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80'sアメリカの田舎町を走るだけで面白い。「Stranger Things 3:ザ・ゲーム」
Netflixオリジナルヒットドラマである「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、アメリカのSFホラードラマシリーズで、1980年代の町で起こる超自然な出来事を描いている。主人公は友情を中心に、謎めいた異次元「アップサイドダウン」や超能力を持つ少女「イレブン」など、様々な要素が絡むストーリーが展開される。例によって私は、未見だ。
そのシーズン3の公式ゲーム『Stranger Things 3:ザ・ゲーム』は、キャラクターの彼それが一体何者なのか、いったい敵の正体は何なのか。まるで知識のない私でも、「とりあえずアメリカの田舎町の後ろめたいところを突っつけばよいんだね」と、プレイに没頭してしまうだけの魅力を有している。ブームから周回遅れでプレイしている、わたし。
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理由の一つは、適度な難易度にあるだろう。
謂わゆるゼルダ系の2DアクションRPGに該当する本作。ノーダメージでタートナックを斬り伏せたり、妖精の力を借りることなくダンジョンをクリアしたりすることが苦手な私ですら、適度に遊べるのが、良い。
パチンコ、スプレー、超能力ほか段数無制限の飛び道具が使えるし、回復アイテムも、必ずしも安くは無いが、何個でも買い貯めできるので、低難易度モードであれば、ごり押しが効くのだ。
おかげで、よく分からないストーリーを追いかけるのに役立つ。別にストーリーを追いかけずとも、80年代アメリカの田舎町を走るだけで面白いのだ、これが。
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にぎわうショッピングセンターに富裕層が住む贅沢な住宅地と、そこそこ発展し潤った田舎の風景は映画「E.T.」およびそのフォロワーたるゲーム「MOTHER」を思わせて、これで自転車に乗ることが完ぺきだったのだが…と惜しまれるくらい、街の隅々から住居内の細部まで、グラフィックがち密に作りこまれている。
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子どもたちすら、サラッと言ってみせるのも、また魅力の一つだ。
おっさんから青年、女の子からマセガキまで、「グーニーズ」よろしくバラエティに富んだパーティを選べるのも、また、良いところだ。
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さしずめ世界観はMOTHER、ゲームデザインはゼルダの伝説ふしぎの帽子と、誕生日に勝ってもらった金色のGBAを誇らしげに遊んでいた日々に帰って、私は夢中になれてしまうゲームであった。
それでも、その頃は、妹の所持してたクリアブルーのGBAで遊びたくてしょうがなかったな、と遊ぶたびに童心に帰ってます。
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