見出し画像

マグダラのマリア信仰の系統の神父たちが左翼ゲリラたちと一緒に銃を持って戦って死んだ

「教養ある人間の特徴は、数字の羅列を読んで泣ける能力だ」

金利が上がるということは、利払が増えるので景気が悪くなる、ということ(中略)値段を半分にすれば必ず売れる。それでも売れなければ、労働者の賃金を半分にすればいい。必ず商品(生産物)は売れる、と(※「セーの法則(古典派経済学)」の19世紀のフランスの経済学者ジャン=バチスト・)セー Sayは言った。ところが、もうそんなことはない。今やあらゆる形の過剰生産(サープラス)が人類の苦しみの中心なのである。ケインズがこのことを見抜いた(中略)最後に過剰人員(人余り)になった。これらのすべてを、英語でたった一言、「サープラス」surplus と言う。最後に余ったのは人間なのだ。さあ、どうするか。ケインズは、このサープラスを発見したことで、カール・マルクスの思想を超えた、のである。このことを知っている日本知識人はほとんどいない  ※引用者加筆.

日本国民の大切な年金をつぎ込んで、GPIF(Government Pension Investment Fund 年金積立金管理運用独立行政法人)という政府自身が、国民のお金でバクチを張っている。190兆円ぐらいの金融バクチを張っている(中略)株価が釣り上がっているときはいいのだが。これが暴落相場になってアメリカNYで金融恐慌が始まったら、このGPIFもボロボロに大損する。そのときは日本の老人たちの年金も半分ぐらいに減らされるだろう。今でさえ、1年に0・4%減額だ。毎月6000円、年間7万円ぐらいが前年に比べて減らされている(中略)債権(ドイツ語でシュルド)というのは、相手に対する請求権のこと(中略)それに対して債券のほうは、その請求権(債権)が、紙切れの上に乗っかっている(化体と言う)もので、市場で売り買いされる。それが債券(ボンド)だ

経済(学)とは政府がお金を作って配るだけ(中略)この大きな真実に、ケインズとハイエクは、1930年にさっさと到達(中略)ケインズは、「失業している多くの労働者に、何とか職を与えることが、経済学にとって一番大事な問題だ」という考えに立った

ケインズも株式市場なんてカジノでしかなく、事業投資を決める役には立たないと主張(中略)この発想はすでに第二次世界大戦前に確立

ヘッジファンドの(アメリカの投機筋)がテスラをたたきつぶそうと空売りを仕掛けた(中略)それで、テスラCEOのイーロン・マスクはそれと戦った(中略)中国の支援でテスラモーターズは生き延びた(中略)このテスラの後ろにコソコソとパナソニックとトヨタとGSユアサが付いた(中略)中国と商売をやる。そうしないと、アメリカがもう日本を儲けさせてくれない(中略)主権国家、独立国という言葉は日本国内で禁止になっている。アメリカの属国だからです(中略)議論を、知識人層にもさせないようにしている。自分たちが日本の支配階級で、自分たちが独自の判断をして国を動かしているふりをしなきゃいけないから。本当はアメリカの命令で動いている(中略)(※ですが)いわゆる対米従属論というのは、逆に政府の責任を免罪してしまうことになる(中略)だから問題は従属の仕方なのです。日本共産党なんかが言っている対米従属論を見ると、逆に日本の資本家の責任を免罪している(中略)アンドレ・グンダー・フランクという学者(中略)サミール・アミンと並んで、この理論(※従属整理論)の中心人物(中略)このフランクと、フェルナンド・エンリケ・カルドーゾというブラジルの大統領もした男たちが南米で従属整理論を唱えた。ただ、この理論を突き詰めると、南米諸国はもう銃を持って北アメリカ帝国と戦うしかない、となった。それが「解放の神学」にもなった。それでメリノール神父会という、マグダラのマリア信仰の系統の神父たちが左翼ゲリラたちと一緒に銃を持って戦って死んだ。そういう人たちが何人かいるのですよ、それが解放の神学です。※引用者加筆.

