パイレーツとセガサミーフェニックスは何がダメだったのか【Mリーグ最終戦】
こんにちわせりん、わせりんです。
今更ですが、Mリーグのセミファイナル進出チームが決定してしまいましたね。
今回、セミファイナルに進出できなかったチームはパイレーツと、セガサミーフェニックス。
このサムネは私がランキング記事を書いた際に使用したのですが、脱落チームが真ん中の位置に来ています。
レギュラーシーズンが始まる前からこの2チームが脱落することを予想しておりサムネを使い回ししやすいように工夫しておいたんですよね。
これが、天鳳元10段の先切りです。素晴らしいですね。
本日の記事はめっちゃ文字にするとダサいですが本気記事です。いつも本気じゃないのか!と言う人が居そうですね。もちろん、いつも本気ではあります。
でも、私の記事の最大の面白さって何かって言われると、打牌を批判することやミスレベルなどももちろんなんですが、個人の分析とかチームの分析だと思うんですよね。
と言うことで、今回はチームの総評を全チーム分やってます。タイトルからはパイレーツとセガサミーフェニックスの事しか語られていないように見えますが、全チームです。安心してください、書いてますよ。
戦力はもちろんなんですが「○○が良くて、〇〇はよくないぞ!」って感じで、結構突っ込んで書いてます。普段のTwitterの使い方とか、選出への指摘とか、雰囲気とかまで踏み込んでます。
記事としては、もちろんいつもの観戦記なんですが、もはやチームの総評がメインになっています。
Mリーグのレギュラーシーズンを総括するのにはぴったりの記事になってますので、ぜひ最後までお読みください。忙しい方は麻雀部分は飛ばして最後だけでもお読みください笑
◉はじめに
今回の記事は、レギュラーシーズン最終日の二戦と、全チームの総評という特大記事になります。
まずは、観戦記事の部分。取り上げるのはこの二戦ですね。
一応チームポイントをおさらいすると
[Mリーグ成績速報(Twitter:@mleague_results)様より引用 ]
こんな感じです。
まあざっくり言うと、パイレーツとフェニックスは最後の二戦で連帯取れないと大体終わり。パイレーツは一着&二着でも通過できる可能性はあるが、フェニックスは連勝しないと厳しいって感じですかね。
この条件を踏まえて、観戦記事を書いています。
長くて短いような90戦のレギュラーシーズン。最後の締めくくりとなるこの日の記事は、既に私以外にもたくさん書いている人がいるでしょう。
私も私なりに、書いてみます。遅えよ!と言われそうですが笑
ただ、最後の試合だからと言ってもちろん変に持ち上げたり過剰に褒めたりはして居ないのでそこはご安心ください。
私が「熱いドラマがありましたね😭」とか「感動の試合でした!みんなの想いが詰まってて最高の一戦でした!😭」とか言い出したら終わりですからね。
そうなったら殴りに来てください。
今回の記事も
田中航プロからお借りしました。私が作ってと言ったら作ってくれる顔イケメンの私と真逆の心イケメンです。皆さんフォローしてください。
かなり無料で読めますからとりあえず読み進めてください。
と言うことで、元気よく日本一ためになる、Mリーグ観戦記事に参りましょう。
それではどうぞ。
【一戦目 石橋vs内川vs魚谷vs白鳥】
◉事件簿1:魚谷プロ、チームのポイント状況に負ける(70/100)
今回のミスレベル:70/100(ズル休みをする度に身内に不幸があったことにするレベル)
東一局、魚谷プロが赤5mを切った場面。
押しすぎですね。
世間ではトップを取らないといけないから仕方ない、責められないみたいな論調ですが本当でしょうか。
条件をもう一度考えてみましょう。
フェニックスは雷電よりも上に行かなければいけないので、連勝が必要ってことですね。雷電との差は101.6ポイント差です。
30,000点のトップがちょうど+50ポイントですから、この101.6ポイント差って二連勝さえすればほとんど素点は関係ないんですよね。
しかも、自分たちが連勝さえすれば自動的にパイレーツはトップを一回も取れないことになるのでパイレーツの着順も関係ないです。
つまり、魚谷プロが考えないといけないことはどうすればトップ率が高くなるかです。大トップを取ることではありません。
もう一度場面を見てみましょう。
残りツモ回数二回、相手は親、通ってない筋が47m、58m、69mとワンチャンスの36sしかない、5m周りは愚形すら全く見えていない・・・
そんな所にカン6sで赤5mを切ることが本当にトップ率を上げているのでしょうか?
