※2023年12月時点での記事です。今後規格の変更等考えられますのでご留意ください。 皆さん、「ユニパッチン」ってご存知ですか? 野球、サッカー、バスケといったスポーツチームのユニフォームでキーホルダーが作れるサービスのことで、各チームのグッズショップに置いてあったりします。台湾楽天やサンリオのものまであるらしい。 そんなユニパッチンですが、既製品のキーホルダーより柔軟にデザインを選べたり、チームによっては自由に名前や背番号を入れて、オリジナルのものを作れるのが最大の魅力
東京ヤクルトスワローズ、前東北楽天イーグルスの西川遥輝を獲得。 左打ち、俊足、守備範囲の広さ――特徴を聞けば聞くほど、ヤクルトファン的にはやはり、山崎晃大朗の姿ばかりが思い浮かぶ。おまけに同じ紀の川の出身だ。年齢も1歳しか変わらない。 そんな山崎の今年は怪我に悩まされた1年だった。自主トレ中の怪我に始まり、シーズン中には脳震盪での抹消もあり。とかく、登録されていた期間のほうがずっと短く感じる、本人は勿論ファンも心苦しい日々だった。 同じく彼の盟友こと塩見も長らく故障で留守に
終映ギリギリの滑り込みで映画・東京ヤクルトスワローズ2023を観てきた。 多くを語るとネタバレになってしまうのでごくごく僅かだけ語らせてほしいのだが、個人的に外野手のシーンでは度々感情のあまり言葉を失った。 塩見が「アイル・ビー・バック」と拙いカタカナ英語を残し親指を立て溶鉱炉に沈んでいく姿は涙なしには見られなかったし、濱田が「ひよ子は東京土産ではない!」と珍しく真顔で声を荒げるシーンは胸を打たれるものがあった。 ――という冗談はさておき、タイトル通り今年の私のプロ野球は
2023年シーズン、スワローズ不動のセットアッパーこと清水昇は苦境に立たされていた。 この事実を書くにはものすごく慎重に言葉を選ぶ必要があるが、端的に言うと、最近の彼は救援失敗が増えているのだ。 いちファンとしてそれはもうやむなしだと思うのが第一である。 なにせ中継ぎとして定着して以来、数年間ずっとフル稼働だったのだ。 去年こそ意図的に登板数を減らしたが、それでも勝利の方程式の一角として淡々と7回、そして8回を抑えてきた。 2020年、2021年の登板数は記録が全てを物語っ
「不屈の魂で――」 その歌い出しはあまりに強烈だった。 そして、今もなお色褪せない。 2022年10月3日。 神宮球場にて行われた、東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズ第25回戦。このシーズン最終戦を節目として、三人の名選手が球界を去った。 各々が球史に名を残す選手だったことに違いはないが、私にとって一番記憶に残る存在こそが坂口智隆である。 「応援歌」と出会ったあの日 2019年のある暑い初夏の日、野球についてほとんど何も知らない、右も左もわ
野球の無い月曜日。 過去になったカレンダーのページをちぎると、もう7月のページが現れた。 7月、7月か。 7日と9日には「甲子園」と予定が書きこまれている。 その球場名と7という月を見て、ふと、祖父が7月生まれだったことを思い出した。 彼は私が高校生の頃に亡くなっている。なんと今年の9月で十三回忌だ。 今ではもう彼に対する感情はほぼ整理されているけれど、ふとしたとき「会いたいなあ」と思うのは今でもやめられない。 大好きだった。 私のことを可愛がってくれて、ちゃんと愛情を
※球団サイドに対する批判が出てきますが、ファンに対しての批判の意は一切ありません。ご承知おきください。 誰もいない。 びっくりするぐらい誰もいない。 2軍で復帰した選手もそれなりにいるけれど、誰ひとりとして1軍に戻ってきてはいない。 新人の日本シリーズ先発、山下輝。 幸運の連敗ストッパー、原樹理。 苦難のエース候補、奥川恭伸。 期待の即戦力ルーキー、吉村貢司郎。 奇跡のサヨナラ男、丸山和郁。 不動のリードオフマン、塩見泰隆。 恐ろしいことに彼らの大半はドラフト上位指名、
弱冠二十歳のこの言葉で己の小ささを恥じる。 凛々しいけれどまだあどけなさの残る顔つきの青年は、まっすぐな目で、揺らがない声で、自分の言葉をしっかりと口にした。 彼の名は内山壮真。20歳。背番号33。 本職はキャッチャーだが今季は外野に挑戦し、高校時代は一時ショートも守っていたというから驚きだ。 スワローズファンでなくとも、昨年の日本シリーズで放った起死回生の3ランは印象強いだろう。 そんな彼が高校時代に、出身校こと星稜高校のキャプテンとしてインタビューを受けていたのは知っ
