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#29 サバ読み拗らせ男

●登場人物
わたし・・・アラサー業界人。GWは友達と楽しく遊ぶ予定をつめた女。
Qくん改めオモチャ・・・塩顔男子/広告

ティンダー・・・ヤリモクが9割を占める使い方によっては下品なアプリ。
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久しぶりにQくん改め、オモチャの話をしようと思う。

※なぜQくんからオモチャになったのかは、この記事を読んでくれよな!

初めて会った日から1週間経過した頃、オモチャから1泊2日の温泉旅行に誘われた。
魂胆が見え見えだ。見え見えすぎるにも程がある。

noteのことを包み隠さず話している会社の上司・先輩にこのことを話すと、
上司「危ないよ!何があるかわからないよ!」
先輩「いいじゃん、面白そうじゃん!」
と、意見が2つに分かれた。

めちゃくちゃいい旅館に心が揺れていたわたしは、もう一度オモチャに会ってみることにした。

会って早々、今日も大人のオモチャを持っているのか聞くと、しっかり持ってきていた。
そしてオモチャは「実はわたしさんに伝えなきゃいけないことがあるんです」と言う。

「実は僕、わたしさんと同い年じゃありません」

そう、こいつはわたしより5つ年上だったのだ。

Tinderだし、「遊び人でした」というカミングアウトであれば別にどうでもいいが、
“5歳上の常にオモチャ持ち歩く拗らせ男”という事実にドン引いてしまったわたし。

ゲームセンターでガチャガチャを見るふりをして撒こうとするも即バレし、失敗。
この日もご飯を食べて解散した。

そういえば会社の先輩がオモチャに会いたがっていたことを思い出し、ほぼ無理やり約束を取り付けるわたし。
オモチャは「絶対に会うことのない人に会うのは面白い体験です」と言いつつも少し顔が引き攣っていた。

大人のオモチャのことを全部話した上で、オモチャに会いたがるクレイジーな会社の先輩。
そして自分のことを全て話されてることにより戦々恐々としているオモチャ。
2人が出会ったら、一体どうなっちゃうの!?

次回、先輩とオモチャの変わり者対決。
デュエルスタンバイ!

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