マガジン

  • 転職?独立?移住?留学?これからの方向性の模索

    子育て費用の捻出のために感覚遮断をして公立高校の教員として働いてきた。ずっと「こんなところに居たくない」と思いながら仕事をしてきて、子どもが巣立った途端「この道は私の幸せにつながっていない」という考えがよぎった。休職中になんとしてでも次の道を見つけたいと思い、天職さがし・やりたいことさがし・ストレングスファインダー・移住先検討などやりまくってきた記録です。仕事や移住を模索している方々とつながれるとうれしいです。

  • 成育歴の振り返り、トラウマの特定、トラウマの癒しまでのまとめ

    休職の診断名はトラウマ。40年分の人間関係(親、パートナー、職場等)で負った傷の特定を進め、言語化できない圧倒されてしまう記憶(トラウマ)を、心理療法(EMDR,ブレインスポッティング)によって安全に取り出せる記憶に変化させてきた流れをまとめました。

  • ほぼ気絶しながら子育てした記憶を掘り起こしてみる

    子育てが終わった父親が自分を振り返り、本来の欲求を認め女性の恰好をして生活するという展開に深く共感している。 私は意図せず妊娠をしたものの、子どもに自尊心と選択肢をもたせるというマインドセットを自らし、その目標の達成のためだけに20年近く身をささげてきた。本来の私は、家が大好き、美しい物が大好き、人前に出るのが苦手、大人数よりも少人数が好き、絵を描いたり、マンガを読んだり、好みの服を選んで、好みの街を散策して余暇を過ごす、そんな人間だった。妊娠後20年弱気絶しているかのように無理重ねてきたが、その時間を思い出し整理することで、これから素の自分のままで生きていく軸を見つけたい。

  • 武田友紀さんの本を読んでからカウンセリングを受けるまで

    休職をしてから武田友紀さんの本をたくさん読みました。本を読んで感じたこと考えたことや、半年後の初カウンセリングの時の様子をまとめてみました。HSPの方とつながれるとうれしいです。

最近の記事

日本の学校、日本の社会は一度今のまま突っ走ってきちんと転んで壊れた方がいい

自分の感覚を感じる。 その感覚に応じて意思決定をしていく。 自分の感覚が喜ぶ生活を創り上げていく。 人に幸せにはこれが必須だけど 日本の公立学校でこの感覚の育成はまずできない。 40人という正気の沙汰じゃない人数を1人の教員が対応する時点で、 大人は管理を強化し、子どもは我慢がデフォルトになる。 抑圧されて幸せからかけ離れた状態に育成された人たちが毎年大量排出される現場にもういたくない。 私の価値観とかけ離れた場所で、価値観がかけ離れた人達の中で、 私自身が濁流にのまれ

    • ヨネダコウさん「囀る鳥は羽ばたかない」:新しいめがね(「身体はトラウマを記録する」)をかけて、囀るをとらえなおす

      主人公の矢代の人生は、トラウマを基礎に積み重なっていった。 男性を対象としたセックス依存になり、その状態で出会う人は大抵色んな面でアンバランス。 見染められたのが893の若頭。矢代は家を奪われ、唯一人間として惹かれた人を人質にとられ、望んでいない道に無理やり引き入れられた。三角さんの「矢代を自分のモノにしたい。そのためには何でもする。」という意志が感じられる。 望んでいない道でも、自らの才能を活かし、自分と部下に被害が及ばず、かつ組から大切にされるように立ち回り、その界

      • ベッセル・ヴァン・デア・コーク「身体はトラウマを記録する」②p101~200

        p101 外の世界についての感覚情報は、目や鼻、耳、肌を通して入ってくる。こうした感覚は視床に集まる。視床というのは、大脳辺縁系内にある領域で、脳の中で「料理人」の役割を果たす。視床は近くからの入力を全てかき回して、すっかり混ざり合った自伝的スープ、すなわち「これが私に起こっていることだ」という、統合され、首尾一貫した経験に変える。次に感覚は二手に分かれ、一方は下に向かって、大脳辺縁系の無意識の脳の奥深くにある、扁桃体(アーモンド形をした二つの小さな組織)へ伝えられ、もう一方

        • 「人間と深く関わりたくない」という気持ちを探る

          1年ちょっと前から休職をして、 「もうおなか一杯。人間と深くかかわりたくない」という思いをずっと抱えてきた。 この思いがなかなか消えず、今後の仕事選びにも差し障るので、そろそろちゃんと向き合おうと思う。 「人間と深くかかわりたくない」の「人間」ってだれのことか ・生徒、保護者 ・職場の同僚 ・実の親、アスペルガー傾向のある元夫 ・アスペルガー傾向のある元パートナー ・ハラスメントを行う同僚と隠ぺいする管理職とハラスメントを認めない教育委員会 →休職前は、この人達との関係

