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2次速修テキスト 抽象化ブロックシート暗記のポイント

みなさま、こんにちは。
TBC受験研究会の一氏佑子です。

今回は令和5年度2次筆記試験合格者が学習に活用していたものとして多く挙げていた、抽象化ブロックシートについて紹介したいと思います。

私自身も、抽象化ブロックシートをフル活用し合格することができた一人です。
そもそも抽象化ブロックシートとは何でしょうか?という方がいらっしゃるかもしれませんので、どのようなものか簡単に解説させていただきます。

抽象化ブロックシートとは、早稲田出版の「2次速修テキスト」の第4章に掲載されている、過去の2次試験で出題されたことのある1次試験の知識や理論、解答に活用できる中小企業白書の内容などがコンパクトにまとめられたシートです。

このテキストの第2章では、2次試験の解答は「具体→抽象→具体」のプロセスで組み立てましょうと教えています。これは、具体的な事例である与件文をまずは知識に抽象化して、その知識をもとに具体的な解答を考える、ということです。この知識に抽象化するのに使うのが抽象化ブロックシートです。このプロセスで解答を組み立てることで、知識を軸にした解答になるだけでなく、解答を導き出す時間短縮にもつながります。

ただ、この抽象化ブロックシート、2024年度版のテキストでは全部で173シートもあります。覚えるのは簡単ではありません。スクーリングなどで受講生とコミュニケーションを取った際に、なかなか覚えられないという話をよく聞きましたし、私も苦労しました。
ですが今はまだ1月の後半、2次試験までたっぷり時間はあります!
一緒に暗記がんばりましょう!
ここからは、私が暗記できた方法を紹介していきます。

まず、私が受験生時代のテキストにあった抽象化ブロックシートは2次試験で出題された順番に掲載されていましたので、類似のテーマなのに近くに載っていないものがありました。テーマごとに並べたかったことと、色々と書き加えたかったこともあり、手書きでオリジナル抽象化ブロックシートを作成しました。
少しずつですがこちらをご確認ください。(字が汚い・読みにくい・シートの番号がずれているのはどうかご容赦ください。)

共通編

関連するシートは1枚にまとめ、通信講座で学んだ内容を書き加えています。
ドメインは令和5年度・事例Ⅰの重要なテーマでしたね。


事例Ⅱ

アイデア出しが重要な事例Ⅱは通信講座で学習した
解答例を書き込んでいます


特に苦手なところをカバーできるように工夫してみると覚えやすくなります。
2024年版テキストはテーマ順になっていることが多いですので、手書きまでしなくてもテキストに書き込んだり、ワードなどで作成してもいいと思います。
実際の合格者体験記の中にも活用法がありましたので詳しくはこちらのTBC受験研究会HPからご確認ください。
TBC受験研究会 - 2023年度合格体験記 (tbcg.co.jp)

私は手書きを選んだのでとても時間がかかりましたが、しっかりと知識を定着させることができました。

山口先生から、この2次速修テキストの販売数と受験者数を考慮すると多くのシェアを占めるというお話を聞きました。私が受験したときの試験会場では、早稲田出版の2次速修テキストを広げていた方がたくさんいらっしゃいました。
抽象化ブロックシートをVRIO分析で例えるなら、とっても価値はあるが、希少性は少ないと言えるかもしれません。むしろこの資源を持たない者は競争劣位に陥ると言っても過言ではない…かもしれません。
ライバルが覚えている以上、しっかり覚えたいですね!

テキストの詳しい内容はこちらをご覧ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。



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