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33歳で貯めた金融資産3000万円の内訳

 普通の社会人である僕が保有している約3000万円の金融資産の内訳と、
資産運用を始めてから、僕の資産がどのような推移をたどってきたかを、
紹介します。最後になんでここまで自分の資産が増えたかを考察したいと思います。


その前に、30代で金融資産3000万円ってどのレベル?

 まず、この資産3000万円がどのレベルなのかを確認してみます。
参考にしたのは、以下のサイト(三井住友カード)

https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/tips/thirty-asset-formation.jsp

 このサイトによると、30代で金融資産3000万以上の割合は3.2%とのこと。
この中には起業している人や会社員以外で儲けている人もいるので、30代のサラリーマンで限定すると、割合はもう少し下がりそう。

 また、このデータでは中央値が350万円に対して、平均値が710万円なので正規分布ではなく、2極化していることがわかります。


下記からは、僕の金融資産の内訳を見ていきます。

金融資産約3000万円の内訳(2024年5月現在)

金融資産3000万円内訳

資産総額:31,244,059円
ーーーー内訳ーーーーーー
投資信託  :16,806,141円
個別株   :12,373,494円
現金    :1,683,212円
年金(ideco):331,954円

 改めて見てみると、資産の約95%くらいが株式投資なのはかなり偏ってね・・・
 しかも、その株式投資先はほとんどがアメリカの企業なので、投資の教科書を書くような人が見たら怒られそうですw
 そして、この現金170万円程度にも積立投資信託を買う用の資金も含まれていますから、実際に自分が自由に使える現金の割合は3%(約100万円)くらいです。

今からは、この各項目の内訳をさらに分解していきます。

投資信託の内訳(約1700万円)

投資信託の内訳(約1700万円)

  マネーフォワードのUIでは、同じ銘柄の投資信託でも旧NISA、新NISA、特定口座と買っている”箱”が違うと別々に表示されます。
 少し見にくいですが、銘柄的に購入しているのは次の2つだけです。
(マネックス証券分は額が低いので割愛)

  • 三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

  • 三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

また、年金の内訳はidecoで購入している投資信託なので、
上の画像に一緒にのっけておきます。

個別株の内訳(訳1200万円)

個別株内訳(訳1200万)

 実は、元々は投資信託はあまり買っておらず、個別株をコツコツ買うところから僕の投資はスタートしています。
 ただ、今では個別株を買い増すことはせずに、投資信託のみを新NISA枠で購入するような手法に変化しています。
 それでも各個別株での配当金があるので、年間約20万円程度は不労所得で現金が手に入ります、これが結構嬉しかったりもしてる・・・

 下の損益を見て分かるように、個別株の戦績は割と負けてます!
もちろん、ここにあるのは単純な株価の損益ですので、配当金を考えると
そこまでマイナスになっていないのはあります。
 後はAT &TやMMMなんかは途中でスピンオフ(自社内の事業を分離)したので、その分のマイナス額が大きいです。
 僕の個別株はほとんどがエクソンモービルとアップルの利益でトータルがマイナスになっていない印象です、この2つを買っていなかったら確実に赤ですね・・・笑

現金の内訳(約170万円)

現金(訳170万円)の内訳

 現金の内訳ってなんやねん!って思う人もいると思うのですが、銀行口座が複数存在してしまっているので表示状は分散しています。
 メインの銀行口座をSBI ネット銀行として、それ以外はサブで運用しています。
本当は全てを1つの口座(SBIネット銀行)に集めたいのですが、会社の都合でどうしても2個以上は必要になってきます。
 またクレジットカードも一部はネット銀行からの引き落としができなかったので、複数の口座を使い分ける羽目になっています。。。

金融資産の推移

資産推移

 僕が投資を始めたのは2018年頃でした。(画像では2019年頃からになってますが)
 初めは200〜300万円程度の予算で、投資信託(積立NISA枠)や個別株を買っていましたが、投資を始めて2年後くらいにコロナショックが発生しました。
その時の僕は「今が買い時や!」ってなり、投資信託や個別株を買い増す様な行動をとりました。
 "一時的に経済が落ち込んでも、アメリカ経済はそのうち回復するだろう"
という感覚で投資の金額をゆるめず続けました、なんなら投入金額を増やした時もありました。
 その後は無事に経済は回復していき株価も回復、そして円安がいい方向に働きその流れにうまいこと乗っていき、今は3000万円程度になっています。

各年度毎の推移


2019年7月:600万
2020年1月:700万(前年比+100万)
2021年1月:1000万(前年比+300万)
2022年1月:1500万(前年比+500万)
2023年1月:1800万(前年比+300万)
2024年1月:2700万(前年比+1100万)
2024年5月:3000万

なぜここまで資産が増えたのか?(考察)

円安の影響(全世界的な流れ)

ドル円の推移

 大きく資産が増えた要因の一つは”円安”と思っています。
下に各時期の為替を載せていますが、2020年に比べて約1.5倍になっています。
 個別株も投資信託も日本円→アメリカドルにするような事をしているので、
為替含め全体で見れば、"安く買った物が数年後に値上がりした"、ということになります。
 逆に言えば、これから円の価値が下がると僕の資産も減っていくということです・・・笑
 それじゃ結局運やん、ってなりますが僕の大きな投資の考えとしては、
”日本よりアメリカの経済が成長する”
があるので、今現時点では自分の信じた道が合っているということですね。

2020年1月:109.77円/ドル
2020年1月:109.47円/ドル
2021年1月:103.24円/ドル
2022年1月:115.59円/ドル
2023年1月:130.82円/ドル
2024年1月:144.64円/ドル
2024年5月:155.31円/ドル

投資をし続けたこと(僕自身の要因)

 僕自身が能動的に行ったことによる要因は、
”投資をし続けた”
ということだと思います。

 投資を始めてコロナが流行り出した時期は、個別株と投資信託合計の評価額が、毎日30万円程度下り、いつ明けるかもわからない状態で戦っている、
そんな不安定な状態でしたが、僕は投資の金額を下げるわけでもなく、むしろ今まで以上にアメリカ経済にベットするような投資を行いました。

 その結果、世界経済の回復・増進の流れに乗れた事が今の状況につながっていると思います。

まとめ

 僕の資産の95%程度はアメリカ企業への株式投資です。
 コロナ禍があり経済が落ち込むような時もありましたが、投資の勢いを緩める事なく続け、円安という日本にとってはネガティブにも捉える事ができる状況が、結果的には資産3000万円を到達するのに至りました。

これからも、僕の経験・やってきた事を皆さんに共有していきます。






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