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あなたの「じぶんらしさ」って本当?

ドラマが好きで今回もたくさん観ている。
なぜか、今やっているドラマは記憶喪失のパターンが続出だ。

もし、記憶喪失になったら?
きっと、過去の出来事が全くなく、隣にいる人が誰かも分からなくて、
怖くて不安だろう。
でも、同時に今の自分を"足止め"しているのは、過去に経験した失敗や辛さが原因だったりする。
過去があって、今の自分があるからだ。

ドラマの中で周りから、「〇〇らしいね」って言われて、
「これが前の私らしい感じなんだ…」と、自分を知るシーンがある。
しかも、人によって言うことが違って、
「えっ私ってどれが本当?全然、言っていること違う。」となる。

周りから言われた"らしさ"は本当に私らしさなんだろうか?
そのひとりの人が知る私は、自分の一部でしかないし、その人が受け取って感じたものでしかない。
実は生きやすいように、自分を演じ分けているだけ。

記憶がないのだとしたら、意外とチャレンジできてしまうことって多いのかもしれない。
会社を辞めてみる、好きな人に告白してみる、遠い地へ行ってみる、真逆を選んでみる、新しい誰かと逢ってみる。でも、
「前のわたしだったらやらないだろう。」
「私らしくないから、やらない。」
そうやっていつも、私っぽい選択、変わらない選択をとってしまう。

変わることは怖い。
どうやって生活する?嫌われたらどうする?迷ったらどうする?
前もダメだったしなぁ。考えてしまう。
過去が増えていくと、荷物が増えて、身軽に動けなくなってしまうのを、感じる。

ドラマでは、記憶喪失という設定を使って、
新しいわたしに本当はなりたい
リセットして0から始めたい
そんな作り手の願いや今の流れを感じた。

そして、あなたも、わたしも、本当は、
全てリセットして身軽に生きてみたいと思う瞬間があるんじゃない?

あなたの「らしさ」ってなんですか?
今思っていることは、本当ですか?

もしよければ、聞かせてください☕



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