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いつもこの映画を思い出してきっと泣いてしまう

パロディみたいなタイトルをつけてしまった。

でも、映画「花束みたいな恋をした」を観てそう思ったのは本当だ。

それは数々の些細な日常を描いているからだ。
今から話す話は人によっては、ネタバレになってしまうかもしれない。
この映画は大きな事件は起きないので、何をとってもネタバレではないと言ってもいいし、観たい人にとっては何をとってもネタバレになってしまうような気がする。
2人の好きなもの、価値観、日常生活がたくさん散りばめられているからだ。

なぜだかイヤホンはよく絡まるし、RとLを見てクスっとしてしまうし、朝バターをパンに塗っているときは、これ落としたら、バターの面が下になって落ちるのかな?と思ってしまうし、家の近くに夜は押しボタン式になる信号があったなと思い出すし、映画はあまり見ない方でしていなかったけど、この映画の半券は本のしおりにしようと思った。

劇中歌として出てきたAwesome City Clubの「ダンシングファイター」は昨年たまたまSpotifyで見つけて、この曲いいなぁとInstagramのストーリーに載せていて、シンクロが起きたと思った。
今村夏子の「むらさきのスカートの女」は気になっていたのに、まだ読んでいなくて、しかも「ピクニック」の話が気になるし、穂村弘の本を1冊読んでおもしろかったのに、次の1冊に手を出せていない。
あと、多摩川を散歩したいな。

そんなふうに、観終わったあと、日常で何度もこの映画を思い出して、なぜだか泣いてしまいそうになるのだ。愛しいなぁと思うのだ。
ひとつひとつが日常に入り込んでくる映画。

タイトル通り「いつもこの映画を思い出してきっと泣いてしまう」映画だった。

とりあえず坂元裕二さんの作品はずっと好きだと思います。ドラマも楽しみです。

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