ケインズは主著である『雇用、利子、貨幣の一般理論』“The General Theory of Employment Interest and Money, 1936” (初版1936年刊)という本を書いた。この本だけが、経済学にとって唯一、偉大な本である。あとに表れたアメリカ経済学の本たちは、全てこの本からの派生であり真似本である。ケインズの『一般理論』が出版された1年後に、ケインズと同じイギリスのロンドン大学の講師だった、当時33歳の(※ケインズの式を悪用した)ジョン・ヒックスが④の I・S = L・Mという式を作った。この I・S = L・Mの式は、いまでも日本の上級職の公務員試験の「経済学」の中心で王様だ(中略)「 I・S 」というのは、財市場(グッズ、ものの市場)での均衡モデルを表している。「 L・M 」というのは、金融市場での均衡モデルである。それを総合して、複合的な均衡モデルを組み立ててある。ケインズが示した(本書P68の文の中)「総需要関数と総供給関数の交わる点Dの値を有効需要(エフェクティブ・デマンド)と呼ぶことにしよう」をそのまま使ってある。ほんの思い付きで作られた。(※ケインズの)Y(※もの)=M(※お金)の式をヒックスが、自分の思い付きで I・S (※もの)= L・M(※カネ)と書き変えただけの方程式なのだ。この時から理論(あるいは数理)経済学の暴走が始まった(※この時から経済学がお経となった)(中略)(※ヒックスのI・S = L・Mは)アインシュタインの相対性理論(1905年)と同じで、当時「これで宇宙の謎が解けた」と大騒ぎになった。あのE=mc²の式と同じだ。「E(エネルギー)は、m(質量(マス))かけるC(光速度)の2乗である」と読む(中略)宇宙の始まりのビッグバン(原初の大爆発)なんか有るわけがない。それを数式で解いたとされるスティーブ・ホーキングもとんでもない喰わせ者であった(中略)ケインズは、「私の式は均衡しない」と言った(中略)ヒックスは、このケインズの発言に恥ずかしがって「いや、これはちょっとまずい」と、自分の「I・S = L・M曲線」を撤回して取り下げた(中略)現在では、この式(※ケインズの式を悪用したジョン・ヒックスの I・S = L・Mという式)はものすごく煙たがられており、アメリカの大学院では教えないことになっている。ウソ八百の大理論だったことがバレてしまっているからだ(中略)これは、ケインズが一番嫌ったまさしく“セーの法則(※従業員の賃金を減らし製品が売れる値段にまで価格を下げれば作ったもの、製品、商品は必ず売れるというライプニッツの唱えたオプティミズム、秩序は必ずある。市場は放っておけば必ず均衡する。ものごとは必ず秩序正しく落ちつく処で定まる。それが神の意思だという考え)” の復活そのものである。ケインズは「貯蓄は全て必ず投資に回される」という “セーの法則” を否定した(中略)現実の世界では作った商品は売れ残る。ものすごい量で売れ残る。作っても売れない(中略)だからケインズはこの「余剰がどうしても出る」から「セーの法則」をひっくり返したのである。これがケインズ革命だ。ケインズの偉大さだ(中略)(※マーシャルより40歳下の弟子がジョン・メイナード・)ケインズのY(※二つの複合関数)=C+I(※国民需要=有効需要)の式で、I(※総供給関数、投資、研究開発費、有能な社員)は定数であるのだが、元は「投資(の)関数」(中略)定数であるIは、関数の一種だ、とも考える(中略)C(※総需要関数)は消費関数であるのだが、YがC(国民生産)を決める。と同時に、CがYを決める。YとCは互いに作用しあって相互関連(中略)全てはY(※儲け)=Mの式の形(中略)限界消費性向(マージブル・プロペンシティ・トゥ・コンシューム marginal propensity to consumu)という考え(中略)これを「0・8」という数字にすることにだいたい決まっている(中略)Yが1兆円増えれば(財政政策、積極財政で)、消費関数(C)も「0・8」増える。それでC=0・8Y と書く(中略)Yが0・8兆円増えると、Cはさらに0・64兆円増える(中略)マーシャルのM=k p Yの式では、kは係数である。比例定数あるいは媒介変数(パラメータ)とも言う(中略)(※LSEで学んだ左翼のピケティの)r(※資本収益率)とは「金持ち儲かり率」のこと(※金持ち儲かり率は常に歴史的に国民全体の成長率よりも大きい)(中略)(※マルクスの)X(※会社の儲け、商品の価値)=C(※工場や設備と、労働者の経費)+N(※有能な労働者が生み出す剰余価値)も、その裏側にY=Mが隠れている(中略) C(※費用、コスト、経費)+I(※研究開発費への投資)の辺は、そのまま、=M(中略)C=C(Y)(中略)数学という学問のインチキ部門、闇の部分が統計学と確率論(中略)悪名高い金融工学(ファイナンシャル・エンジニアリング)というのは、確率部分方程式でできている(中略)上級ラテン語を話せない者は神について語ってはならない(※ローマン・カトリックの話)(中略)(※リバータリアンの源流フリードリッヒ・)ハイエクは経済学のインチキを見抜いた(中略)ポール・クルーグマン教授が、「私を含めて馬鹿でした」と大反省(中略)クルーグマンたち古典派は、発生した失業は、瞬間的に、費用もかからないで解決する(次の職がすぐに見つかる)、と考える(中略)ミルトン・フリードマン(※シカゴ大教授)が “マーシャルのk(※マネーサプライのM) を「歴史的に2%ぐらいだ」として定めたもの(中略)『法律学の正体』(中略)『裁判の秘密』(中略)『裁判のカラクリ』※引用者加筆.

「与える人」は多様性豊かなネットワークを構築できる。つまりバラエティに富んだ知人がいて、視野の広い、反逆者のアイデアを数多く得られる(中略)創業者のレイ・ダリオは言う。素晴らしい企業文化では、問題や意見の相違が水面下に潜ることなくうまく解決される

書き手の持論は、読み手の悩みとはまったく関係のないことが多いのです。読み手は、解決策を求めています。

目先が効く人間、要領のいい人間、立ちまわりがうまい人間は、どんどん逃げて行きます(中略)本当は逃げようと思っていたのに、逃げ遅れて、必然的に置き去りにされた時にチャンスがまわってきます。

人の信頼度は生まれ育った社会階級によって決まるのではなく、現在、周囲の人びとと比べたときの自分の位置によって決まることを意味する。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?