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嫉妬と向き合う

【エッセイ】嫉妬の正体とは


嫉妬はするのも、されるのもイヤな気分です。誰かや何かに嫉妬しているとき、

その人は
「ない」にフォーカスしています。

自分はそうなれない
自分にはそれがない
自分にはその経験がない。
自分には叶えられない
と思っている(思い込んでいる)

「ない!→ ズルい!→ 返せ!」

というメカニズムです。


そして嫉妬(妬み)とは、自分への失望を
他人への怒りに転嫁したものです。


自動的に他人への怒りに
すり替えが行われるほど、

自分への失望とは致命的なものです。
比喩ではなくて本当に
ダメージ、ストレスが物凄いです。

「自分への失望」

文章としてはサラッと読めますが実際にはとんでもないことです。常に自分に
罵声を浴びせているようなものです。

だからこそ
自分への失望から意識を逸らせるために誰かや何かに怒りを感じるようにできています。

防御システムなので、嫉妬してる自分は大人げないとか、器が小さいとか醜いとか、自分を責めることではありません。

だから嫉妬は「しょうがない」
けれど…実際に起きていることは
自分への失望です。

「嫉妬 = 自分に失望している」

なので
嫉妬を解消しない限り、
嫉妬(失望)の苦しみは続きます。

自分に失望するような出来事が
起き続けたりします。

というか

自分に失望しているから
嫉妬する出来事が起きてるわけです。

人生のあらゆるジャンルで
(健康・お金・仕事・恋愛・対人関係など)

認めて貰えない
おそまつにされる
理不尽な目に遭う
叶わない
悔しい
恥ずかしい
惨めだ、もうヤダ

などと感じるような出来事です。

なので、嫉妬のカラクリと併せて自分への失望にも気付いて解消するべしです。

自分は誰かや何かに嫉妬している
(= 自分に失望している)
と思ったら(気付いたら)

怒り、悲しみ、不安、不満、自己憐憫な自分の気持ちなどを吐き出す。

素直な感情を

捩じ伏せない
誤魔化さない

ちなみに
ネガティブな感情の吐き出しは、
ひとりでやるのがオススメです。

なぜなら
自分が出したエネルギー(感情)は
そっくりそのまま同じ性質の
エネルギーを自分が受け取るという
物理的な仕組みがあるからです。

誰かをつかまえてグチったり
SNS (note) に投稿した場合

読まれた分、拡散された分、エネルギーが増幅して何らかのカタチで必ず自分に返ってきます。

昨今のSNS絡みの事件など
この法則を物語っています。

(※「だからやってはいけない」「それが悪いこと・愚かなこと」という話ではありません。そういう「仕組み」なんだという、私なりの解説です)


なのでネガティブな感情は
(特に攻撃属性のものは)
できればひとりで処理がオススメです。

それと平行して


私は、自分と自分の未来のことを、
どう(なると)思っているのか
自分の何に失望し絶望しているのか


この思考に切り替える。
自分への失望の原因とは、大抵は

自分の価値・魅力
理想という名の決めつけ
こうでなくてはいけない
こうでなければ幸せではない
(善悪・正邪 恐れの観念)

などと関係しています。
人によって様々ですが、自分への失望、絶望を自覚し、解消できれば


嫉妬とは、おさらばできます。

すると、
嫉妬に関する思い込みも
解消されるはずです。

例えば

嫉妬はどうしようもないことだ
嫉妬深いのは元々の性格だ
(だから変えることは出来ない)
女性は嫉妬深い など
(漢字が女へんだけに)


誰かや何かに感じていた嫉妬は

「それ、イイネ!」
「わたしもやろう」
「わたしもそうだった」

ということに気付きます。
モヤモヤ、怒りは沸いてきません。


嫉妬とは
「自分には叶えられないんだ」
という信念から発生する感情です。


そして、
嫉妬はエゴのわくわく(目眩まし)です。

なので
嫉妬を解消すれば、自分にとっての

「本当のわくわく」
「本当にやりたかったこと」
(エゴが絡んでない本物のやつ)

が見えてきます。

おまけに自分が
「自覚していなかった本当の目的」
(過去の癒されていない自分の怒り・嘆き劣等感・無価値感・復讐心などをはらす為にそれをやってた囚われてた)

も見えてきます。


ここでひとつ
嫉妬する現実への意識の捉え方

例えば自分の目の前に、
羨ましい人物が現れた。

名誉・お金・仕事・恋愛・容姿・美貌etc

何かで成功している人物

称賛されている人物

夢を叶えた人物 など

「あの人は夢を叶えた。それに比べて
自分は・・ムキーッ!しょぼーん・・」

から

「《夢を叶えた》という現実が
 自分の目の前に現れた」

という意識に切り替えます。

その人物にフォーカスするのではなく
その現象にフォーカスします。

何故なら現実は、すべて
自分が創造しているからです。


この意識がクセ付くと
他人の幸せが大好物になります。他人の幸せや成功など、自分事のように心から喜べます。

更に
「この現実(現象)は自分が叶えたんだ」
ということが分かってきて

「私が叶えたんだ!」
「私にも叶えられるんだ!」

ーキタ━(゚∀゚)━!
という自信に繋がります。

更に更に…
望まない現実さえも
「自分が叶えていたんだ」
ということも分かってきます。


「私にも叶えられるんだ!」
自分を信じられるようになると

「次は私の番だ !」

自分にとってベストなタイミングとカタチで叶うんだ、と思えてくるはずです。





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