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哲学を学んでいます。記事の内容は、哲学、心理学・脳神経科学、経営学等、多岐にわたります。 YouTube→投稿予定  Twitter→https://twitter.com/wayundweg 欲しい書籍→https://x.gd/GqyMQ

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「人生に意味があるのか」という問いに向き合うための、2つのアプローチ

記事の要約 人生の意味について、どのように考えるべきなのでしょうか。究極的には「個人の人生の意味」が問題になってくるのでしょうけど、まずは「一般的に生きる」ということがどういう事態なのかを考えることから始めようと思います。なぜなら、私たちはさしあたり他の人と同じように生きているからです。一般的な生について考えた後で、「自分の人生の意味」にアプローチしたほうがよいでしょう。 そもそも、人生の意味を問うてしまったのはなぜなのでしょうか。現代日本の構造上、人生の意味を考えざるを

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    • 東京をLUUPする──夜の都市を電動キックボードで回遊する

      皆さんは電動キックボードのLUUP(ループ)に乗ったことはありますか? SNS等ではその安全性が疑問視されているものの、車や自転車と同様に、安全運転を心がければそこまで危険な乗り物ではありません。 LUUPは乗ってみるとけっこう爽快で、ちょっとした移動(数キロ程度の移動)にはかなりオススメできる乗り物なんです! そんなLUUPですが、実は都市の観光のためにめちゃくちゃ使えるんじゃないかとふと思ったので、先日実際にLUUPに乗って東京観光をしてみました。本記事では、その際

      • 【休日に読みたい】オススメ書籍30選!※2024年4月分

        X(Twitter)で毎日オススメの本を紹介しているので、その紹介文を以下に列挙します! 目次が紹介対象の本の一覧となっているので、ぜひ気になった本があれば読んでみてください。 なお今回紹介するいくつかの書籍は、KindleやAmazonオーディブルに対応しています。個人的にAmazonオーディブルは激烈にオススメのサービスなので(通勤中や皿洗い中でも読書できるため)、ぜひそちらもチェックしてみてください👇 ①嘉戸一将『法の近代──権力と暴力をわかつもの』岩波新書、20

        • 【休日に読みたい】オススメ書籍31選!※2024年3月分

          X(Twitter)で毎日オススメの本を紹介しているので、その紹介文を以下に列挙します。目次が紹介対象の本の一覧となっているので、ぜひ気になった本があれば読んでみてください! 今回紹介するいくつかの書籍はKindleやAmazonオーディブルに対応しています。個人的にAmazonオーディブルは激烈にオススメのサービスなので(通勤中や皿洗い中でも読書できるため)、ぜひそちらもチェックしてみてください↓ ①伊藤計劃『虐殺器官〔新版〕』ハヤカワ文庫、2014年 ②ハック大学 ぺ

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          【休日に読みたい】オススメ書籍29選!※2024年2月分

          X(Twitter)で、毎日オススメの本を紹介しているので、その紹介文を以下に列挙します。目次が紹介対象の本の一覧となっているので、ぜひ気になった本があれば読んでみてください! 今回紹介するいくつかの書籍はKindleやAmazonオーディブルに対応しています。個人的にAmazonオーディブルは激烈にオススメのサービスなので(通勤中や皿洗い中でも読書できるため)、ぜひそちらもチェックしてみてください↓ ①小川(西秋) 葉子・太田邦史編『生命デザイン学入門』岩波ジュニア新書

          【休日に読みたい】オススメ書籍29選!※2024年2月分

          GW、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 私は有給取得していないので、本日はいつも通り働きました^ ^ 後半の休日は以下を読む予定です♪ ハイデガーと現代現象学 https://amzn.to/4aVRsm9 デザイン入門教室 https://amzn.to/3y6et7a

          GW、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 私は有給取得していないので、本日はいつも通り働きました^ ^ 後半の休日は以下を読む予定です♪ ハイデガーと現代現象学 https://amzn.to/4aVRsm9 デザイン入門教室 https://amzn.to/3y6et7a

          noteを始めて約4年経ちしました! 細々と記事をアップしていますが、過去の記事も含め閲覧いただいているようで筆者としては望外の喜びです。 今後も「人間がどう生きていくか」を探るための哲学コンテンツを制作できればと思うので引き続きよろしくお願いします👆🏻

          noteを始めて約4年経ちしました! 細々と記事をアップしていますが、過去の記事も含め閲覧いただいているようで筆者としては望外の喜びです。 今後も「人間がどう生きていくか」を探るための哲学コンテンツを制作できればと思うので引き続きよろしくお願いします👆🏻

          行動経済学とは?その概要と、行動経済学を学びたい人のためのオススメ書籍を紹介!

          本記事を読まれている方は、「行動経済学」に興味のある方なのだと思います。(少なくとも「行動経済学」とタイトルづけされた記事に訪れているので。) ここでの目的は、みなさんに行動経済学のおすすめ書籍を紹介することと、行動経済学が複数の学問領域が交差する学際的領域であるという特徴に由来する学習アプローチの多様さを示すことです。 そもそも行動経済学とは何か?行動経済学(behavioral economics)とは、人間の意思決定を前提にした経済学です。より平易に言い換えれば、心

          行動経済学とは?その概要と、行動経済学を学びたい人のためのオススメ書籍を紹介!

