ウォームハート

在宅ケアのウォームハートです。 ■訪問介護 ■訪問看護 ■定期巡回・随時対応型訪問介…

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在宅ケアのウォームハートです。 ■訪問介護 ■訪問看護 ■定期巡回・随時対応型訪問介護看護 ■居宅介護支援 ■障害福祉 https://www.coolhead.co.jp/

最近の記事

はじめての東京生活・東京での仕事

始めまして。 昨年4月に入社した島袋です。 沖縄から上京して、そろそろ約1年が経ちます。 これまで色々経験したことを書けたらと思い お邪魔させていただきました! 私は訪問介護のお仕事は初めてで、 入社前は“移動する” “自転車に乗る”ということは全然頭の中にはなく、 ウォームハートの一日体験入社の時に 良い意味で衝撃を受けました! ご利用者様のお宅にお伺いし、 次のご利用者様宅までの移動時間は 自転車だからこそ味わえる風景と言いますか・・・ 例えば、犬を散歩している方が

    • 在宅と病院とのギャップ

      先日、入院治療から在宅ケアに切り替えて良かったとブログでお伝えしましたが、実際何が?どんな風に違うの?と思われた方もいらっしゃると思うので、私が感じたことをお伝えできたらと思います。 まず「食事」について。 「食べることは、生きること」 私はそう思っています。 食べないと人は元気が出ません。 ただ食べれば元気でいられるか? そうでもないですよね。 健康にいいもの、好きなもの、誰と食べるか、楽しく食べているか。 「食べること」の中にも大切なことはたくさんあると思いま

      • 「在宅ケア」の喜びと安心感

        少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 先週久しぶりに会社の事務所に顔を出してきました。 体調を崩し、治療のために休職して今年の5月で丸3年になります。 最近は入退院を繰り返していたので、最後に事務所に行けたのは去年の9月でした。 今までずっと入院治療をしてきましたが、これ以上治療を続けられないくらい体調を崩してしまい、昨年10月末に入院治療を諦め、訪問診療と訪問看護と訪問リハビリを入れての「在宅ケア」に切り替えることに

        • 本年もよろしくお願いいたします。

          新しい年になりました。 今年は元旦から何とも痛ましい災害や事故が相次ぎ、 自分を含め、やりきれない思いで過ごされた方も多いのではないでしょうか。 こんな時に何ができるか、どんなことを思えば良いのか。 言葉にするのは難しいですが・・ ふと、絵本の「スイミー」を思い出しました。 こんな時だからこそ、 持ち場をしっかり守りながら、 目の前にあることを丁寧に進めていこうと思います。 自分にできることを考えつつ、 みんなにもお願いして新しい年の抱負を書き初めにしてみました。

        はじめての東京生活・東京での仕事

          ご利用者さんからの贈り物

          数年前に亡くなられた、あるご利用者さんの言葉を思い出します。 その頃は、「ご利用者さんと同じ年代になった時に、そうすると良いのかな?」程度に話を聞いていました。 50歳を過ぎ、自分の心と体に変化を感じたこと、大切な仲間が亡くなったことをきっかけに、改めてご利用者さんの言葉を思い出し始めています。 この仕事を始めて、何年経っても得るものが大きい―  他の仕事をしていたら出逢えない方に出逢え、いろんな気づきを得ることができ、たくさんの温かい『言葉』や『経験談の話』など、たくさ

          ご利用者さんからの贈り物

          ほんとは、毎日あたらしい。

          向ふを行くのは お春じゃなゐか  by はっぴいえんど「春らんまん」(作曲:大瀧詠一、作詞:松本隆) ということで、そうです、春です。 早くもすっかり初夏の陽気です。 毎年、この時期になると、体が喜ぶ感じというか、 無性に動き出したくなります。 人間も動物なんだな、と思い出す、と言いますか。 僕だけかもしれませんが、 この時期は意味もなく無駄にテンションが上がっています、はい。 この春。 ウォームハートにまた新しいスタッフの方が入社してくれました! もう、それだけで

          ほんとは、毎日あたらしい。

          おかげさま。

          皆さんは、『茶道』と聞くと、何を想像しますか? おそらく、茶道を習ったことがある方も、ない方も、真っ先に「抹茶」や「お点前(お茶を点てる作法・所作)」を想像する方が多いんじゃないでしょうか。『茶道』は「お茶の道」で、お茶やお点前あってのものなので、当然だと思います。 でも、そのお茶を点てるための環境は、ポンと現れるものではなく、”誰か”が準備や片付けをしています。 茶道では、こういった準備や片付けなど裏方の仕事のことを「陰の仕事」とか「水屋仕事」と言います。 「陰の仕事」「

          おかげさま。

          新たな年に、新たな抱負を。

          あけましておめでとうございます。 あっという間に年が明け、早くもいつも通りの生活に。 休みなく稼働している医療・福祉業界の方は、年末年始も変わらずにお仕事されていたかと思います。いつもありがとうございます! 弊社も微力ながら地域のお役に立てればと思っておりますので、 今年もよろしくお願いいたします。 さて、各スタッフが「今年の目標を書にしたためる」というのを 毎年お正月に実施しておりますが、今年も開催しました。 それぞれの抱負。それぞれの目標。 会社としても設立20

