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経世済民(けいせいさいみん)

経済とは?

 2022年5月25日の令和哲学カフェ(https://reiwaphilosophy.com/)のテーマは経済でした。
ウィキペディアによれば、「經世濟民(けいせいさいみん、経世済民)は、中国の古典に登場する語で、「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」の意」とのことです。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E4%B8%96%E6%B8%88%E6%B0%91)
もともとは、経済には、世の中を救済するという意味だったのですね。

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資本主義の問題点

今の経済、資本主義の問題とは何でしょうか?
現象でみれば、格差が解消できずに、経済循環が滞る状態に至ることでしょう。
そうなれば、資本主義システムは崩壊してしまいます。
では、この止まらない格差をどうすれば解決できるのでしょうか?

資本主義を補完するために

”資本”というワードに対して、それを補完するために、
”慈悲”というワードがNoh先生より伝えられました。
自分の中で、衝撃が走りましたね。
私の予測は、”(人間の)尊厳”だったのですが、予測が外れました。
尊厳を思い浮かべたのはなぜかというと、
人間のものすごい可能性、唯一無二の宇宙コンピューターを使うイメージを補完すればいいと思ったからです。
そうではなくて、”慈悲”だったのです。
尊厳に至るために必要なことが慈悲だったのですね。
それにはまず、これまでの人類がどんな状態だったのか
正確に理解する必要があるわけです。
正確に理解したら、この世界が如何に悲惨で残酷で屈辱なのかがわかります。
そうしたら、絶望するしかないのですね。
今までの人類の歴史に対する涙が生まれます。
この涙の力が必要だったのです。
だからこそ、”慈悲”というワードを使われたのだなあと思いました。

正しく絶望する

正確に理解すれば、正確に絶望できます。
正確に絶望することで、正確に希望に反転することができるでしょう。
そこには、慈悲の涙の力が、変化のエネルギー源となることでしょう。
令和哲学カフェで、しばしば登場する「ビントリの絵」における瓶の中の鳥が、瓶の外に出て、瓶の外から瓶の中に入り、
資本主義を楽しむことができればよいわけです。

ビントリ:今までの私たちの状態

今まで、「何をしたらよいのか?」という問いを立てて、現実の結果物ばかりを追いかけてきたわけですが、
「何をしたらよいのか?」の前に
「どんな自分になるのか?」という問いが必要だったわけです。
「何をなすべきか?」は、
「どんな自分になるのか?」ということから、生み出されてくるもの』
だったのですね。
まずは、「私たちのあり方」を問わなければならなかったのです。
「I am ~ 」が欠落してしまっていたことに気づかされます。
あり方が定まれば、そこから自然に、何をなすべきか?が整っていくわけです。

私たちの理想のあり方を設定していきたいものです。
それは、いつも知らない心でいること、知りたい心でいること、All Zero化感覚、出会いたい意志そのもの、心の動きそのものではないでしょうか。

今回の令和哲学カフェは、アーカイブがこちらにありますからご興味ある方は是非ご覧ください。↓↓

令和哲学カフェは、月から金まで毎日21:00~22:30まで配信されているます。
多くの方が視聴されて、毎日、気づき・発見が積み重なっていけば、すごいことになっていくでしょう。
ぜひ皆様もご視聴いただければ幸いです。


4児の父。事業経営者。かつて、どんなに努力しても未来が見えず、家庭でも会社でも孤独に悩み、ついには癌の体に。そんな時に未来技術に出会い、全ての悩みの原因が思い込みの呪縛だと悟った時、殻が破れました。実は私だけでなく日本そのものが同じ姿です。日本を目覚めさせたくこの活動をしてます。