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老害or認知症(MCI)、会社でどう対応する?

本日は「老害もしくは認知症、どう対応する?」というテーマで動画を撮ってみようかなと思います。


いわゆる認知症というよりは、認知症の前駆症状、認知症を疑うような形、MCIと臨床では言うんですけど、そういう人たちが結構いるんですよ。

この相談をされることが結構診察でも増えてきたなと思います。
元気ですからね。70代、80代の方で元気でまだまだ現役で働いている人が多くて、創業者とか社長さんとかで70、80になってもバリバリ社長業をやられている方もいっぱいいるんですけれども、でもちょっと認知症が始まっているという人も珍しくない。
記憶力が低下しているとか。

■記憶力の低下

記憶力が低下している場合は、「忘れたな」とは思わないんですよ。
精神科の世界は加工されるんですね。
だから、自分の中で記憶というのが変更されていたり、思い出そうとした時にそのまま思い出すんじゃなくて作り替えられて思い出しちゃうんですよね。
そういうことなんですよ。

人間の記憶はそのまま記憶されているんじゃなくて、ビデオカメラとかビデオデッキみたいにそのままの情報がビデオテープに書き込むみたいに保存されてるわけじゃなくて、レシピ本みたいな形で保存されているんですよね。
思い出すときにこのレシピを元に構成されて思い出すんですよ。

だけど記憶力が低下しているとレシピ本の要素がぐちゃぐちゃになっていたり、加工されたり、誤ってレシピ本を選んでやってしまうということになりますね。
加工されているので、現実的には誤解が増えるという感じですね。

■衰えること

あとは感情コントロールが苦手になります。
なので怒りっぽかったり、悲しくなったり、うつっぽくなったりするというのがあります。

あともちろん筋力とか心身の衰えというか、筋力も落ちてくる。
眠れないとか、眠っても回復力が落ちるとかね。
こういうことが起きる。

いわゆる本当に忘れちゃってとか、そういうことではなくても、こういうものが見られていて、パフォーマンスが落ちているというか。
だけど気付きにくい。

周りの人も、社長だからとか部長だからとか上司だからと、結構困っているというのは中小だとよくある光景ですよね。
どうやって声を掛けたらいいんだろうみたいなことになっているってことは、中小企業とかよく起きている形です。

こういうのを見ていると、若い子は辞めちゃったりしてね。
20代とか30代とか、力がある若手は抜けちゃったりして、ここはダメだと言って抜けちゃったりして、40代、50代が支えなきゃいけなくてどうしようということは、臨床ではよく起きているかなと思います。

■どう対応するのか

じゃあどう対応したらいいのかっていうことですけれども、きちんと話を聞いてあげて、スピードを落としてイライラせず、こちらが感情的にならず、イライラせず、必要な情報は紙に書いて渡すことが大事です。
そうすることでトラブルは防げるのかなと。
逆恨みはされなくなるのかなとは思いますけど。

これ今すごく臨床上よく聞きますね。
こういう話をよく聞いてどうしたらいいんだろうとか言っている50代、60代の方とか聞きますね。
でも引退してくれないしなとか、でも引退したら彼らも生活があるし困るしな、という形で結構悩んでいるけれども、まあ起きている。

でもまあそりゃそうですよね。
日本の政治とかアメリカの政治でも起きていることだから。
そういう政治の現場で起きていることでもあるので、普通の会社とかで起きていることでもありますよねということです。

■本日の宿題

同じような経験があるよとかああそうだよと思ったら、実体験を書いてみてください。それでみんなでシェアして対策を考えてみるのはどうかなと思います。

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