タイトルの通りだ。 私の贔屓こと東京ヤクルトスワローズは現在4連敗。 他球団のファンからしたら12連敗のインパクトが強いけれど、スワローズファンとして追っていると地味にそれなりの連敗が多発しているのは把握しすぎている。 流石にそんな状況だと野球を追う元気も日に日になくなっていた。 それでもやっぱり気になって毎日中継をつけていたけれど、タイトル通り、久々に野球中継を全くつけなかった。 いや、懺悔をするとそれは嘘だ。一瞬だけつけた。 代打・川端慎吾。タイムラインでちらりと見え
題名のまんま、憧れを超えた侍たちを観てきました、こういう映画でした~という感想だけの短い日記です。 一応観てきた日のうちに書いているのですが、色々違うところがあるかもしれません。 なおネタバレはないのでご安心ください、映画でのみ確認できること(テレビや公式動画等で出ていないもの)については触れていません。 内容が気になるなら映画館に行きましょう。 さて、この映画についてですが、ある程度野球の知識があったほうがより楽しめる作品だなあと思いました。 「WBCで野球を見始めまし
皆様ごきげんよう。ののじでございます。 いくつか記事を投稿してきた中、ここにきて初めてののじ個人の単なる日記を書くことになりました。 わりと本性丸出しというか、素のののじってこういう人間なんだなあくらいに読んでいただければ幸いです。 今日の話は今日のうちに。嬉しい話は残せるだけ残せ。 ということで梅雨の昼下がりのお話――というか、思ったことをつらつら書き記しておこうと思います。 大好きな、とても大切な親友と久々に再会しました。 彼女は今海外で働いていて、最後に会ったのは直
もうタイトルで全てを語った気もするが、言いたいことだけは残しておこうと思う。 青木宣親はいつ衰える? 初めて好きになった野球選手が青木宣親で、彼が日本球界に帰ってきた2018年の話だった。 正直その頃は野球のヤの字もまともに知らず、ただそれなりの歳の人が躍動している、くらいにしか理解していなかった。 今から5年前。当時でも御年36歳。 流石にもうセンターの守備に就くことはないが、それでも「若手は何をしているんだ?」と他への批判半ばの称賛をしたくなるほど彼はレフトで躍動して
東京ヤクルトスワローズ、ついに連敗脱出。 12連敗の雨が止んだのは北広島の地だった。 全て3点差以内での敗戦だった。それだけ弱すぎはしないとポジティブに捉えるべきか、それだけあと一歩追い付けないと捉えるべきか。 恐らく後者だろうが今日は違った。 5-0。きちんと打ってきちんと抑え、見事に投打が噛み合った上での勝利。 長い長いトンネルの出口は快晴の冷えた夜空だった。 苦しい戦いも多かった。 追い付けない。追い付いても追い越せない。それどころか追い越される。 ボタンのかけ違い
2023年5月31日。 東京ヤクルトスワローズ、2020年以来の最下位転落。 前回の記事(https://note.com/wara_bimochi/n/n801442712483)で書いた通り私はようやく人肉の味を忘れられたが、それでもどことなくあの血生臭くて泥臭い勝ちの味を舌が求めている。それじゃあ本当に忘れられていないのではないか。見なかったふりをする。 趣味は所詮趣味だと、割り切って何か違うことに意識を向けようとした。 だがどうだ、実際には「まあ今日は何か動くかも
2023年5月27日。東京ヤクルトスワローズ、早くも今季の自力優勝消滅。 この時期だからまだわからないとはいえ、正直、他の要素は置いておくとしても、この雰囲気や怪我人だけで既にほぼ既定路線で間違いないだろう。 いくらポジティブに振る舞えど現実は変わらないし、時たまに弱音を吐きたくなることもある。 過去の厳しいシーズンでもこんなにも苦しかったか? と聞かれると、隠さず言えば「苦しくなかった」 これが本音だ。 少し遡って話をしよう。 私がスワローズを応援し始めたのは2018
この記事は酔っぱらった勢いで書いたものという前提で、まずはこちらをお聴きいただきたい。 スワローズファンにはそれなりにお馴染みであろう曲、緑黄色社会の『陽はまた昇るから』 筆者の推しこと山崎晃大朗の登場曲のひとつである。 恐らく彼は緑黄色社会が好きでこの曲と、それとShout Babyも登場曲に選んでいるのだろう。 そしてこれらは筆者の中で、何故か急にブームが来て最近毎日リピートしている。パソコンと対峙しているときは十中八九音楽や動画を流さないと落ち着かないのだ。 それ