【中国語学習】オンライン授業で使える中国語講座
「すいません、今犬のう〇ちを拾っています。」
中国の映像制作会社・和之夢です!
いきなり汚い話をしてしまってごめんなさい。これは筆者が実際に中国のオンライン授業を受けていて、答えられない問題を聞かれてしまったときに咄嗟に出てきた言い訳です。
みなさんはオンライン授業を受けていて同じように先生にあてられて、何か言い訳したかったけど、どう対応すればよいかわからなくなってしまったことはありませんか?
そこで今回は中国オンライン授業で実際に使えるフレーズを10個紹介していきます!
日本では去年あたりからすでに対面の授業を再開していますが、中国の授業を受けている日本人の皆さんは依然としてオンライン授業をしている方が多いのではないでしょうか?
対面の授業では使う機会がなくても、オンライン授業ではよく出現するような表現がたくさんあります。
それでは早速見てみましょう!那我们马上开始上课吧
あ、そうだ。最後に「すいません、今犬のう〇ちを拾っています」を中国語でなんて言うのか解説します!こうご期待!!!
動画はこちらから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
① 听不见
聞こえません
・听不见…聞こえない
頻出ですね。聞こえませんという意味です。動詞「听」+結果補語「不见」の形になっています。結果補語としての「见」は前に着く動詞が知覚できた、認知できた、という意味を持ちます。「听(得)见」ならば、聞いてそれが知覚、認知できた、これをもっとわかりやすく表現して、「聞こえた」ということになるのです。
なんだか複雑な解説をしてしまいましたが、见と相性がいい動詞は「看」と「听」の二つです。看得见と听得见、これさえ覚えてしまえば問題ありません。
② 网络不好
電波が悪いです
・网络…インターネット 電波
・好…状態が良い
网络は一文字で网とも表現します。网は網、ネットという意味なのでそのままインターネットという言葉にも派生していきました。ネットの上をラリーしていくスポーツ、テニスは网球ですね。
③ 有点卡
パソコンが固まりました
・有点…(状態を表す形容詞や動詞の前について)少し~だ
・卡…(パソコンなどの電子機器が)重い、遅い(形容詞)
例えば「有点辣(少し辛い)」「有点麻烦(ちょっと面倒くさい)」といったようにマイナスの表現になることが多いです。「有点儿」「有一点」とも言います。
卡は名詞であればカードという意味もありますが今回は形容詞として使われています。ちなみにゲームをプレイしていてバグが発生したときは「卡bug」と言ったりします。中国語と英語が混ざっていて面白いですね。
②と③を組み合わせて「网卡(ネットが重いです)」と言ったりもします。
④ 不好意思,我今天网不太好
今日あまり電波が良くないです
・不好意思…すみません
・今天…今日
②の応用版です。もう少し長い中国語にもチャレンジしてみましょう。
それにしてもこのモンちゃんの表情…全然不好意思フェイスではないような気が…(笑)
⑤ 不好意思,摄像头坏了/这个电脑没有摄像头
すみません、カメラが壊れました/パソコンにカメラが付いてないです
・摄像头…webカメラ
・坏…壊れる(動詞)
「摄像头」はwebカメラのことです。多くのパソコンにはカメラが内蔵されていて、ビデオ通話やミーティングアプリを使うときに自分の顔を相手に見せることができるようになっています。
「坏」は形容詞としてとらえると状態が良くないことを指しますが、動詞ならば「故障した」「壊れた」という意味になります。
今時摄像头がないパソコンも珍しいですし、なかったら後付けで買うこともできますので、なかなか苦しい言い訳かもしれません(笑)が、中国語の練習のためと思ってこれらを言ってみるのも面白いですね。
⑥ 对不起,我不知道/我知道,叫~
すみません、わかりません/わかります、~です
・对不起…ごめんなさい すみません
・知道…知っている
筆者は英語は“I don’t know.”しか言えません。もっと英語勉強したほうがいいですかね…???
⑦ 可以再说一遍吗?
もう一度言ってもらえませんか?
・可以…~できる(可能を表す)
・再…再度 もう一度
・说…言う 話す
・一遍…一度 一遍
「可以~吗?」で「~することは可能ですか/できますか?」と聞いている形になります。
もしくは「可以~吗?」を「请~」に変えて、「~してください」と表現を変えても大丈夫です!
⑧ 老师,没开麦克风
先生、マイクオフになってます
・开…(スイッチを)オンにする(動詞)
・麦克风…マイクロフォン(名詞)
开には「開く」以外にも「(スイッチを)オンにする」という意味もあるんですね。
ただこの「开」という中国語が非常に使いやすいためか、中国語がある程度話せる日本人の中では「マイクを開く」「カメラを開けたくないです」といったように中華式日本語を話している人が多く見受けられるんですよね…。これって中国語学習者あるあるなんでしょうか(笑)?
ちなみに対義語の「オフにする」も「开」の対義語である「关」です。わかりやすいですね。
⑨ 不好意思,我听不懂,可以再解释一下吗?
すいません、聞き取れません、もう一度説明してもらえませんか?
・听不懂…聞き取れない
・再…再び もう一度
・解释…説明する
・一下…(動詞の後ろについて)ちょっと~してみる
これも①と同様、動詞+結果補語の形になっています。動詞が「听」で結果補語が「不懂」ですね。「聞いた(听)結果、聞き取れた(懂)」で听得懂なので、間に否定の不が入って「聞き取れない」となります。
「一下」は動詞の後ろについて、その動作に「気楽にやってみる」「試してみる」といったニュアンスを付け加えられます。「看一下(ちょっと見てみる)」「猜一下(ちょっと当ててみる)」といった感じです。
⑩ 谢谢老师,再见
先生ありがとうございました、さようなら
・谢谢…ありがとう
・老师…先生
・再见…さようなら
授業が終わった後に先生に言う中国語ですね。これを言わないで退出すると先生は悲しんでしまうかもしれません(笑)。
ちなみに、中国人は「再见」をカジュアルな場面ではあまり使いません。「また会いましょう」、「さようなら」といった意味になるので少々固い表現なんですね。日本でも「さようなら」はあまり使わないですよね。筆者の記憶では小学生の時に帰りのホームルームで「さよ おなら、ブッ」なんてふざけて言っていたのが最後だった気がします。
代わりに「拜拜」や「(具体的な時間)+见」といった表現のほうがよく使われます。
最後に!「すいません、今犬のうんちを拾っています。」は中国語でどう表現するのでしょうか?
答えは「不好意思,我在铲屎」です。铲屎官という言葉があり、ペットの糞を拾う人、つまりペットを飼っている人という意味の言葉があるんです。
ちなみに筆者はこれで指名から逃れたと思いきや、5分後にまた指名されました。みなさん、失敗を恐れず正々堂々発言しましょう。
いかかでしたでしょうか?中国留学のビザが下りるようなるのではないか?という情報もちらほら出始めてはいますが、中国のオンライン授業はまだまだ継続していくと思います。今日学んだことをぜひ実践してみてください!
それではきょうはこのへんで。下课!(お疲れ様でした)
文字|麻辣烫
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