もっと平たく言うなら、トップが重要なMリーグルールにおいて、開幕戦で全く同じ状況になったとして赤5m切って追いかけますか?
絶対しないですよね。
と言うことで、これはポイント状況がミスをさせた典型例だと思います。
選択肢としては7sを切って戦えるテンパイにするようにシャンテン戻しするか、赤5sを切ってマンズを絶対に使う形にするかのどちらかでしょうね。
7sのカンは最終ツモ番にテンパイしなかった時のために残しておいてもいいでしょう。どちらにせよ、流局が近く、ソーズがかなり切りやすいのでケイテンorマンズテンパイでの押し返しを目指して打つのがいいでしょうね。
大トップを取る必要があるのなら、全てのテンパイをぶつけて上振れを目指す必要があるかもしれませんが、普通のトップが必要なのであれば普段のMリーグと打ち方はそんなに変える必要はないでしょう。
この放銃を見た時に、正直「ああ、フェニックスは厳しいな」と思いました。
◉事件簿2:魚谷プロ、素直に打牌する(0/100)
今回のミスレベル:0/100(ギリギリ難しいくらいの距離でゴミを投げたらゴミ箱に見事に入るレベル)
東一局、魚谷プロが7sを切った場面。
シンプルな打牌でいいですね。一番受け入れが広い打牌です。
こんなの7s切るのが当たり前じゃないか!と言われそうですが、結構この形で7s切らない時って多いんですよね。
例えばこのように赤がなかったらどうでしょう。
赤がない場合は7sを切って増やした受け入れがリーチのみの受け入れになってしまいます。
7sではなく5sを切ると受け入れとしては3枚減ってしまうものの、テンパイ形が平和になりやすく6s引きで一盃口の打点が伴います。
しかも、中盤以降に5sではなくてワンチャンスの7sの方を切ってテンパイできる点も魅力的です。
以上の点から、基本的にはドラなしであれば5sを切ることがいい方が多いですね。
もう一個ついでに学んでおきましょう。
このようにピンズの部分が555pなど順子ではなくて暗刻だったらどうでしょう。
この場合は7sを切ってしまうと全てのテンパイでリーチのみになってしまします。また、5s切りも先ほどと違い平和がつかない上に三暗刻の受け入れを減らしてしまいます。
と言うことでこの場合は4s切りが正着になります。
4sを切っておけば6s引きで一盃口、7s引きで三暗刻と打点を無理なく狙うことができます。
4555677sの形も状況によって使い分けが必要ってことですね。
今回の魚谷プロの手はドラドラで打点が十分だから7s切っていいよって感じです。基礎的な部分なので、知らなかった人はメモしておいてください。
◉事件簿3:白鳥プロ、状況を踏まえた一打をする(5/100)
今回のミスレベル:5/100(お風呂に入る前に絆創膏を貼るレベル)
東三局、白鳥プロが赤5mを切った場面。
現状トップ目で打点の価値が低いこと、9p二枚切れで788pのフォローを外したくないこと、さらに788pで持った時のシャンポン受けの2pと8pがどちらもそこそこ良さそうなことの合わせ技で打赤5mとしています。
最初に見た時は遠くのタンヤオもあるし赤5m使うか使わないかで打点が違いすぎるから8pかなあと思っていたのですが、もろもろ考えると赤5m切りもなかなかの妙手に見えますね。
まあそれでも5mが一件に現物なことと、4mのワンチャンスなので通常よりは危険度が低めなことを踏まえて私は8pを切りそうですが、面白い一打だなあと思いました。
◉事件簿4:石橋プロ、適当に切る(20/100)
今回のミスレベル:20/100(シャンプーを流さずに風呂から出るレベル)
東四局、石橋プロが1sを切った場面。
石橋プロの中では打点は456の3色がつけばいいなあ、5sで両面作って平和に最低でもしたい→1sを切ってアンパイの北を残す!
