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【HIV】HIVについて

皆さんこんにちわ。

HIV治療を始めたころの話しをまとめていこうと思うのですが、
題材が覚せい剤のときには毎回必ず前置きとして、
🐜の覚せい剤についての考え方をお伝えしていますが、
HIVについても少し考え方を書いておこうと思います。

HIV感染症はご存知の通り、後天性免疫不全症候群(AIDS)を引き起こすHIVウイルスに感染した状態を指す状態であり、
🐜は現在のところ、AIDSを発症した状態ではなく、
HIV感染症患者ということになります。

一昔前は死の病と言われていた病気ですが、
ご存知のとおり、今やきちんと治療をすれば寿命を全うできる病気となりました。

とはいえ、やはり偏見の多い病気ですし、
それをオープンにすることは簡単ではありません。

🐜がHIV+であることは、
数人の信頼できる友人と、
これまでにお付き合いをしてきたパートナーだけにしか話しておらず、
基本的には周囲に隠して生きていますし、
それは今後もそうしていくつもりです。

以前のnoteにも書いてありますが、
HIVに感染して、落ち込んだり、悲観的になることはありませんでした。
リスクを承知の上で、愚かな行動をしていたのです。
自業自得、そのものだと感じでいます。

しかしなってしまったものは仕方がない。
それでも生きていかなくてはならないのです。

きちんと治療をして、健康な状態を保ち、
この先、関わっていくかもしれない相手に感染リスクを負わせないようにするのが、
🐜のもっともすべきこと、だと思っています。

🐜も人間です。
素敵な人を見かければ心惹かれることもありますし、
恋だってします。

しかし、🐜は完全なる事故物件です。
なかなかハードルの高い恋になるわけですが、
必ずお付き合いする前に、🐜がHIV+であることをお伝えすることにしています。

ゲイの世界ではセックスから始まる恋愛もたくさんありますが、
現在の🐜はセックスから始まる恋愛はありません。

相手からは古風に思われているのかも知れませんが、
時間をかけて、
相手の気持ちや、自分の気持ちを確かめ合いながら、
この人となら、という人だと思えたときに、
初めて自分がHIV+であることを伝えます。

もちろん相手はビックリします。
そして、その人なりに考えてくれます。
当然、受け入れられない方もいます。

お互いにしっかり考えて、
それでもいいよ、と思ってくれる方と、
これまでお付き合いしてきました。
今は残念ながらそういう相手はいませんが、
素敵な相手に出会ってこられたことは本当にありがたいことですし、
幸せなことだと思います。

って、恋愛の話になっちゃってる😂

HIVについてはいわずもがな。
早期発見、早期治療がとても大切です。
感染リスクがあった方も、そうでない方も、
どうぞ、定期的な検査をお忘れなく!

そして残念ながら、
検査で陽性であることが発覚してしまった方。
🐜は10数年、ほとんど誰にも言わず、
闘病生活を送ってきましたが、
世の中にはたくさんの仲間がいます。
決して1人だとは思わないでください。

誰かに話すことすら怖いと思っている方、
🐜もそうでした。
それでもこのnoteを始めるにあたって、
同時に作ったXで、同じ境遇の方たちと関わり合う機会を得られたことで、
ほんの少し、気持ちもラクになりましたし、
前向きにもなれるようになりました。

無理に誰かに話す必要なんてないと思うんです。

話したいな、と思ったら。
そのときは気軽にXにでもDMください。
🐜になにができるわけではありませんが、
ちょっとくらい、笑顔になってもらえるようなジョークくらいは繰り出せますよ😆

というわけで、今回はHIVについての考え方をまとめてみました。

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