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RVC(updated1006v2)の環境を構築してみる


はじめに

こんばんは、「です。

FOT-POP HAPPINESSみたいな名前のフォントだった気がする。

この記事ではRVC WebUI updated1006v2(以下RVC)の環境を構築するまでの過程を書いていきたいと思います。あくまで個人用のメモとしてですので、参考になるかは不明ですが一応公開してみます。

動作環境

OS : Windows 11 Home 64bit (Build 22621)
Python : 3.10.7
グラフィック : Intel® HD Graphics 4000 (化石)

ダウンロード・インストール

RVC

RVCの本体を上記URLからダウンロードします。ページ下部のAssetからソースコードをダウンロードするだけです。私はzipファイル形式でダウンロードしましたが、ほかのファイル形式の物でも内容物は同じだと思います。

ダウンロードしたファイルを解凍したら、Cドライブ直下にフォルダを配置します。直下ではなくてもいいのかもしれませんが、どうなんでしょう。

Python

Pythonはバージョン3.10.xを用いる。3.7.x以降且つ3.11.0未満なら、どのバージョンを用いても構わない。
ダウンロードリンクはこちら。64bit版のものしか貼らないので、32bitの環境の場合は自分で探してください。

https://www.python.org/ftp/python/3.10.7/python-3.10.7-amd64.exe

インストーラーのダウンロードが完了したら、起動し、Add Python 3.10 to path にチェックを入れてからインストールします。

ごまを炒る。ごまをあたる。

Microsoft C++ Build Tools

こちらからダウンロードできます。

インストーラーを起動したら、変更(M)をクリック。

スクリーンショットは変更・更新後の物のため、初回起動時と異なる可能性があります。

C++によるデスクトップ開発にチェックを入れ、右下のダウンロードしながらインストールするをクリックします。

スクリーンショットは変更・更新後の物のため、初回起動時と異なる可能性があります2。

結構時間がかかるので、タピオカミルクティーでも作りながら待機しましょう。
少し前に、業務用スーパーで冷凍のタピオカを購入したのですが、これがかなり美味い。私は以前まで、スーパーなどで売られているカップドリンクタイプのタピオカミルクティーしか飲んだことがなかったのですが、これはまるで別物。弾力が違います。もうね、モチモチなの。最高。茹でる時間を考えても、仕上がりには雲泥の差があるので皆さんにもぜひ試してみてもらいたいです。
インストールが完了したら、一度再起動することをおすすめします。

実行準備

Pythonライブラリ

RVCの起動に必要なライブラリを、pipコマンドを使用してインストールしていきます。

まずはコマンドプロンプトを起動。
cdコマンドでRVCのフォルダに移動します。

cd [ここにpathを入力]
pip install torch torchvision torchaudio
pip install -r requirements.txt

と入力して、ライブラリを一気にインストールします。ちなみに、Nvidea製GPUを使用している場合は、以下のコマンドを実行することで、Nvideaチップ搭載機向けの端末がインストールされます。

pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu117
pip install -r requirements.txt

batの編集

go-web.bat (もしくは go-web-dml.bat)を編集します。多分、編集せずに実行すると「指定されたパスが見つかりません。」と表示されて何も起きないはずです。
ということで、メモ帳などでファイルを開き、"runtime\python.exe"の部分を、先ほどインストールしたPythonのパスと置き換えます。

二か所あるよ!気を付けようね。

こちらは一例です。私はPythonをCドライブ直下にインストールしたため、"C:\Python310\python.exe"となっています。

コピペって便利だねー。

Pythonのインストール先を確認したい場合は、"py -0p"と入力し実行することで、以下画像のように確認することができます。また、ここからパスをコピー&ペーストすることも可能です。

本名がバレちゃう///。

おしり

ということで、環境の構築は以上です。モデルの使用方法なども書こうと思っていたのですが、それは環境構築とは関係ないと判断したためまた別の記事にでもしようかな~。
とりあえず、タピオカ茹でてる火を付けたままにして、今記事を書いているので、すぐ消してきます。

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