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リモートワークと兵站・練度について

オンラインやクラウド上で仕事をする上で、ネットワークインフラと、クラウド及びセキュリティ環境の整備は避けて通れない部分であり、皆様結構苦心されていると思っている。

特に、セキュリティの蓋の塩梅は、なかなか難しいよなと、自身は専門外なので、感覚的にしかわからないけど、思っている。

肌感覚としては、自部門だけがアクセスできる関所を、クラウド環境内(建屋)にのみ置く場合、そこに繋がるネットワーク(道)における安全は保てないわけで、通常の場合、自分たちが通れる道を確保した上で、建屋へのアクセスを確保するわけですが、その道の幅をどう考えるのかは、完全に兵站(ロジスティクス)のそれと同じで。

このあたりの道の作り具合とかは興味があったので調べてみました。グループ会社なので、どこまで水平展開できているかはわかりませんが。

SSL-VPN は全社員が長期にわたって同時に使用する想定ではないため、在宅勤務体制へ全社員が移行した直後は、社内に存在する共有のファイルサーバーへのアクセスなどが、利用者によっては帯域が小さくなり、業務に支障が出るという状況が発生しました。この問題については、コーポレートエンジニアリンググループ(以下、CEG)を中心に改善策を適宜講じています。(GMO ペパボのリモートワーク状況 2020
GMOペパボ社も、訓練で実施するまでは分からなかったこともありました。例えば、
・全員が自宅から一斉に SSL-VPN 経由でアクセスをしたら重たくて作業どころではなかった
・訓練実施前に SSL-VPN 経由でのアクセス手順は案内されていたが、当日になると(案内を見ていなくて)「接続できない!」という問い合わせが続発した
・自宅のソファーなどでの作業で身体を痛めた(オフィスチェアのありがたみを知った)
などなど。
回を重ねるごとに社内の情報システムチームにフィードバックが寄せられ、発生した問題点は翌年には解消する、という努力が日々行われていたのではないかと思います。(こういう話を情シスチームの方々と実際に話した事があるわけではないので、あくまでも予測。)(在宅勤務(リモートワーク)4週間目に突入したデザイナーのリアルな作業環境

個人が思うポイントは、

・SSL-VPNで実施していたこと
・最初は重かった(gatewayのトラフィックで根づまり?)
・後日解消(構成強化を図った)
・けどこの構成は何万とかの場合できるのかな?
 (教えて偉い人苦笑)

あたりでしょうか。好感持てたのは毎年訓練と称して、実地検証を繰り返していたことですかね。あと、そのフィードバックもあったように見受けられます。あと案外既存のありきたりの構成で乗り切っているんだなということ。

もう一つデータトラフィックの兵站もさることながら、練度の向上というのは、なんか面白いよなと。でも、訓練の賜物だという声が、こうして現場から出てくるのはいいですよね。

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