わんちゃんと一緒に春の七草を。
今日は七草。
一年の無病息災を願い、わんちゃんと一緒にお粥はいかがですか?
春の七草とその健康効果とされるのは、
・なずな
→むくみを改善し、痛みや炎症を鎮める
・ごぎょう
→むくみを改善し、咳、痰をしずめ、炎症を抑える
・はこべら
→むくみを改善し、炎症を抑える
・せり
→胃を健康に保ち、むくみをとる
・ほとけのざ(コオニタビラコ)
→胃を健康に保つ
・すずしろ(だいこん)
→消化を助け、気の流れをよくする
・すずな(かぶ)
→胃腸を温め、冷えからくる痛みや消化不良を緩和
この時期にスーパーへ行くとお野菜のコーナーで売られている
「春の七草セット」がお手軽でおすすめです。
しかし、それを買わなくても葉物野菜で代用できます。
大根やかぶの葉、水菜、春菊、ほうれん草、小松菜、みつばなどがおすすめ。
葉物野菜が持つ解毒効果が
お正月にご馳走をたくさん食べて疲れた胃腸を癒してくれます。
なお、ほうれん草を使用する場合は
シュウ酸が多いため、必ず別茹でしてから使用してくださいね。
また、ほとけのざについてもご注意を。
通常、食用とされるほとけこざは「コオニタビラコ」という植物のこと。
同じくほとけのざと呼ばれるものに、シソ科のオドリコソウ属のものがあります。
こちらはシュウ酸が非常に多く、食用には向きません。
販売されている「ほとけのざ」を使用するのが安全ですね。
では、
Wanmore!流⭐︎わんちゃんと一緒に食べる七草粥レシピをご紹介します。
【材料】
・水1000ml...A
・昆布 10g...B
・白米1合(普通炊きしたもの)...C
・春の七草セット...D
【作り方】
1.鍋にAとBを入れ、30分おく。
2.沸騰しないように最小限の火力で10分加熱する。
3.鍋から昆布を取り出し、Cを入れて弱火で10分煮込む。
4.3を行っている間に、Dを水洗いし細かく切る。皮にも栄養があるので、基本的に皮むき不要。胃腸の弱い子やシニア犬の場合は剥く。
5.別の鍋に分量外の水と4を入れ、中火で5分ほど煮込む。
6.5を鍋から取り出し、煮込んでいるお粥に加える。
7.中火で15分ほど煮込んで出来上がり。
わんちゃんの体重10kgあたり、おたま1杯〜2杯ほどの量をおすすめします。おたま1杯あたり30calほどになります。お粥は冷めにくいので、わんちゃんに食べさせる前に必ず温度の確認をしましょう。
お粥だけの食事だとたんぱく質が足りないので、アレルギーの心配のないわんちゃんはたまごとじにしてあげたり、湯がいたお肉などを添えてあげてくださいね。
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また、七草粥の茹で汁に爪を浸し、柔らかくした上で爪切りを行う「七草爪」という風習もあるそうです。わんちゃんは難しいかもしれませんが、飼い主の方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
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