見出し画像

吉田松陰 諸君 狂いたまえ!

狂愚誠可愛 狂愚 誠に 愛すべし
才良誠可虞 才良* 誠に おそるべし
狂常鋭進取 狂は常に進取に鋭く
愚常疎避趨  愚は常に避趨(ひすう)に疎(うと)し
*才良:すぐれた頭のはたらき

『松陰詩稿』「西征残稿」

1853年浦賀に来航した米国ペリーの翌月、露国プチャーチンが長崎に来航して開国を迫ります。
この情報を掴み、密航を企てて長崎に向かう吉田松陰が、
その際に書いた漢詩の一部だそうです。

狂愚の行動


吉田松陰の行動は、当時想像することも難しい
非常識なこと
だったのではないかと思います。
なぜかというと
・密航は死刑
・世界一ポジションを全うすることを命以上にしていることからして、
幕藩体制の秩序を乱す行動は、ありえないイメージ
明確な序列の構造がある秩序を破壊してしまう行動なので、
それを越える何かが明確にないとできることではない。
親兄弟の関係性を破壊し、藩自体の存続も危うくしてしまう行動なので、
それを上回る何かを明確に掴んでいないと行動できるものではない。
と思います。

SAMURAIの特質


このように何重にも難しい理由があるにも関わらず、
松陰が行動を起こせたのは、
まず、松陰自身が自らの生命の生死に留まることはなく
必要なことに命を使っていくという姿勢態度であったこと、
また、このままでは日本自体が危機になり、
幕府も藩の秩序も崩壊してしまうことを明確に理解していたからだろう
と想像します。
つまり、脳を制御する精神が立ちリテラシーが明晰であったということです。
これはSAMURAIの特質といってよいでしょう。

狂愚のモデル日本文明


この「狂愚」のことを知ったのは、
インターネット番組「令和哲学カフェ」第5期SAMURAIシリーズにおいて、吉田松陰を担当することになったことからなのですが、
「狂愚」が登場した折、
令和哲学者ノジェス氏の解析にびっくり仰天してしまいました。
この「狂愚のモデルが、日本だ」ということを聞いたからでした。

核戦争ドミノを止めた日本文明


それは、こういうことです。
日本が1945.8.15に全てを手放し、
7年半に渡る占領状態となって以降
今までの77年間
アメリカの戦争犯罪を
まるで起こらなかったかのように
水に流し、

核爆弾による核戦争ドミノ連鎖を
ストップさせ
人類の滅亡を防ぎ、
救済している
。」
という解析です。

日本が、焼夷弾と核爆弾を受け
戦争終結を決意し、
全てを無くするだけでなく
人間的には
屈辱の数々に見える
事態にも耐え忍び

全部をひっくり返してしまい、
恨むどころか
鬼として戦った相手を大好きになるという
信じられない偉業をやり遂げるわけです。

この結果、
アメリカは、日本をイギリス以上のパートナーとして
信頼するようになるに至ります。

人類のカルマを止める日本文明

現実には、
アメリカは
核爆弾を使ってしまうという
最悪の戦争犯罪を
日本にやってしまった
ので、
最悪の歴史的汚点になってしまっています。
しかし、日本がそれを
「無かったことにする」
としているのです。
これによって、
日本は、アメリカの大恩人になりました。
日本は報復措置として、
アメリカに核爆弾を使うことも
テロ事件を起こし続けることも
できた
わけですが、
それを綺麗に止めたことにより
恨みによる報復の連鎖をストップしています。

これは、人類の宝物であり、歴史的大事件です。

人類が到達しえた最高の選択だと思います。

日本は、運命を受け入れたのです

これにより、

日本は、人類の精神的頂点に立ちました。


未来を創る解析をする

問題は、戦後日本人の
私たち日本に対するリテラシー解析です。

日本人としてのアイデンティティが立っておらず、
エネルギーが発揮されず
力が弱わーく、
主体性、自主性、能動性がなく
自らの考えもなく、主張できない状態
です。
炎が燃えてないのですね。
着火していない感じですね。
解析によって、未来が創られるため
リテラシー解析をどのようにするのか
ということが重要です。

最高の未来、最高の理想を創るには、
最高のリテラシー解析が必要
です。

日本が、

「最高の精神的頂点に立っている」


ことを理解できる解析が必要なのです。

日本人は、
誰もがリテラシー解析力を断トツ化させ
日本の真実を知り、
日本文明の誇りを取り戻さなければなりません。

そのリテラシー解析力の断トツ化に使える道具、
教育技術が、
認識技術nTechだと思います。


日本文明が運命を受け入れる姿を
先述したノジェス氏は、
「日本文明のアモール・ファティ※の涙」
として表現されています。
ブログがアップされていますので、こちらも合わせてどうぞ。

※アモール・ファティ(amor fati):
ドイツの哲学者ニーチェの思想の基本理念のひとつ。いかなる境遇であっても自らの生を深く愛し、自己の運命を積極的に肯定し、生き抜こうとする態度のことをいう。


4児の父。事業経営者。かつて、どんなに努力しても未来が見えず、家庭でも会社でも孤独に悩み、ついには癌の体に。そんな時に未来技術に出会い、全ての悩みの原因が思い込みの呪縛だと悟った時、殻が破れました。実は私だけでなく日本そのものが同じ姿です。日本を目覚めさせたくこの活動をしてます。