の話かは教えられないらしく、知人もわからない。まぁ、電話しろ、って事は大層な話じゃないはず、と心を落ち着け、仕方ないのでワタクシも意味不明のまま、警察に電話することに。

 で。

 恐る恐る電話をかける。婦警さん?が電話口に出て、伝え聞いた用件を話すと、すぐ担当の人に繋げてもらえた。

 すると、話はすんなりと進んだ。


 今から約9ヶ月前の、12月11日。
 その当時はまだワタクシもバー店主だった
のである。(現在無職)

 その時に出くわした事件の、

 たった一人の目撃者が

 ワタクシだったのである。


 こう書くとドラマティックだが、何のことはない。
 単に酔っ払いが近所の店の看板その他を蹴って回って壊した、というだけの事件だ。

 むしろ、夜の繁華街では日常茶飯事。12月ともなれば、週一で起こる。その程度の事件だ。
 ただ、この件は割と悪質で、酔っ払って転んで壊した、とかではなく、明らかに壊すために蹴っていた。その様子を、ワタクシが見ていたのである。
 見ていた理由は、ウチの店の看板を壊されたらたまらない。
 幸いなことに、ウチの店は無事。ただ、酔っ払いがいつ戻ってくるのかわからないので、その動向を追っていたのである。
 そうしているうちに、看板を壊された店の人が出てきて、「あー、犯人アイツっすよ」と引き渡し、どうこうしているうちに警察到着。
 ワタクシも目撃者として何回か警察に話をした。


 それが9ヶ月前。


 それで終わったと思っていた事件。
 その目撃証言をお願いします
って言われてもね?
 しかもワタクシからすると、まぁまぁある話で、壊された当事者じゃないから覚えてない訳ですよ。
 とは言えワタクシ、警察には協力的なので、思い出せる限りの話を思い出して話す。
 しかし、警察の側がおそらく調書を作っているのでしょう、メモを取ったり、確認しながら話すので、

 話が、
 ええ。
 遅々として、
 はい。
 進まない、と
 はい。
 こういう
 ええ。
 訳なんですね。
 あ。今の所もう一度。

 
 って、刑事コロンボ以上に進まない。


 だから警察はキライやねん。


 落し物1つ届けるだけで1時間とか2時間とか削られるんですよ。こーゆー事件の当事者ともなればコレが何日もある。下手したら出頭する事もあるのだ。交通費も時給も出ない。ちなみにこの電話の電話代も出ない。1時間超も話してるんですが。

 面倒だ。面倒極まりない。


 しかも、それがよもや、9ヶ月後に来るとは。

 更に後日、出頭して署名せんとダメっぽい。超面倒。
 結局、この電話だけで食った時間が1時間超。時給も電話代も出ない。そしてサインするためだけに出頭しなければならない模様だが、その交通費も出ない。
 ホントに勘弁して欲しい。


 ちなみに、警察に電話した際、本人確認をされたんですけどね。ええ。
 住所氏名年齢なんかは、まぁ仕方ないとして、


 「今、お仕事は何をされてます?」


 って聞かれた時、






 「…無職です」






 って答えるのが1番ツラかったっす。


 ※ この記事は無料ですが、無職って答えるのがキツかったので、「フリーのライターです」とか言えるように、投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には特に何も書かれていません。


ここから先は

75字

¥ 100

(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。