って思考なんだと思いますが、今回はドラが3sです。3sを引いた時にドラが必ず使えるリャンカンに取れるようにするために1sは大事ですし、そもそも北はション牌なので安全とも言えません。
細かいように見えますが、石橋プロはこのような決め打ちぎみの先切りが多くて損をしていることが多々あります。
今回もドラが123sのどれかじゃなかったり、北が二枚ぎれで完全アンパイであれば1s切りが候補に上がってくると思いますが、今回は残した方がいいですね。
ちなみに・・・
この9p切りはまだいいと思います。ソーズにくっついたらどちらにせよ9p切りますし、仮に8pを引いたとしてもリーチのみの受け入れが増えるだけですからね。先ほどと違い北も一枚切れになっています。
いつでも先切りがいい、いつでも先切りが悪いと言うのではありません。状況に応じてきちんと使い分けられるようになって欲しいですね。Mリーガーなら出来て当然です。
◉事件簿5:魚谷プロ、苦渋のリーチ(0/100)
今回のミスレベル:0/100(わせりんnoteをリツイートしようとした時に麻雀プロであることを思い出して踏みとどまるレベル)
東四局、魚谷プロが8pを切ってリーチをした場面。
これは、別に勉強になるところはないんですが、よくリーチ出来たなあと思いました。
ダンラスになってしまって打点が欲しい&局を進めたくない状況です。絶対にトップを取らないといけない時って頭がいっぱいになって無理に打点を狙いに行っちゃったりしてどんどん崩れてしまったりします。
この手だって9pさえ引けば三色ですし、現状だとリーチのみで局を消化してしまいます。
しかし、冷静になって考えると上家が間違いなくテンパイで、仮に9pを引くまで待ったとしてもその時にはピンズを少なくとも二枚押していることになります。
また、 オリた時に下家の白鳥プロがトップ目のために上家の内川プロにケアしてしまう頻度が高く、連チャンが起こる可能性が低いでしょう。
そう考えるとリーチをせざるを得ないように思いますね。
点数を失って局を消化するよりは1300点でも加点して局を消化した方がまだマシって判断ですね。苦しいリーチだったと思います。
1000万失うor900万失う、腕を失うor足を失う、うんこ味のカレーを食べるorカレー味のうんこを食べる・・・
そんなどっちも地獄の選択のうちマシな方を選ばなければなりません。
選手のその時の気持ちは本人にしかわかりませんが、魚谷プロの精神力を垣間見た一局でした。
◉事件簿6:内川プロ、基本的なことができない(70/100)
今回のミスレベル:70/100(恋人が髪型を変えた時に前の方が良かったと言ってしまうレベル)
東四局、内川プロが9pを切った場面。
なんという基礎力の低さ。
赤を使いたいから9pって単純な発想で切ってるんでしょうが、仮に赤が出ていく8pを引いても 335pの形ができるので8p受けはめちゃくちゃ大事です。
アンパイの中を切りたくないのは分かります。
それなら、47sが浮いてるのですから9pを切るくらいなら47sのどちらかを切ればいいですし、9pを切るくらいならまだ5mあたりを切った方がマシです。
本当の手順マエストロになれるように頑張ってください。
◉事件簿7:石橋プロ、赤を切らない(0/100)
今回のミスレベル:0/100(大人になるにつれて嫌いな食べ物が少なくなっていくレベル)
南一局、石橋プロが7mを切ってリーチをした場面。
せっかく、Mリーグ序盤に赤切りの布石を打ったのに↓
布石を打ったままレギュラーシーズンを敗退してしまいました。来シーズンあたりに効いてくるんでしょうね。
というか三年連続でマイナスなのに来シーズンも選手でいられるのか!そんなぬるい環境なのかMリーグは!
