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USWNTの選手がかっこよすぎる件

https://news.yahoo.co.jp/articles/e9051da8be4f214834e05f21ccfaaf13223083bc

米国女子代表(USWNT=United States Women’s National Soccer Team)

2019年のサッカー女子の国際親善大会「シービリーブス・カップ」で、
3戦全勝で優勝をした、米国女子代表(以下USWNT)。
※シービリーブスカップ=毎年アメリカで開催される女子サッカー代表の4カ国対抗戦。日本は2019年大会に参加したが、結果は3位に終わった。

なでしこジャパンとも熱き試合を何度も繰り広げ、
その強さは、わたしたちの記憶にも残り、
女子サッカー界全体が認めています。

そんなUSWNTは、全米から支持されており、
特に女性のファンが多いそうです。
その理由はなぜか。

2019年3月、USWNTの28選手が米国サッカー連盟に対し、
男子代表との賃金格差の是正を求める訴訟を起こしました。
選手らがメディアやSNSを通して「イコール・ペイ(同等賃金)」を訴え、さらに、女子W杯のフランス大会を制覇したことも影響し、一気に社会的な関心が高まりました。

米社会では、男女の賃金格差は社会的に問題視され、
教育水準が高いほど不平等な扱いを感じる比率も高くなる傾向にあったのです。

米国女子代表の「強さ」

そんな社会問題を解決しようと、USMNTの選手らは、
立ち上がりました。

米国を背負って戦う代表として、アスリートとして、
影響力のある人間であることを自覚し、行動を起こしたのだと思います。

その結果、サッカーの試合を観戦するために訪れるファンの他に、
彼ら/彼女らの勇姿を観るために会場に足を運ぶ観客が多くなったのです。

技術的に巧いだけでは、人は集まらないことがよくわかる事例ですね。
もちろん、サッカーは魅せる競技でもありますから、
巧さは必要不可欠です。

しかし、USWNTの選手らは、選手として巧いだけでなく、
一人の人間、国民として、「生きる強さ」を兼ね揃えているから、
簡単に負けないし、常に勝ち続けることができるのだと思います。
彼ら/彼女らの行動を知り、選手としての「三谷和華奈」よりも、「一人の人間」としての、三谷和華奈に魅力を感じてもらえるような行動を起こしていきたいです。

女子サッカーを発展させるために意識すること

普及活動を行うにあたり、気をつけたいことは、
そのスポーツの魅力をただ一方的に伝えるだけで、
社会にどんな価値をもたらすのか、という観点が抜けてしまうことです。

そして、この観点を一番持って欲しいのが、
プレーをしている選手自身です。

いくら、イベント企画側の人間が活動を提供しても、
選手が受け身の姿勢で実施されては、やる意味がないと思います。

サッカーをやっていない人の方がほとんどですから、
その人たちが興味を引くような、魅力的な企画と、魅力的な選手が揃わないと、発展にはつながらないと思います。

これからの日本には、
「スポーツは社会の中の一部」であることを認識し、
競技以外の物事に興味・関心を向け、さらに、行動に移せるアスリートが増えて欲しいと思います。

そんなアスリートにわたしはなりたいです。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
たかが一人の学生の意見なので、まだまだ無知な部分はございますが…皆さんのご意見をお聞きしたいです!


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