          新たな年に、新たな抱負を。

          20周年を前にして。

          あっという間に年末。今年も残り少なくなりました。 全くもって個人の独断と偏見と妄想ですが、 年末年始って、風が澄んでいく感じというか、 空気が入れ替わるような気がして、何となく気持ちがいいです。 (「それってあなたの感想ですよね?」という某 有名なツッコミには、 「はい、そうです」としか答えられないわけですが‥) 今年も、嬉しいことや、悲しいこと。 予想外にうまくいったことや、思うようにいかなかったこと。 涙が出るくらいに笑った思い出もあるし、悔しい思いをしたことも。

          20周年を前にして。

          変化すること、変化しないこと。

          私事ですが、今年の10月に結婚いたしました。一人暮らしを謳歌していて、「このまま一生独身なんだろうな」と思っていたので、ぬるっと結婚したことに一番驚いたのは私自身かもしれません。 結婚してみて、本当にいろいろな変化がありました。 まず、苗字が変わりました。新しい名前にはまだ馴染めず、病院や役所で名前を呼ばれても、2〜3回は他人のことだと思い無視してしまっています。 生活環境や生活リズムなどの変化もありました。徒歩10分の通勤が、電車で45分になりました。通勤時間は増えました

          変化すること、変化しないこと。

          この壺は満杯か?

          人生で大切なこと。生きているといろんな話を見聞きします。 でも、数年経つと忘れちゃってる、ということはよくあることだと思います。 そんな中、今でも覚えている話があるとしたら、それはきっとその人にとって大切な話なんだろうと思うのです。 僕は片手で数える程度ですが、時々思い出す話があります。今回はその中から一つ、ご紹介させて頂こうと思います。 この話はネット上で有名な「この壺は満杯か?」という話です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ある大学で

          この壺は満杯か?

          うれしくない黄色信号。

          人間のからだはほんとうによくできていると思う。からだには信号機みたいなものがあって、「大丈夫」とか「注意しましょう」とか「止まりましょう」と事前に知らせてくれる。なにがすごいって、とくに黄色信号だ。赤でもない、青でもない、「そろそろ赤になるよ、気をつけて!」の黄色信号。これがあるおかげで多くの事故を未然に防いでいるのだろう。 ぼくはいま、わりと大きめの血豆が、口のなかにできている。 もちろんなんの脈絡もなく血豆ができることはない。子供の頃のように転ぶことも、ケンカをするこ

          うれしくない黄色信号。

          うちの会社はこんな職場です。

          ウォームハートでは、スタッフが仕事と家庭生活を両立できる、働きやすい職場・環境づくりを目指しています。 生きていれば人生にはいろんなことが起きます。ケガや病気、出産や育児、介護。そんな時でも安心して働き続けられるように、業務内容や役割、働く場所や時間などの選択肢をなるべく増やし、一緒に考えていきます。 介護士編 ■こんな方におすすめです ・介護のスペシャリストを目指したい方 ・未経験の方 ■こんな方に来ていただきたいです ・チームの一員として動ける方 ・仲間を思いやれる

          うちの会社はこんな職場です。

          寄り添い方の正解。

          以前、ウォームハートでは、お客様のお誕生日に、お祝いのカードを作ってお渡ししていました。最近は業務に追われ、お祝いの言葉をお伝えするだけで精一杯になってしまっていますが、カードを渡したときのお客様の顔を思い出すと、やっていてよかったなと思います。ただ、ひとつだけ、このお誕生日カードのことで、反省したことがありました。 お誕生日カードをお渡ししていた当時、お客様のお誕生日の2〜3週間前にメッセージカードを用意し、そのお客様に関わるスタッフさんたちに「お誕生日カードを事務所に置

          寄り添い方の正解。

          「ありがとう」のこと。

          近所のそば屋の店主さんは「ありがとうございました」の代わりに、「どうもすみませんでした〜」とか「申し訳ないです!」と言うのです。ときどきいるおばちゃんも、「すみませんね〜」なのです。 そういえば、ぼくの身近な大人たちも人にお礼を言うとき「どうもすいません」「もうしわけありません」と、謝るような言い方をしていたと思います。 というか僕も、相手になにかしてもらったとき、とっさに「あ、すみません」と言っている気がします。恐縮して、頭を下げることで、感謝を伝えようとする。きっと大

          「ありがとう」のこと。

          Warmheart LIFE FES 2022 ~生きること~

          4年ぶりにウォームハートでフェスを企画することになりました。 今回はスタッフが興味を持った映画『人生をしまう時間』をたくさんの方と共有したい、この映画を通じて在宅ケアについて知ってもらいたい、そんな思いで企画したフェスでした。 『人生をしまう時間』は森鴎外の孫である小堀医師や、堀越医師を中心に訪問診療での日々、その中でも”人生の最期の時間”についてをドキュメンタリー映画にしたものです。 映画の中で私が一番胸を打たれたのは、全盲の娘さんと二人暮らしをしている末期がんを患う

          Warmheart LIFE FES 2022 ~生きること~