          【2024年1月】オススメ書籍31選!プラトンからプロダクトマネジメントまで

          今年からX(Twitter)で毎日オススメの本を紹介しているので、その紹介文を以下に整理し引用します。目次が紹介対象の本の一覧となっているので、ぜひ気になった本があれば読んでみてください。 今回紹介するいくつかの書籍はKindleやAmazonオーディブルに対応しています。個人的にAmazonオーディブルは激しくオススメのサービスなので、ぜひそちらもチェックしてみてください↓ ①Thomas Kranz『サイバーセキュリティの教科書』Smoky・IPUSIRON訳、マイナ

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          Amazonオーディブルとは?読書好きに超オススメなサービスである理由を解説

          「本がない人生なんて考えられない」といった読書好きの皆さん、こんにちは。今回はそんな皆さんにもっと本に触れられる時間を増やせるサービスをご紹介します。 そのサービスとは本記事のタイトルにある通り、Amazonが提供する「Audible(オーディブル)」です。 ご存知かもしれませんが、「オーディブル」とはナレーターが読み上げたコンテンツを耳からラジオ的な感覚で楽しめるサービスです。 そんなAmazonオーディブルを私は3年ほど愛用しているので、今回はその魅力を皆さんにお伝

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          【哲学】「役に立つ」とは結局、どのような意味なのだろうか?

          そもそも「役に立つ」とはどういうことか?「役に立つ」という言葉は日常生活において頻繁に使用される。「この留め具は役に立つ」「この組織では役立たずはいらない」「いまは意味がわからないかもしれないけど、長期的には役に立つよ」といったように。 そのように多用される「役に立つ」概念だが、そもそも「役に立つ」とは何だろうか。この語が使用される文脈や背景を改めて考えてみると、実は話者によって「役に立つ」概念に持たせている意味合いが異なるように思われるのだ。 「役に立つとはどういうこ

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          安達裕哉『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』というビジネス書がとてもオススメという話

          「仕事ができる」とはどういうことか?仕事ができるようになるにはどうしたらよいか?「最初に案を出せる人になること」である──このように、仕事に関する鋭い問いと答えが端的にまとまっているのが本記事で紹介する安達裕哉著『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』である。 「成果が出せる」、「仕事が速い」、「信頼されている」などといったように、いわゆる”仕事ができる人”には共通の特徴があるが、その特徴と行動の仕方を、暗黙知とされているところも含めて「論理的かつ実践的な形式

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          新曜社の「ワードマップ」というシリーズがかなりオススメという話

          ワードマップシリーズを読むべき人ちょっと興味がある分野があるけど、難しそうな分野だからハードルが高い 専門用語を単語帳のような簡素な解説ではなく文章として解説してほし レポートをまとめる際に便利な、参照しやすい本を見つけたい 以上のような悩み・要望を持つ方には、 新曜社の「ワードマップ」というシリーズがかなりオススメです。 ワードマップシリーズとは?ワードマップシリーズは、大学で講義を受けたり、〇〇新書の入門書を読んでちょっとだけ知識はあったりする人が「この分野をも

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          理解するとはどういうことか?対象の本質を知識として理解することと、対象の本質を体験を通じて理解することの差異の考察

          「私」や「読者のあなた」という「主体」が、言語(論理的推論)を通して「何か(対象)」を理解することと、感覚器官(感官)や体験を通じて「何か(対象)」を理解することの違いについて、簡単な考察を行うこととしよう。 対象を理解するとは、対象との距離を縮めることである人が何かを理解するということを、一体どのように理解すればよいだろうか? 端的に言えば、何かを理解するとは、その何かとの「距離が近くなること(距離を取り去ること)」である。 どういうことか。外国語学習を例に考えよう。

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          【FAQ】哲学とは何か?その内容と有用性の整理──哲学科出身者に捧ぐトークスクリプト

          哲学好きな人で、哲学を知らない人からよく聞かれる質問に対しての切り返しフレーズをまとめました(随時更新)。 質問:哲学って何するの?切り返しフレーズ※まじで1ミリも哲学知らない人向け 「ソクラテスとかニーチェとか聞いたことあるかもだけど、そういう哲学者って呼ばれている人たちの本を頑張って読むってことかな。オレは〇〇(例:ハイデガー)って人が専門だから△△語(例:ドイツ語)で読んだりもするよ。あと、最近だとAIが人類に与える影響とか、環境問題とか、人間の意識って何?とか、そ

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          QRコードと哲学的ゾンビ:医療システムの合理化と人間のモノ化

          極端にスムーズな健康診断の現場最近受けた健康診断は驚くほどスムーズに進行した。その妙な効率性が気になり、この記事を書くことにした。私の所持している保険証にはQRコードがついており、それを各診断を受ける前にバーコードリーダーに読み取らせることでその診断を受けたことが記録される。まるでゲームのセーブポイントを辿っているかのようだ。 振り返ってみれば、その健康診断はWebサイトでの申込から「お疲れ様でした」と言われて岐路につくまでの間、徹頭徹尾”合理的”であった。ここで言う合理的

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