        日本の学校、日本の社会は一度今のまま突っ走ってきちんと転んで壊れた方がいい

        • ヨネダコウさん「囀る鳥は羽ばたかない」:新しいめがね(「身体はトラウマを記録する」)をかけて、囀るをとらえなおす

        • ベッセル・ヴァン・デア・コーク「身体はトラウマを記録する」②p101~200

        • 「人間と深く関わりたくない」という気持ちを探る

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        • 転職?独立?移住?留学?これからの方向性の模索
          22本
        • 成育歴の振り返り、トラウマの特定、トラウマの癒しまでのまとめ
          17本
        • ほぼ気絶しながら子育てした記憶を掘り起こしてみる
          3本
        • 武田友紀さんの本を読んでからカウンセリングを受けるまで
          18本

        記事

          ベッセル・ヴァン・デア・コーク「身体はトラウマを記録する」①~p100:私の混乱、育児での挫折感の原因を把握するには、脳の理解が必須な気がしてきた。

          1年ちょっと前に職場で暴力を受けて、体と脳の機能がなんかうまく動かなくなり、それまでしなかったミスをするようになった。2馬力あったエンジンの3/4壊れていること、自分の心身をコントロール下に置けないことに愕然として、休職せざるを得なくなった。 最初は、こんな不調すぐに戻ると思っていた。IELTSの講座を受講したり、旅行したりと休職ライフを充実したものにしなければと行動していた。しかし、全然頭に入らない。あれ、年齢のせい?こんなに記憶できないって怖い。私自分の脳に頼って今まで

          ベッセル・ヴァン・デア・コーク「身体はトラウマを記録する」①~p100:私の混乱、育児での挫折感の原因を把握するには、脳の理解が必須な気がしてきた。

          BLに惹かれる理由

          2,3年前から、BLマンガや小説をよく読むようになった。 有名どころでは、「囀る鳥は羽ばたかない」→「バナナフィッシュ」→「ENNEAD」→「天官賜福」の順に沼にドボンと落ちてきた。 異性愛が前提の物語は、私のトラウマを刺激する。そして、異性愛の物語の結末は大抵3パターン、結婚、育児、別々の道を歩むだ。飽きている。 異性愛の関係性には、ジェンダーバイアス、婚、支配被支配、子を産む性といった雑音が必ず存在する。ジェンダーギャップ指数どん底の日本で、自分が味わってきたくそみた

          BLに惹かれる理由

          山口由紀子さん「HSS型HSPさんがやってはいけない5つのこと」

          ①飽きを放置する ・公立高校の仕事に飽きている →軒並み自尊心の低い生徒がベルトコンベアで運ばれてきて、その子たちが幸せに生きられるように支援することをずっとしてきたけど、学力困難校の自尊心の低い生徒、中堅校の保守的な生徒を相手にすること、社畜率90%の職場にいること、努力を重ねても結果が見えにくい状況、変化の遅い日本に飽きている ・「育ててあげる」、「育ててくれるのが当たり前」という価値観 をもつ集団に属していることに飽きている →文化祭とか部活とか修学旅行とか、本当に

          山口由紀子さん「HSS型HSPさんがやってはいけない5つのこと」

          山口由紀子さん「心を削らない生き方」:よい人間関係をつくれる人とその特徴

          今仲良くしている人たち(発信量と受信量のバランスが良く、自然と心地よい距離がとれる人達で同年代~年上の女性8割と年下の男性2割、英語/海外/哲学/多様性/繊細/賢い/合理的なのが共通点) ・幼馴染M:賢い、繊細、優しい、一つのことを突き詰める、距離感の調整できる ・大学の友人M:海外、文学、優しい、繊細、距離感の調整できる ・元同僚I:海外、文学、合理的、優しい、繊細 ・元同僚N:海外、芸術家、やりたいことやりまくる、優しい、繊細、距離感の調整できる ・元男性同僚T:海外、哲

          山口由紀子さん「心を削らない生き方」:よい人間関係をつくれる人とその特徴

          山口由紀子さん「心を削らない生き方」:自分の価値観をさぐり、これからの在りたい姿を明確にする

          ◆これまで楽しかったこと、熱中してきたこと ・お絵描き、塗り絵→過去大好きだったが今はそれほどでもない ・秘密基地づくり→多分今も楽しめる ・マンガ、小説→ずっと好き ・着せ替え、服のコーディネート、髪型、メイク→自分の中で理想を見つけたので達成済、他者に価値を提供したいとまでは思わない程度の熱だった ・粘土遊び、陶芸、器のデザイン、器あつめ→今も好き ・部屋の模様替え、リフォーム、空間づくり→今も好き ・地歴公民の授業、社会学よりの家庭科の授業を受けること→過去没頭したが

