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なぜ小学生男子はあほなことをやるのか?

 学校で、登下校で、家で、あほなことをする男子は後を絶ちません。なんでこんなにあほなことをしてばかりなのか、やはり理由があります。
 実は、男子はと書きましたが、男子でもあほなことをしない子、女子でもあほなことをする子、がいます。これは脳に秘密があります。子どもにとってのあほなことは、実はあほではなく、これは子ども的には、仮説⇒実験⇒検証を繰り返している行程なのです。
 傘を振り回したらどうなる?
 靴を脱ぎながら蹴り上げたらどうなる?
 水を二階から一階に垂らしたらどうなる?
 紙袋を膨らませて叩いたらどうなる?
 鼻くそを溜めてボールにしたらどうなる?
これらはすべて仮説⇒実験⇒検証を繰り返している行程なのです。世の中の物理の法則を実地で確かめているのです。男子特有の「理系脳」が働いているわけです。ただ、前述したように、あまり理系に興味がない男子はこういう検証を行いませんし、理系の女子はこういうあほな実験をやってしまう訳です。電車や働くクルマをずっと眺めている子がいますよね。あれも物理の法則を考えているのです。この実験が結晶すると、もっと高尚な実験を始めたり、昆虫や動物の「生物」に興味を持ったり、空と宇宙に興味を持ったり、料理に興味を持ったりするのです。
 だから、小さい頃のあほなことは、決してあほではなく、理系脳による、将来の物理・科学・生物・料理の下準備なのです。温かく見守りましょう。

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