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    進化型組織の探求を行う研究所evOrg(エヴォーグ)の活動を覗き見るマガジンです

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組織に中心は必要か:ソース原理と空洞

ソース原理:ソースが人を集め始め、引き継いでいくことが重要 空洞:誰がリードとも言わず、自律分散で動く 組織の中心(人物)は継続的に必要なのでしょうか? という問いに対するevOrgでの議論 参加者 対話内容 過去にこんな議論がありました。 ほん: 個人的な意見ですが、 始まりという意味ではソースは必要なのだけど、どこかで中央がわからなくなって森になっていくのかなーと思っていますがどうでしょう? けいた: 僕も同感で、最初はソースは必要だけど、途中からソースでは

    • 対話に価値はあるのか

      対話や会話に価値はあるのか。 先に言っておくと、個人的には価値はあると思ってます。 ただ、「対話って大事だよね」とか聞くと、いつも思ってしまうことがあるのです。 1)価値を証明することはできないのか 本当の意味で客観的に対話を聞くことはできないし、客観性なんてそもそも幻想ではないかという話もあるのですが。 十ン年前、コーチングやファシリテーションの効果が研究対象でした。 そのとき用いたものっていうと、アンケート結果、経験者が語る理論、またはケーススタディでした。 そこ

      • ソース原理とティールの関係

        一昨年あたりから、「すべては1人から始まる」でソース原理が話題に。自律分散を謳うティール組織と1人のソースをおくソース原理、この関係について対話がありました。 参加者 対話内容 けいた: たしかに、ティール組織における助言プロセスは、パーパスとのつながりが最重要で、 誰も否決する権利がないという点でソースから切り離されているとも言える。 ただ、どんな組織やチームもはじまりは1人のソースからという点はティール組織も同じ。 最終的には組織やチームの成長過程がティール型とソー

        • 嫌われるAIを作ることはできるのか?

          「嫌われる」ということはAIには難しく、人間の特権のように思う 嫌われることは組織にとってどのような効用があるか と言う問いについてエヴォえもん(AI)と探求してみました。 参加者 対話内容 ほん: 嫌われるAIって作ることはできると思う? エヴォえもん: 四次元ポケットを探したところ、AIを意図的に嫌われるように設計することは技術的に可能ドラ。AIの振る舞いや応答はプログラムによってコントロールされているからドラ。ただし、わざわざ嫌われるAIを作ることには倫理的な問

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