ワークショップに参加したら「自分の快適を言葉にする大切さ」を感じられた話
キャリアを重ねてきて思うのは、たくさんの方々と関わる中で、自分の得意・不得意が多少見えたり、どうにか工夫してきたことで、20代前半よりは、仕事の段取りや場回しが上手になってきたとは思います。
とはいえ目に見えないから履歴書に書けないんだよなぁ・・・と体感もありつつ、この先どうやって食い繋いでいこうかなと考えていました。
って過去形に書くと解消されてそうに見えますが、今も考え中です。
「人間関係構築力」が強み?
数年前、ストレングスファインダーというものに初めて触れました。関わっていたコミュニティの参加者の人たちが、ストレングスファインダーのトップ5を開示してた人が多かったんです。
雑談するタイミングで、それって何なのかを教えてもらって、自分も受けてみることにしました。やるなら全部やりたいので34資質が全部わかるやつにしました。
そして出てきたのがこちらの表でした。カラフル〜!ふむふむ、「人間関係構築力」に強みがあるって。そうだよね、わかる〜。
このときこのコミュニティでの使い方に私から見えていたのは「ふーん、あなたってそういうタイプなのね」ぐらい。自己紹介がてらくらいの認識でした。
去年の春、あるコミュニティに参加する際に、ストレングスのベスト5を開示する必要がありました。
「何年か前に受けたあれかぁ」と、ぼんやりと記憶の引き出しの奥のほうから引っ張り出してきたかんじです。<さあ、才能に目覚めよう>という本があって、才能に目覚めちゃうと本には記載があるけれど、果たして目覚めちゃうのか否か・・・。
参加にあたって、自分の応募コメントが残ってたので掲載しておきます。
その後、お誘いいただいて、コミュニティの運営側にも混ぜていただいています。
ストレングス読み解き会や、講座中のコメントなどを伺ってるうちに、ストレングスって自分と切り離されたものなんだな〜とぼんやり感じるようになりました。
コロナ禍でオンライン受講した四柱推命と比べると、ビジネス寄りの統計学に自分としては感じました。四柱推命も統計学なんだって説明してもらってました。
ワークショップを受けてみた
つい先日、コミュニティオーナーのりょうじさんから、ストレングスに特化した講座をやることにしたというご案内をいただいたけど、平日の昼間開催だから仕事休むの結構、迷いました。
りょうじさんは「ストレングスコーチ」という肩書でお仕事をされているので、コーチング要素もあるのかなと想像しました。自分を知ってくれてる人のコーチングなら受けてみるのもありかなぁと思って、仕事を休んで、参加することに。
申し込んだら、こんなものが届きました。当日使うテキストと、写真立てに入ったトップ10のポストカード。
「自分の快適を言葉にできるようになる」
当日は、時間ぴったりにスタート。「今日の気分は?」の問いから始まりました。わたしはわくわく。
偶然にも、この日は全員、コミュニティの参加メンバーだったので、顔は知ってたし、どんな話し方する人なのか知っていたのもあって、安心感があってよかった。
9:45-17:00の長丁場である、と講座事務局からご連絡はあったけど、どのタイミングで休憩に入るか分からなかったので、手元にコップと、水筒にあたたかい紅茶を用意してスタンバイ。
ワークショップの冒頭、ストレングスを知るメリットの話の中で「自分の快適を言葉にできるようになりますよ」とポツリと、りょうじさんがおっしゃっていたのがわたしには印象的でした。
ゴリ押しで「いいでしょ、あなたもそうしたいよね」でもなく、「そういうものなので」と突き放すものでもなく、ポツリとおっしゃったんです。
これは体験しないと伝わらないことかもしれないけど、りょうじさんの声のトーンと、なんでしょうねぇ。なんかそう感じるものがあるんですよねぇ。テーブルに置くようなイメージ。
お互いに快適に過ごすためのすり合わせ
どうすると自分は快適なのか、なんとなくあるけど人に説明することってあんまりなかったなぁ。それを伝えるのって、自分のわがままなんじゃないかとおもっていました。
でもこの歳になると、それを伝えずに伝わるってエスパーじゃないんだからっておもいます。口に出したほうが、ずっと生きやすい。相手をコントロールするためじゃなくてお互いに快適に過ごすためのすり合わせみたいなイメージとでも言いましょうか。関係性を紡ぐというか。
つねづね頭の片隅にあったこと、自分の好ましい点もあまり好きじゃないところも、受け入れられるようになる時間だったと思います。
「可能性を見つけるワーク」というということだったけど、私にとっては、「自己受容につながるワーク」だと思った。
「自己肯定」とも違った気がします。自己肯定は自分を価値ある存在だと肯定する「評価」が入るけど、自己需要は評価が入らず、そうなんだねーって受け入れるイメージ。
自己受容につながったのは、メンバーがいたから
自分以外に受講者がいたことで、自己受容できたんじゃないかな。1on1ではない、他のメンバーも居る中で実感していくこと。専門家でない人たちで、受け止めて進めながら、互いに受容し合っていくプロセスがとてもよかったです。
友達とか、パートナーや、同僚を誘ってこういうワークショップを受けるのもいいなと思いました。
その後、コミュニティのイベントで話される内容を、すこし深く理解できるようになった気がします。
講座の詳しい話などは、これから体験する方のために伏せましたが、自分の体験について残したくて書いてみました。
仕事や生活がグッと加速するものというよりは、じわっと考えるためのヒントをもらえるいい時間でした。ときおり思い出してふりかえっていきたいなぁ。
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