まあこの話は置いておいて、普通であればこの場面
赤5mを切ってリーチするか7mを切ってダマにすることが多そうですよね。
しかし、チームとして素点が欲しいことと奇跡の6000オールからの逆転トップを目指してカン6mでリーチ。
いい判断だと思います。いい上振れの願い方ですよね。
そこまで全選択肢に差がないのであれば、マックスが高くなるような選択をするのがこのポイント状況だといいでしょう。
バッシーは条件戦だと他の選手よりも輝きますね。ミスが少ない。
◉事件簿8:石橋プロ、いつものように打つ(20/100)
今回のミスレベル:20/100(洋服店の店員の「お似合いですよ」を真に受けるレベル)
南二局、石橋プロが4mを切った場面。
いつものバッシーぽい先切りですね。基本的にバッシーの先切りはやりすぎなことが多いのですが手だけを見たら愚形が多いてですし、中がアンパイかつ重なった時に鳴けるので悪くない打牌に見えます。
しかし、何度でも言うように今は是が非でもトップを狙いたい状況です。
ならば、中が鳴けるとかアンパイになるとかよりもこの手がリーチできるように手を組むのが一番いいと思います。
もちろん、この手が運よくリーチになることは少ないでしょう。それでも、上振れた時にマンガン〜になるのはリーチしかないのですからここは素直に中を打ちましょう。
そして次巡
中を引いて1m切り。これはいいですね。中を鳴いた後の事を考えるとターツオーバーにつき46mを払いたくなるのですが、これもリーチを狙うと言う理由で門前効率マックスの1mの方がいいでしょう。
間違えたり、きちんと打ったりバッシーも忙しいですね。
◉事件簿9:魚谷プロ、打点を追う手組をする(0/100)
今回のミスレベル:0/100(家族の写真をスマホの待ち受けにするレベル)
南二局、魚谷プロが8pを切った場面。
平面何切るで考えると4p切りが正解でしょう。
単純な受け入れに差はなく、4pを切っておけばマンズを引いた時に受け入れが広くなります。
8pを切ってしまうと3pしか良形への変化がないですからね。
しかし今回は、ダンラスで打点が欲しいのでマンズが変化した時にはタンヤオが崩れる可能性があることと、4m引きは45678mの三面張で使う良形よりも456の三色の打点の方にしたいと言う理由で8p切りにしたのでしょう。
自身の状況を考えたいい一打だと思います。ミスもありますが魚谷プロは少ない可能性の中でなんとか最善手を打とうとしているのが好感が持てますね。
◉事件簿10:内川プロ、ゼンツする(10/100)
今回のミスレベル:10/100(飲食店で他の人がベルを押したのに自分もベルを押してしまうレベル)
南二局、内川プロがリーチに対して2sを押した場面。
親でマンガンあるからゼンツ!素晴らしい麻雀ですね。
私は、ソーズ濃厚そう&6sが四枚見えててソーズの上が待ちとして無いので2sはかなり危険と見て、中筋の5pをとりあえず切ってテンパイしたときに2sを押すかどうかを判断することをお勧めします。
まあただ、内川プロはこういう手を押せるようになったのはいいことですね。変なヒヨリがなくなってます。だからと言って押すのが正しいかと言われればそうでは無いんですが笑
ちなみに、
魚谷プロのリーチも苦しいですね。点数がないのでどうしても高打点の待ちにとらなければいけなくなる。
やっぱりチームとしても半荘単位でも、最初にきちんとアドバンテージを取っておくことはかなり重要ですね。
◉事件簿11:南二局、石橋プロまた先切りの癖が出る(70/100)
今回のミスレベル:70/100(「〇〇って知ってる?」に対して知らないのに「知ってます」と相槌を打ったら予想以上に話が深くなって話についていけなくなるレベル)
南二局、石橋プロが5pを切った場面。
※牌譜ではドラ3pになってますが、実際はドラ2pの間違いです。
この試合で、石橋プロの一番のミスはこれでしょう。
現状、トップ目と16300点差。マンガンを一回あがれば供託があるのでトップまでマンガン圏内に入ることができます。
そんな時にこの5pを先切り。というか二人5pを切ってるので先切りというよりは純粋に自分の手でいらない牌を切ったのでしょうが、2345pのノベタン って尋常じゃなく重要ですよね。
まず、そもそも中を鳴いた後に1133mからターツを一枚外さないといけないので1mか3mを切るのが手組みとしても正しいです。
しかも、今回はカン4sから入った時や、4sを鳴いた時などに2345pの形があればタンヤオに移行する可能性を残せます。
さらにさらに、2345pで持っておけば、ドラの2pを引いた時に使うことができてマンガンになります(超重要)
こんな大事なノベタンを切ってしまうなんて、基礎力が足りなさすぎます。
いい判断だと思います。いい上振れの願い方ですよね。
そこまで全選択肢に差がないのであれば、マックスが高くなるような選択をするのがこのポイント状況だといいでしょう。