          山口由紀子さん「心を削らない生き方」:自分の価値観をさぐり、これからの在りたい姿を明確にする

          山口由紀子さん「心を削らない生き方」:自分の持ち味(強み)を見つける

           まずは、今までにあった「うまくいったこと」を思い出します。 仕事やプライベートで、うまくいったこと。成果を上げたり、ひとに喜ばれたこと。どんなに昔のこと、小さなことでもいいので、思いつく限り書き出します。人から褒められたことも書き出します。 ・相談と助言(友人、同僚、生徒、管理職等から、友人からは不倫/離婚/転職などの相談、生徒からは家庭環境などの相談、管理職からは職場のリスク管理についての相談を受けることがあった。急に重たい内容を話されるということがあり、スイッチが入り

          山口由紀子さん「心を削らない生き方」:自分の持ち味(強み)を見つける

          山口由紀子さん「心を削らない生き方」:子どもが居なくなって動力源が変化した。私の感情由来の動力を探る。

          今まで20年ちかく他人軸(子ども軸)で生きてきた。 住む国、場所、暮らす人、関わる人、仕事等の決定を子ども中心にしてきた。本来の自分なら絶対に選ばない選択ばかりしてきた。結果、子どもが居なくなってふと周りを見渡すと、自分の嫌いな物ばかり集めていて、本来の自分が窒息していることに気がついた。 子どもが居なくなった今、自分軸であらゆることを決められる。教育への熱も子どもが動力源だったから、子どもが居なくなった途端、どうでもよくなってしまった。動力源が変化する時期。私自身の感情由

          山口由紀子さん「心を削らない生き方」:子どもが居なくなって動力源が変化した。私の感情由来の動力を探る。

          私の熱が巡るポイント「居心地の良さ」

          「熱迷子なんです」ってカウンセラーさんにお伝えしたら、 「”居心地の良さ”が熱なのかな?って思っていましたが…」 とさらっと言われ、 「あ、それだ」とこれまでばらばらだったピースがつながった。 居心地の良い人間関係を創るために以下のことをやってきた ・PA(居心地の良い集団を創るため)済 ・I message、アサーティブ(目の前の人とフェアな関係を築くため)済 ・性教育(性と生殖をコントロールし望む人生を歩めるようにするため)済 居心地の良い場所で暮らす、選ぶ、システム

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          美しいもの、人の普遍的な課題に触れたい・天官賜福の美しさに浸る幸せな日々

          地方から帰ってきて腰の養生をする中、 ふと思い立って、アマプラで天官賜福のアニメを見てみた。 多分これ、2週間くらい前の話。 日本語版アニメ1期→アニメ2期(途中まで配信)を追いかけ、 kindleで日本語版小説1,2を購入、読了。 日本語版の小説3巻は4月販売予定、購入するとして、英語版の3,4をAmazonで購入するものの、海を渡るのか3月初旬から中旬にならないと届かないらしい… もうすでに中毒。定期的に摂取しないと落ち着かない… 本国版のラジオドラマがあることが

          美しいもの、人の普遍的な課題に触れたい・天官賜福の美しさに浸る幸せな日々

          小学生の頃の自分と同じような生活をしていることに気が付いた話

          家の中にいる 好きな漫画を読み、アニメやドラマを見続ける 外に出たら美しい自然、田んぼや小川、木々、雪景色を見に行く 葉の上の雨粒の美しさをしばらく見ている 教員として働き続けていた時は解毒に精一杯で、 穏やかに純粋に楽しむことはできなかった。 今、私に苦痛をもたらすもの、 自分に合わない人や価値観と距離を置いている。 自分の素で生きている。 とりあえず、 嫌なものにはNOを言い続け、 合うものをひたすら生活に取り入れ続けよう。 古戸建ての内装を、自分の好きなように創

          小学生の頃の自分と同じような生活をしていることに気が付いた話

          理想の働き方をしている人の近くで過ごして、旅に出ようと決めた話

          正規の教員を辞めて個人事業主になった他県の知り合いの方が、私があまりによちよち歩いているのを心配してくださって、メンターのような形のサポートしてくださっている。 なんていうか、ありがたすぎる。 あれ、私すごいらっきーなのかも。。。 大型商業施設のコワーキングスペース、スーパー銭湯などで仕事をされているその方と、1日隣で仕事をさせていただいて、 あ、この生き方あり。最高だな。 と思った。 まず、他県で匿名でいられることがこんなに私の心を軽くするのかと驚いている。 銭

          理想の働き方をしている人の近くで過ごして、旅に出ようと決めた話

          年上の女性との境界線が取れないことに気がついた話

          ブレインスポッティングを4回受けた。 1回目は元夫からの性暴力、孤独育児の記憶 →思い出すとパニックになる断片的な記憶が統合された 2回目は子どもが出て行った日、父と母の子略奪の記憶 →押し殺した子どもともっと一緒に居たかった気持ちを思い出し、父母との適切な距離感を悟った 3回目は発達障害5人に翻弄されたときの記憶 →大したことない記憶だとわかった 4回目は職場でハラスメントを受けた時の記憶 →パニックにはもうならないと思う。ただ、母に抑圧されてきた記憶がぽこんとでて

          年上の女性との境界線が取れないことに気がついた話