情報を降ろすとは、わかりやすい形でいうと、考えを紙に書き出すシンプルな行為です(中略)情報を降ろすことで、さまざまな細かい点を頭の中で覚えておく負担から解放されます。そのため知的なリソースを解放し、問題解決やアイデアを出すといった、もっと労力を要するタスクに使えるようになるのです。また脳の外へと情報を降ろすことで「分離による獲得」が生まれ、それまでは頭の中にしか存在しなかったイメージやアイデアを、自分の感性を使い、多くの場合は新たな気づきをもって精査できるようになります(中略)降ろすという行為は、文字である必要はありません。体を使うこともできる(中略)体を使って参加する学生だけが、体を動かしたことによる体の内側からの深い理解を得られる(中略)学ぶとは、新しい方法で動くこと(中略)人は体の動きによって、異なる考え方をするようになる