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NovelJamの思い出

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人間は短期間で小説を生み出せるのか? 新たなる知のスポーツこと「NovelJam」に参加した、僕の波乱万丈の体験ルポ(と作品)
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#日記

NovelJam 2021 Online 全作品完成御礼

NovelJam 2021 Online 全作品完成御礼

8/13〜15にかけて開催されました【NovelJam 2021 Online】は無事に全日程を終え、著者参加者全14名の作品が販売開始となりました。
作品の審査結果は約2ヶ月後となり、まだ私としてもやるべきことがたくさんあります。ですが、まずは最初のステップである「作品の完成と販売開始」にたどり着けたことは、非常に嬉しいことであります。参加者の皆様、ご協力頂いた関係者の皆様に、改めて御礼申し上げ

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スープは完成を待っている【裏NovelJam 2021 Online提出作品?】

スープは完成を待っている【裏NovelJam 2021 Online提出作品?】

NovelJamをオンラインでやると、飯の時間がほとんど無い。

んっ? 飯の時間が無い、というのはどう表現すれば良いのだろうか。材料を用意する時間がない、つくる時間が無い、食べる時間がない……そうか、全部だ。

新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を奮っている昨今、お盆休みの3日間を用いて「NovelJam 2021 Online」は開催された。短期間でチームを組み、小説や表紙を作成し、電子書籍と

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NovelJam2018秋 前夜祭

NovelJam2018秋 前夜祭

白楽駅から歩いて5分のところに、餃子をメインメニューとする中華料理店がある。今日の夕食はそこにした。自炊はしない。料理の時間を削り、2泊3日の大冒険に向けて荷造りをしなければならない。

油淋鶏&餃子定食を注文する。休日前夜の騒がしい店内の中で、思いに耽る。
この大会との縁が続き、再び参加することができた。だが、参加であり参戦ではない。僕はコースの外側から、レースの模様を眺めるのである。

ギャン

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NovelJam2018回顧録 第1話

NovelJam2018回顧録 第1話

プロローグ平静を保とうと、僕は必死だった。

久々に家へと戻った。この住処がこれほど落ち着ける場所だったということを、改めて実感した。
まず、買ってきた菓子パンとヨーグルトを、冷蔵庫に入れる。朝は眠すぎて、ご飯をつくる元気もないだろう。次に、スーツケースを開けて、洗濯機に服を突っ込む。パソコンや本や資料は…明日会社から戻ったら整理しよう。後回しだ。
明日着るスーツとシャツも、今のうちに整理しとく。

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NovelJam2018回顧録 第2話

NovelJam2018回顧録 第2話

僕が「編集」を選んだ理由

11月のある日、僕は末広町のとあるイベントスペースに居た。そこではNovelJam2018の大会説明会が開催されることになっていた。
僕は一応、日本独立作家同盟の正会員である。都合があえば、なるべく同盟のイベントには参加している。今回もそういう意識で、この場所に足を運んだ。
この時点では、NovelJamに出るか出ないかはハーフ&ハーフだった。

NovelJamには2

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NovelJam2018御礼文

NovelJam2018御礼文

2月10日から12日まで開催された「2泊3日の合宿形式で小説を書き上げるイベント」ことNovelJamに、編集役として参加しました。おかげさまで2冊の本が無事出版されただけでなく、新城カズマ氏と海猫沢めろん氏より賞を頂く運びとなりました。関係各位の皆様、誠にありがとうございました。

◆平成最後の1日を、逃げる二人の行く末は? アラサー女子が織り成す優しいロードノベル
藤崎いちか著「平成最後の逃避

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NovelJam2018前夜祭

NovelJam2018前夜祭

そういうわけで、大会前日です。

すでにご案内している通り、今回のNovelJamは編集枠での出場となります。
今大会から著者、編集、デザイナーと応募範囲が広がり、かつ併願可能となりました。併願応募された方も多いと思われます。
なのですが、僕は編集一本での応募しました。

そこに何か深い理由があるのか…と言うとこなんですが、そもそも、この大会に出るか、出ないかで悩んでいました。何のために、何の目的

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NovelJam2017反省文

NovelJam2017反省文

私、和良拓馬はNovelJam2017における自らの執筆能力の無さを棚に上げ、延々とSNS上で不貞腐れた挙げ句、書き直してやる! とわめいたわりには作品を1年弱放置し、こっそり応募した2018大会にうっかり選出され慌てて準備をしている現状を深く反省し、ここに一筆記させて頂きます。

※まずは美味しいお弁当の画像をお楽しみください

というわけで、こんにちは。僕です。

色々ありまして、2018大会

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NovelJam 2017備忘録

NovelJam 2017備忘録

さる2月4日から5日に渡って開催されました、短期集中型創作イベント「NovelJam」。当方も著者として参加し、『30年後へ「逃げ残り」』という競馬小説を生み出す運びとなりました。各種電子書籍ストアにてお買求め頂けますので、お買い求めいただければ幸いです。

さて、この2日間を終えた感想ですが…この企画は難しい! そして、とても悔しかったです…。

自分の力を上手く発揮すること、そして、力を作品に

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