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一周回って目のまわる話~こんでエエねん私罪法(しざいほう)~

 私人逮捕系YouTuberの方々が公務執行系のGovernmentWorker
に逮捕されると言う事件が相次いでおります。
(時事的にもうすでに過去の出来事になっているのかも知れませんが)
 正義感いっぱいの人もいるのかも知れません。単に再生数が
アゲアゲになるのがウハウハなだけなのかも知れません。
 法律が裁いてくれない怪しからん奴を成敗したい。と言う気持ちは
決して悪いものではないと思います。
 転売ヤーだったり、違法ではないイコール合法と言う解釈な
薬物商だったり、そんな問題が多くの人をモヤモヤッとさせている昨今。
 でも、法がしっかりしてないから自分たちで懲らしめてやる、と言うのは
とっても危険な思想だと思います。それこそ仇討ちを認める様なもので。
 確かに法に守ってもらえず、苦しい辛い思いをしている
被害者の方々が多くいる事は確かでしょう。
 でも、法整備がなってないと憤って向かう先は政治でなければ
ならないと思うのです。法を変えましょう、と。
 こういう問題があるから、こういう問題をしっかり考えてくれる
政治家を選挙で選んで、あるいは自分たちが手を挙げて、変えて行こうと
するしかないのだと思います。それが法治国家のあるべき姿だと思うので。
 なので、私刑と一般的には言われていますが、私的に罪を問うのは
こんでエエねん、とは行かないと思うんですわ。でも、こういう人は
これからも無くならないんだろうなとも思います。自分もそういう
怪しからん人たちを見ると、やっぱり怒りは沸きますからね。
 カタルシスを得るのも分かりますしね、そう言うの見て。でも他人を
簡単に裁いちゃいけないんですよ。でも、まあ、色んなSNSで
いいね押したり、褒めたり貶したり。そういうので現代人は他人に対する
『お裁き』へのハードルが下がっているのかも知れません。 
 

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