バッシーは条件戦だと他の選手よりも輝きますね。ミスが少ない。
先程のこの発言は撤回させていただきます。
1mを先に切るべきですね。
◉事件簿12:石橋プロ、チームのことを考える(0/100)
今回のミスレベル:0/100(ハサミを手渡すときに刃先の方を持って相手に手渡すレベル)
南二局、石橋プロが下家の親リーチに8mを切った場面。
これが、この日で一番難しい判断だったと思います。
状況を確認してみましょう。
パイレーツは雷電と70.6ポイント差です。分かりやすいように30,000点の二着を取ったとしましょう。するとスコアが+10ポイントになるので最終戦に+60.6ポイントを獲得しなければなりません。
40600点のトップってことですね。
今、石橋プロは36900点持っているのでここから6900点分さらに最終戦の条件を軽くしているってことになります。
そんな状況でこの場面です。局収支で言うと押した方がいいと思います。
残った筋が25s、58s、47s、14p、69pの5筋あって愚形の可能性も普通にあります。
残り筋が4本以上ならケイテンは押した方がいいです。
しかし、今回は三着になると即敗退になる上に、例え二着であったとしても素点が削られれば削られるほど最終戦の条件がキツくなります。
マンガン放銃して25000点くらいになると、例え二着でも最終戦は45600点くらいのトップが必要になります。
現状、役ありでテンパイしているのであがれることもありますし、ケイテンをとればトップが見えるようになります。
しかし、放銃によって三着争いに巻き込まれるのと素点が削られるのを嫌ってオリたのでしょう。
どちらが勇気のいる決断かは分かりませんが、いいオリだったと思います。
私は押していると思いますが、その時の気持ちはわかりません。
◉事件簿13:石橋プロ、ホンイツが下手(50/100)
今回のミスレベル:50/100(英語禁止ゲームで始まりの合図を「スタート!」と言ってしまい、グダグダな流れになってしまうレベル)
南二局、石橋プロがホンイツに向かった場面。
8sはまだいいとして、5sはやりすぎでしょう。ホンイツにするには遠すぎますし、ドラ1あるので一盃口や三色のあるこの手だとリーチでマンガンに結構なります。
しかも今回は供託が2600点ありますから余計にホンイツを狙ってる暇なんてありません。
素直に發切りで。
さっきの5pを切るのにこの牌姿でホンイツを強引に狙おうとするのはよくわからないですね。やっぱりバッシーはバッシーでした。
はい、パイレーツ解散です。
◉事件簿14:内川プロ、無敵になる(100/100)
今回のミスレベル:100/100(アカギの声優をしているのに麻雀が弱いレベル)
南二局、内川プロが上家のホンイツの仕掛けに終盤の役なし愚形×2のイーシャンテンから両無筋の4pを押した場面。
うんこです。
◉事件簿15:内川プロ、また無敵になる(80/100)
今回のミスレベル:80/100(視力が悪くなった時にメガネを買うよりも先にブルーベリー関連の食品を買ってしまうレベル)
南三局、手順マエストロの打牌。
2mでいいとは思いますが、まあタンヤオ狙いの9mも分からなくはないです。
全くわかりません。
手順マエストロの名前は何か別のものに変えた方がいいと思います。
◉事件簿16:石橋プロ、勝負どころで活躍する(0/100)
今回のミスレベル:0/100(新幹線のチケットを自由席で取ったらガラガラだったレベル)
南四局、石橋プロが上家の白鳥プロの仕掛けに8sを止めた場面。
手としてはまだリャンシャンテンで止め流のが普通なのですが、このハネマンが見える手で、このチーム状況で止めるのはなかなか胆力がいることですね。
先程の説明にもあった通り、最終戦の条件を出来るだけ軽くしようとした結果の判断でしょう。
この判断は功を奏し、小林プロに35700点以上のトップという比較的軽い条件を託すことが出来ています。
お疲れ様でした、バッシー。ナイスゲームです。
〜おまけ〜
この半荘、最後は内川プロが平和ドラ1をダマにしていました。平和ドラ1をダマにしていました。
一戦目は以上になります。
ついに、最終戦です。私のMリーグのレギュラーシーズンの記事もこの試合とチームの総評で最後になるでしょう。
「おまけ」の項目は結構ためになると思います。また、事件簿9に関しては誰も指摘しているのを見たことが無いのですが「パイレーツがセミファイナルにいけた可能性がある局」を取り上げています。
激闘を思い出しながら読んでください。
【二戦目 内川vs多井vs小林vs近藤】
◉事件簿1:小林プロ、単純な手組みを間違う(10/100)
今回のミスレベル:10/100(カッコよく指を鳴らしたら音が出なかったレベル)
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