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マーヴェリックの島 氷雪帝国


 皆さん、こんにちは。ククルス・ドアンって19歳だったの!? 木賃もくちんふくよし(芸名)です。

 さて。ここの所、ツイッターの呟きがバズる事が多く、完全に記事にするタイミングを逸しましたが、「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」を観てまいりました。

 (´°Д°)」 他人様の金で。


 トップガン・マーヴェリックに続き、ご馳走になりました。ポジョンさんありがとう。

 トップガン・マーヴェリックについては感想を書いたんですが、ククルス・ドアンについては鑑賞後すぐに書くつもりが、1週間以上空いてしまいました。

 そんな訳で早速ですが、ククルス・ドアンをレビューしていきましょう。
 まあ、なんて言うか、一言で言うと、

 (´・Д・)」 予想通り。


 評価しては、

 並+


 そして、感想としては、

 (´・Д・)」 気の毒。


 って感じたんですよね。

 評価としては並+だったんで、観て損したとか、時間の無駄とか、金を払う価値はない(払ってないけど)ってな事はなかったんですよね。映画の日+レイトショーなのに通常価格ってのは「えっ?」って思いましたけど。

 久々に初代ガンダムが見られたし、絵は綺麗だし、細かい所でニヤニヤできるし。

 ただ、何と言うか、全体的に漂う「気の毒感」は拭えなかったんですよ。ええ。
 何が気の毒かと言うと、

 各方面から
 文句が出ないように
 配慮しました感


 (´・Д・)」 とでも言うんでしょうか。

 基本的に、ホントに文句の付け所の少ない作品ではあったんです。てか、文句と鼻クソは何処にでも付きますから、文句を付けようと思ったら、そりゃ幾らでも言えます。どんな名作でも、どんな好きな作品でも、粗を探したり、この部分が気に入らないって言うのは簡単。
 その点で、ククルス・ドアンは、実に文句の付け所が少なかった。

 (´・Д・)」 で。そこに何が残ったの?


 って感じなのである。
 万人からケチがつかないように作った結果、文句は出なかったけど、

 (´・Д・)」 それは面白いの?


 って感じなのである。
 いや、この作品が性質上、そうならざるを得ない事は重々承知している。
 長い物語の挿話に過ぎず、その前後を揺るがす内容には出来ない。また、ファンも多い作品だけに、大きく逸脱もできない。それは承知の上だ。

 しかしそれでも、せっかくのイノシシの肉から完全に獣臭を取り払い、クセを抜き、生姜や味噌で味付けしてしまったような無難さを感じたのである。

 (´・Д・)」 だったら豚肉で充分じゃん?


 ワタクシは野鳥獣の肉から臭みを抜き切る事には反対だが、獣臭が強過ぎるのもまた処理や下拵えの不足だと感じる。完全に臭みを抜くなら家畜で充分だし、何の処理もしないと、やはり美味しくはない。
 まさにこの塩梅が難しい訳だが、ククルス・ドアンに関しては正直、ホントに上手に臭みを抜き切って、綺麗な料理に仕上げたよね、と思う出来栄えである。つまり、

 (´・Д・)」 美味しいけど、それだけ。


 クセが強いけど、それがクセになるんだよ! ってな魅力がないのだ。


 作品は何のために作られるか。ワタクシの持論は、

 (´°Д°)」 俺はコレが面白いんだよ!


 の押し付けだと思ってる。ただ、それだけで作られると読者視聴者は付いて来られない。だから、それを「作品」という形に落とし込んで、楽しめるように角を丸める事だと思う。
 無論、興行作品としては、それで利益を上げなきゃ話にならない。だから、角を落としてやる工程は必要だ。
 結果として、ククルス・ドアンは、丸め過ぎた気がする。もちろん、それが良いと言う人もいるだろうし、単に、ワタクシに合わなかっただけかも知れない。
 困った事に、充分に面白かったし、


 (´°Д°)」 じゃあどうすれば良かったの!?


 って言われると、抜本的にこうしてれば良かった、というアイデアもない。だから、割と最適解だったと言わざるを得ないのだ。
 だからこそ、何かどうにも「消化不良感」を抱えている気がしている。


 さて。ここで一気に話を変えるが、あんまりアニメ作品を観ないワタクシだが、もう10年ほど追っかけている作品がある。


 『RWBY』


 という米国産CGアニメだ。

 ワタクシはこの作品が好きなのだが、この作品が継続されるに当たって、そりゃもう紆余曲折あったのである。

 一番大きな事件は監督の突然死だった。

 だがそれでも、ワタクシは監督が作ろうとした物が何だったのか、それを見たくて、視聴を続けている。

 このRWBYに新しい動きがあった。
 なんと、亡き監督の悲願であった「日本でアニメーション化されること」が叶ってしまったのである。


 そして、YouTube上で先行配信された1~3話を観てみた。その感想は、


 (´・Д・)」 なんか、気の毒。


 と言う、ククルス・ドアンと同じ感想を抱いてしまったのである。
 まだ3話の時点なので判断を下すのは早計だが、漂う空気が見事にククルス・ドアンと同じに感じてしまう。確かに、条件も似ている。

 なんてーか、この所、時代を超えたリメイク作品って意味で「シン・ウルトラマン」「トップガン・マーヴェリック」「ヒーマン 黙示録」などの出来が良過ぎたので、どうしても比較してしまう。
 無論、自分の好きな作品をアゲるために、好きになれなかった作品をサゲるなんて真似はしたくない。
 しかし、ワタクシもフツーの人間であるからして、そう「思ってしまう」のは致し方ないのだ。

 ちなみに、ククルス・ドアンと「RWBY 氷雪帝国」の感想が近いと言ったのは気の毒感だけではない。


 (´・Д・)」 予想通り。


 って部分も同じなのだ。現時点で3話だが、悲しいぐらいに予想が当たってしまっている。ペース配分は大きく予想と違っていたが、3話鑑賞後の予想はこんな感じ。

 1~3話 基本的に原作通り(初期予想では4~6話。原作の1期相当)に進み、後半への伏線がチラチラと挿入される。新キャラも導入。(予想では5~6話だった)

 4~7話 ここから、原作に大きく影響しない挿話が始まる。

 具体的には取り憑かれたヒロインの夢の中に入って救出作戦を展開。

 8話 ヒロイン救出後、平和になって水着回。最後に不穏な空気。

 9話 味方だった新キャラが、救出作戦で手に入れた悪の力を制御して、「ついに叶った!」と敵になる。

 10話 重要人物(予想では校長)が取り憑かれ、敵に操られる。救出するには新キャラを倒すしかない! とバトル。

 11話 ヒロインと仲間の一人は取り憑かれた経緯があるため、制御されやすいから再び敵の手に落ちて、敵に回る。

 12話 我を取り戻す仲間とヒロイン。戦いは不利。しかし、ヒロインが「取り憑かれたからこそ、弱点がわかる!」とか言い出して危険な賭けに出る。
 敵の中に入り込み、弱点を剥き出しにして、「今ですわ!」と主人公にバトンタッチ。
 倒して解決。新キャラ、実はそんなに悪い奴じゃなかった所を見せて死亡。

 13話 エピローグ。大団円。チームの絆は深まった。そして、登場キャラクタの顔見世があり、本編へ続く。終わり。



 (´°Д°)」 どうか、外れますように!!


 ※ この記事はすべて無料で読めますが、次は「ソー・ラブ&サンダー」を観に行きたいので、投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には両作品の良かった所をちょっとだけ書いてます。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。