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映画「ボブ・マーリーOne Love」が公開されたので、およそ一年ほど前に読んだ『七つの殺人に関する簡潔な記録』小説感想文を再紹介。ボブ・マーリー暗殺未遂事件をひとつの軸に、ジャマイカとそれを取り巻く世界の暗部を描く超ヘビー級の小説。ジャマイカ出身作家作品として初のブッカー賞受賞。

小説自体が700ページ二段組、定価6600円のとんでもない分厚いシロモノで、読むのにまるまるひと月かかったので、感想文も力が入って長くなっちゃったためか、書いた直後はこのnote、あんまり読まれなかったのである。

 が、今日、感想文を読み返してみるに、ボブ・マーリー暗殺未遂事件前後のジャマイカ社会の基礎知識まとめ、それを取り巻くアメリカとの関係などなどのわりと良いまとめになっているように思われたので、再紹介してみました。

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