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ジョブ・インターヴュー


 皆さん、こんにちは。インタヴュー・ウィズ・木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 どうでもいい話なんですけど、アン・ライス原作、トム・クルーズ主演の「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」って映画がありますよね。

 ワタクシ、この時は原作を読んでなくて、内容とかまったく知らずに観たんですよ。ええ。
 で。中途半端に原作の邦題が「夜明けのヴァンパイア」(原題はinterview with the vampire)って名前だった事だけは知ってて、時代的に映画のタイトルがカタカナだらけになり始めた頃だったんですよ。
 それで、英語の「インタヴュー」には「インタビュー」以外にどんな意味があるのかも知らず、何となく、


 Inter(間や中からなどの意味)でview(見る、眺める景色などの意味)だから、

 吸血鬼の視点から世界を眺める物語なのかな?(間違ってはいない)


 とか考えており、映画を観りゃ「インタヴュー」の単語の別の意味が知れるのかなってな具合で映画を見始めたら、


 (´・Д・)」文字通り、
 吸血鬼へのインタビューが
 始まってビックリした。


 (´°Д°)」まんまだった。


 ないわー。びっくりだわー。って思った。ちなみに、作者のアン・ライスは主人公(性格が悪く、美形で耽美な吸血鬼貴族)がトム・クルーズ(爽やかで明るい役が多い)に決まったと聞いて、「ないわー」って嘆いてたのに、長髪で痩せて暗いトム・クルーズを見て、


 (*゚∀゚*) トムさま!


 ってなった話が腐女子すぎて大好きである。

 はい。ってな訳でどうでもいい話の枕は終わり。そろそろ本日の本題へと移行する訳ですが、ワタクシ、正直なところ、


 (´・Д・)」無職
 みたいなモノだ。


 一応、カツアゲ(デパ地下でミンチカツ揚げ)をメインの仕事としているが、ぶっちゃけ立場はアルバイトである。
 他はこうやって2時間かけて記事を書いても、売れるのは1日で2~3個。つまり、日給で¥300(利益は¥240ぐらい)しかない。
 生放送も、ゲストが来るのは2~3日に1人で¥400(利益は¥350)なので、月額で¥5000ぐらい。
 つまり、放送や記事に費やしている時間は膨大だが、それによる収益は月に¥15,000程度である。
 他にもTシャツを売ったり、臨時アルバイトとして知人の手伝いをしたり、何やかんやと小銭をかき集めて、どうにか暮らしている訳だが、実質的に言うと、


 (´・Д・)」無職。


 ギリギリでカツカツの生活を送っている。

 また、上記以外には、ワタクシが制作に関わった


 クラフトコーラを
 販売したりしている。


 コレ。

 一応、コレが収入源としては2番目に多いのだが、実のところ、コレも「臨時アルバイトとして知人の手伝いをしている」の範疇なのである。
 都合上、クラフトコーラ屋を名乗りはするし、名刺も持ってるし、隙あらば営業も掛けるが、


 (´・Д・)」社員でも
 何でもないのである。


 都合上持ってる名刺には「相談役」と書かれているが、販売員としての仕事を除くと、本当に相談ぐらいしかしてない。
 細かい説明は省くが、ワタクシが制作に関わったクラフトコーラを販売している会社は、実質、社長のワンマン会社である。

 ワンマンとは言っても、わがままのワンマンって意味じゃなく、1人しかいないって意味でワンマン。いや、1人でやってるからワガママでも何も問題はないだろうけど。
 で。ワタクシも元経営者だから、直接経営に携わらなくても、だいたいの年商や利益率なんかは想像がつく。
 ぶっちゃけ、社長1人だから利益は出せるが、従業員が増えたら話は変わってくる。

 そんな実情も理解しているつもりなので、ワタクシは「臨時アルバイト」的な立場でいいと思っている訳だ。
 だが同時に、社長が1人で何から何までやっているため、


 (´・Д・)」ぜんぜん
 手が回っていない。


 という実情もまた垣間見えてしまうのだ。
 正直に言って、社長は雑務に追われすぎているため、伸ばせるところで業績を伸ばせていない。


 (´・Д・)」もったいない。


 そこで、ワタクシはとりあえず、知人関係から1人、

 経営の負担にならず、社長の手助けができる人材を紹介したのである。
 まあ、ワタクシにしても、社長にしてもそれを確約できる訳ではないが、知人に対しては、労働条件が悪くないし、社長に対しても、雇用条件は悪くない。
 ぶっちゃけ、コレはワタクシにとっても悪い話ではないのだ。

 そんな訳で先日、ワタクシは知人と社長を引き合わせ、インタビュー、すなわち面接を行った訳である。


 (´・Д・)」三者面談的な?

 社長と知人にとっては就職面接に近い感じだろうが、ワタクシにとってみれば、どっちかと言うと、


 (´・Д・)」お見合い写真を
 持ってくるお節介ババア。


 の立場である。
 社長とワタクシの2人で知人を面接すると言うよりは、社長に対して「この人は優秀よ」って言いつつ、知人に対しては「こんな感じの仕事よ」って説明する感じ。

 で。3人で飯を食いながら、和気藹々と面談は進んだ。
 まあ、面談とは言うものの、正直に言ってしまえば、少人数の会社で一番重要なのは、能力でも条件でもない。


 (´・Д・)」長時間一緒にいて、
 苦痛じゃない相手かどうか。


 こっちの方が遥かに重要なのである。
 能力云々とは言っても、フツーの仕事をフツーにこなすだけなら、だいたい半年も働きゃ人並には出来るもんだし。
 最初の雇用および労働条件さえ悪くなきゃ、それなりに幸せな邂逅となる訳だ。

 なので、最初の面談が飯屋かつ、雑談メインで話が進むのは実に良いスタートだと言える。
 とは言え一応は面談なので、社長も時折、思い出したように、


 「何処に住んでるの?」とか、
 「職歴は?」なんて話もしたりする。


 まあ、ワタクシは社長本人ではないので、社長がどう感じたのか、その本心まではわからないが、低く見積もっても悪くない感触だと考えている。
 それは知人の側も同様だと思う。いや、コレも本人じゃないから知らんけどな。

 そんな風に話が進んでいる中、突然と社長が急に神妙な面持ちで、


 ( ´_ゝ`) あ。
 大事なコトを
 聞き忘れてた。


 と切り出したのである。
 まあ、お互いに細かい労働条件については切り込んだ話はしていない。和気藹々と話すだけではダメだろう。
 さて、どんな話になるのか。ワタクシは固唾を飲んでその様子を見守った。




 ( ´_ゝ`) キミは、

 きのこ派? たけのこ派?



 _(┐「ε:)_ ズコー


 こんな社長だから、ワタクシも上手くやっていけてるのよね。

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 なお、この先にはキノコ・タケノコ戦争についての話しか書かれていません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。