X(Twitter)で毎日オススメの本を紹介しているので、その紹介文を以下に列挙します。目次が紹介対象の本の一覧となっているので、ぜひ気になった本があれば読んでみてください!
今回紹介するいくつかの書籍はKindleやAmazonオーディブルに対応しています。個人的にAmazonオーディブルは激烈にオススメのサービスなので(通勤中や皿洗い中でも読書できるため)、ぜひそちらもチェックしてみてください↓
①伊藤計劃『虐殺器官〔新版〕』ハヤカワ文庫、2014年
②ハック大学 ぺそ『モヤモヤ頭から最速で仕事の正解を導く! ハック大学式 戦略的アウトプット術【ワークブックつき】』宝島社、2023年
③細見和之『フランクフルト学派──ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ 』中公新書、2014年
④荒谷大輔『資本主義に出口はあるか』講談社現代新書、2019年
⑤新庄耕『狭小邸宅』集英社文庫、2015年
⑥岡義達『政治』岩波新書、1971年
絶版かもです。古本屋で売ってたら即買いしてください。
岩波新書の復刊フェアで復刊してほしいです。
⑦カント「啓蒙とは何か」『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』中山元訳、光文社古典新訳文庫、2006年
⑧長谷川修一『謎解き 聖書物語』ちくまプリマー新書、2018年
⑨岩井克人『貨幣論』ちくま学芸文庫、1998年
⑩片岡一竹 『ゼロから始めるジャック・ラカン──疾風怒濤精神分析入門 増補改訂版』ちくま文庫、2023年
⑪田村次朗・隅田浩司『戦略的交渉入門』日経文庫、2014年
⑫丸山圭三郎『ソシュールを読む』講談社学術文庫
⑬見田宗介『現代社会はどこに向かうか──高原の見晴らしを切り開くこと』岩波新書、2018年
⑭丸山眞男『日本の思想』岩波新書、1961年
⑮伊藤公一朗『データ分析の力──因果関係に迫る思考法』光文社新書、2017年
⑯生方正也『ビジネススクールで身につける仮説思考と分析力』日経ビジネス人文庫、2010年
⑰シェイクスピア『十二夜』安西徹雄訳、光文社古典新訳文庫、2007年
⑱木田元『現象学』岩波新書、1970年
⑲シェイクスピア『マクベス』安西徹雄訳、光文社古典新訳文庫、2008年
⑳堀公俊『ファシリテーション入門〈第2版〉〉』日経文庫、2018年
㉑西郷甲矢人・田口茂『〈現実〉とは何か ──数学・哲学から始まる世界像の転換』筑摩選書、2018年
㉒プラトン『メノン──徳について』渡辺邦夫訳、光文社古典新訳文庫、2012年
㉓平木典子『アサーション入門──自分も相手も大切にする自己表現法』講談社現代新書、2012年
㉔稲垣良典『神とは何か──哲学としてのキリスト教』講談社現代新書、2019年
㉕安達裕哉『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』日本実業出版社、2023年
㉖メン獄『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』 文藝春秋、2023年
㉗栗田治『思考の方法学』講談社現代新書、2023年
㉘外山滋比古『思考の整理学』ちくま文庫、1986年
㉙鈴木光太郎『ヒトの心はどう進化したのか──狩猟採集生活が生んだもの』ちくま新書、2013年
㉚橋爪大三郎・大澤真幸『ふしぎなキリスト教』講談社現代新書、2011年
「われわれの社会」を、大きく、最も基本的な部分でとらえれば、それは、「近代社会」ということになる。それならば、近代あるいは近代社会とは何か。近代というのは、ざっくり言ってしまえば西洋的な社会というものがグローバル・スタンダードになっている状況である。したがって、その西洋とは何かということを考えなければ、現在のわれわれの社会がどういうものかということもわからないし、また現在ぶつかっている基本的な困難が何であるかもわからない。
それならば、近代の根拠となっている西洋とは何か。もちろん、西洋の文明的なアイデンティティを基礎づけるような特徴や歴史的条件はいろいろある。だが、その中核にあるのがキリスト教であることは、誰も否定できまい。(...)西洋とは、結局、キリスト教型の文明である。つまり、西洋は、世俗化してもなおかつどこかキリスト教に根を持っていることが大きく効いているような社会である。
近代化とは、西洋から、キリスト教に由来するさまざまなアイデアや制度や物の考え方が出てきて、それを、西洋の外部にいた者たちが受け入れてきた過程だった。大局的に事態をとらえると、このように言うことができるだろう。
橋爪大三郎・大澤真幸『ふしぎなキリスト教』講談社現代新書、2011年、3-4頁
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㉛立花隆『サピエンスの未来 伝説の東大講義』講談社現代新書、2021年
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