カレーパン

カレーパンが焦げた。
できるだけ焦げを削り落とそうとしたが、衣が全て取れてしまう。

食べるのを諦めるのはもったいなくて、もういいやとかぶりつく。
苦い。
食べきる。
苦い。

今も尚残る。

焦げないように、慎重に焼けばよかった。
そもそも食べなければ、買わなければ、君に会わなければ、こんな想いしなかったのに。

焦げたら元には戻らない。
カレーパンってもっと美味しかったはずなのになぁ。


#苦い記憶  #カレーパン #日常 

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