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方言きつくて料理も辛いけど第二の故郷になった重慶【日中2か国語】


重慶は私の第二の故郷とも言える場所です。私は2016年から2017年の1年間を重慶で交換留学生として過ごしました。


その1年間は私にとって忘れることのできない思い出の詰まったものとなりました。以下重慶での思い出を皆さんとシェアしたいと思います。


重庆,可以说是我的第二故乡了。我2016年到2017年,在重庆做了一年交换留学生。


那一年充满了对我来说无法忘怀的回忆。下面就来跟大家分享一下我的重庆记忆。

6月13日①

それまで飛行機に乗る時には必ず家族や友人が一緒でした。その時はそれが当たり前だったために誰かが一緒に居てくれることを特にありがたく思うこともありませんでした。


しかし重慶に行く飛行機で初めて極度の孤独感と不安を感じることになりました。これから始まる新たな生活といざ一人で異国の地へ行くということへの不安で臆病になってしまいました。


去重庆读书以前,每逢坐飞机的时候,一定有家人和朋友一起。当时总觉得那是理所当然的,所以从来没有认为,原来有人陪伴是一件值得感谢的事情。


但是在去重庆的飞机上,我第一次感受到了极度的孤独感和不安。即将开始的全新生活、一个人前往异国他乡的不安,使我感到胆怯。

6月13日②

▲重庆洪崖洞


また家族や友人と離れ離れになったことでより不安が増し、友人から貰ったアルバムを見て思わず涙が出てしまったのです。


すると、隣に座っていた中国人の女性がなんと食事を頼んでくれてました。私は感謝することしかできず夢中で親子丼を食べました。


その一杯のご飯は不安だった気持ちとお腹を満たしてくれたように思います。


除此之外,和家人朋友的分离,也加剧了离别的愁绪。看到朋友送给我的相册,忍不住就流下了眼泪。


看到这幅情景,邻座的一位中国人女性竟然帮我点了一顿饭。怀着感谢的心情,我很享受地吃完了这碗亲子丼(鸡肉鸡蛋盖饭)


那碗饭不仅填饱了我的肚子,也安抚了我满腹的愁绪。

6月13日

▲图片来自腾讯网


私が重慶に着いてまず感じたことそれは、「これって私が学んできた中国語なの?」ということでした。


今まで授業で習ってきた中国語とは全く別の言語に聞こえたため、私は中国ではない別の地に降り立ったのかと思うほどでした


先ほどの晴れた気持ちから一転また地獄に落とされたようでした。


我到重庆以后感受到的第一件事就是,“这真的是我学的中文吗?”


我听到的语言跟,我在课本上学的中文完全是两种语言,我甚至都怀疑我是不是降落在了中国以外的别的国家。


刚刚回暖的情绪,一转眼又像跌到了地狱。

6月13日⑦

私がなぜ重慶を選んだのかというと、留学に行くなら日本人が少ない場所に行きたい当初から心に決めていました。


その点重慶は上海や天津のような地域に比べて日本人が少なく、語学留学には適しているため留学先に選びました。


日本人は少なかったもののやはり重慶の方言には苦労した、やっと聞き取れるかなと思ってきた頃には帰国という感じだったことを覚えています。


やはり中国は広い!という事実を肌で感じた出来事でした。


以前我在考虑留学去哪儿的时候就想过,一定要去一个日本人比较少的地方留学。


从这点来说,和上海天津之类的城市比较,重庆的日本人是比较少的,所以我选择了重庆作为我的语言留学目的地。


虽然日本人确实很少,但我却被重庆方言折磨的体无完肤。在我终于觉得可以听懂了的时候,已经到了归国的日子。


中国果然很大!我切身地感受到了这个事实。

6月13日④

重慶でといえば何といっても辛い物!私はよくクラスメイトや友人と食べていたものがあります。それは「火鍋」です。


辛い食べ物が苦手な私でも食べられる2種類のスープで頂いていました。中国人の友人からは辛くなくちゃそれは「火鍋じゃないよ!」言われながら食べていました。


こんな私の一番好きな具材が何だか分かりますか??それは、、、「カモの血(鸭血)」です。


提到重庆不可以不说的就是“辣”!我经常跟班上同学和朋友一起吃的东西,就是“火锅”。有2种汤底是不能吃辣的我也可以吃的。


一边听着中国人的朋友说着“不辣就不是火锅啦!”,一边吃着不辣的汤。


大家猜猜我最喜欢的火锅涮菜是什么?是“鸭血”

6月13日⑤

▲大家喜欢涮什么菜呢?


こんなものと言ったら失礼だが、外国人からしたら見た目から結構インパクトのある感じに自分では手が出なかったが、友人から食べてみなよと勧められて恐る恐る食べてみたところ、なんといける!むしろ美味しいという感じでした。


やはり何事も挑戦してみることが大事なんだなと食を通して感じることのできた出来事でした。重慶の話しは尽きないですが、今回はここまでにしようと思います。


虽然这么说有点失礼,但是作为外国人来说,鸭血的外观确实给人有些冲击,我自己是不会主动去吃的。在朋友的再三安利下,我怀着恐惧的心情尝了一下,哇,不仅能吃,而且超好吃!


通过尝鲜美食我感受到了,对于什么事情都要敢于尝试的重要性!重庆的故事其实还没有说完,不过今天就先说到这里吧。

6月13日⑥

1年間という短い留学期間でしたが、語学だけではなく人間としても大きく成長できたとてもいい機会でした。


その土地が“重慶”であって本当に良かったと思います。また絶対に遊びに行きます。その時は重慶の皆さん、暖かく迎えてくださると嬉しいです


虽然只是短短一年的留学,但这次机会给我带来的成长不仅仅是语言技能上的,更是人本身的。


选择了重庆作为我的留学地真是太好了。以后一定还会再来玩的。如果到时候重庆的大家还能够热情地欢迎我的话就太好啦




文字 |長塚はるな
編集 | IZUMI 麻辣烫
翻訳 | IZUMI

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