良い発想を得るために必要な工程
所かまわず作曲します
今は宮崎県都城市の妻の実家で7月放送のドラマの曲を書いているところです。
この家に来た時は普段使われていない部屋を一室借りて、だいたいそこで作曲しています。昭和レトロな感じの内装が好きな部屋です。
大阪の天満橋OMMのフレッシュネスバーガーでもよく作曲しています。作曲のお供はだいたいポテトとビールです。
海辺で朝日や夕陽を眺めながら行う事も。「浅田家!」のテーマは福井県に行った時、朝日が昇ってくるのを眺めながら書いた。書いた曲は、それを書いた場所の記憶と結びついている事が多いです。昔、書いた曲を聴けば、それを書いた場所を思い出すといった具合。
島根県邑南町の家で作曲している事も多いです。蔵もあって、その中を作業スペースに改装してあります。
蔵は低音がすごく回ります。ブオンブオンいってる。
新幹線の中での作曲は当たり前にやってます。東京⇄大阪の2時間半という時間は集中して何かを考えるのに丁度いいです。
鳴尾浜臨海公園で釣りしながら書いた事もあります。どこでも書きます。
締切に追われている訳でもないんですけどね
締切がやばいから、いつでも書いているという訳でもないんです。
書くのが凄く速いのと、制作期間の長い仕事が多いので、普段あまり締め切りの事は気にしてないのです。
ふっと気をゆるめるのが良い発想を得るためのコツだと思うのですが、そういう時ってだいたい作業場で根を詰めていない時じゃないですか。つまり、いつも作曲をしている定番の場所じゃない事が多い。
だからいつもどこに行くのでも作曲の道具は持ち歩いていて、思いついたらどこでもすぐに形にしてるんです。作曲してる。
パッと思いついたアイデアが頭の中で組み上がっていくので、macを開いてそれを音にしていく。この時、ドーパミンが大量に出てると思います。とても気持ちが良いので。
私の作曲道具
・Macbook
・25鍵のミニキーボード
・イヤホン
この3つなので、リュックサック一つに全部入ります。下着も入れてしまえば、そのまま旅行にも行ける。
怒ってないです
大学で作曲を教えていて、なかなか良いアイデアが出てこない学生に時折散歩してきたら?って言うことがあります。授業中の事です。
学生の中には「怒られた」と思う者もいるようですが、怒ってないです。良い発想を得るために必要な工程だと思って言ってます。
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