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回路図と少し仲良くなれた日

ラズベリーパイというミニコンピューターを使って電子回路を勉強しています。手引き通りにブレッドボードに部品を置いて配線し、その後ラズベリーパイとつなぎます。半田付けや工具は不要で、ピンにコードを挿すだけです。手引きに書かれた「回路図を見ながら作業するだけでエンジニア気分」が心をぐっと掴みます。まさにその通り。

これまで回路図を見ても全く実感が湧かずポカンとしていたのですが、役割単位で指差し確認してみると、それぞれのポートの役割や、これと連動するプログラムとの関係が見えてきました。

また、今まで正しく理解できていなかったグランドについても、整理してイラストにしてみました。

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GPIOは、汎用的(General)に目的(Purpose)を変えられる入出力(Input Output)を管理する役割です。上の図のGPIO 4番さんは、今回は、人感センサーを見張るようです。GPIO 18番さんは、LEDを付けるか消すかの仕事に徹するようです。プログラムの指示内容が個人の仕事を繋ぎ、チームとしてプロジェクトを成し遂げます。

今回は、人が来たらLEDを光らせて驚かせるプロジェクトで、上の図は、通りがかりの天使が、ちょうど罠にかかったところを表しています。

人感センサーにしろ、LEDにしろ、電気を使った後には、電気の帰り道があります。それがグランドと呼ばれる線で、最終的に、電源のマイナス側につながっています。これまで、回路図を見ても、グランドが電源のマイナス側に線は繋がっていないので、グランドという名の処分場で、行き場のない電気を消し去っていたのかと思いました。

理解が悪く、こんな絵でも描いてみないと、回路図とは仲良くなれないのですが、今後もわかったことがあったら、図にしてみたいと思います。

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