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【簿記】知識のアップグレード③~番外編:減価償却~

こんにちは
安田です

前回は簿記の固定資産・繰延資産についてお伝えしました
記事はこちらから↓↓

今回は固定資産のところで少し触れた内容
減価償却」についてお伝えします!


※本内容は簿記の内容を分かりやすくお伝えするのが目的です
そのため仕訳や、耐用年数の細かな計上のルールなどの表記は割愛しているので
予めご了承くださいませ


減価償却とは
あまり聞き慣れない方もおられると思います
言葉を2つにわけて考えると分かりやすいです

減価→価値が減少するよ
償却→費用にするよ
という意味です

固定資産の建物や車、機械は
年々、使うと(使わずとも)価値が下がっていきますよね

例えば今、300万円で買った車は
5年後に300万円で売れないですよね

いやいや!
レトロな車はプレミア価格で売れるから
買ったときよりも高く売れるじゃん!
っていうものもあると思います

僕が減価償却を習った時に思ったことです笑

ただ、一般的にはモノの価値は年々下がるという前提でいきます

価値が下がるという前提を踏まえて
簿記の話に移ります

簿記では価値が下がった分=費用とする
という考え方があります

では先程の車について見ていきましょう
300万円で買った車は年々価値が下がります
会計のルールで
車は6年で償却(費用化)できます

では減価償却をしない場合、どうなるか

300万円で買った年に300万円が費用として計上すると
売上げがまだあまり上がってないのに
300万円の費用はデカい!

なので決められた年数で分割して費用にしていきましょう
というのが減価償却の目的です!

300万÷5年(ものにより異なります)=60万/年
60万ずつ毎年、費用にしましょうとなります

ここで
簿記のややこしいあるある!
ちなみに減価償却は
どこかにお金を払うということはしません

!!
お金は払ってないのに費用になる?
と疑問に思われた方も、おられますが
ルールに従っているので問題はありません

よし、1万で買った机も減価償却だー!
とは出来ません
減価償却は買ったものが
10万円以上で1年以上使えるもの
と決まりがあります!
税金対策のルールがあるからです

以上が減価償却の概要です

世の中の会社はこんなことしてるんだ〜
と思っていただけたら大丈夫です

次回は「負債」「純資産」の項目について触れていきます

最後まで読んでいただき
ありがとうございます
安田

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